自分を諦めない 2月11日(火)
本日の講師は、東京都新宿区倫理法人会 副事務長の加藤 万季 氏です。東京都新宿区倫理法人会 副事務長
NPO法人 日本ヒップホップ協会 理事
土日に、20年ぶりとなる大量の雪が降り、道路脇に残雪が残る由比ヶ浜公会堂には、5時半ごろから役員が集まり、MSの準備開始です。
6時丁度に、寒さを吹き飛ばす威勢の良い声で役員朝礼が始まりました。
MS開始は6時半です。今日の栞の箇所は第六条「子女名優」です。
以下は石渡会長のスピーチです。
「仕事をスムーズにこなすために最も大切なことは、人柄だと思います。日本では、地位や年齢、論理的な理屈などが幅を利かすことが多いけれど、人が気持ちよく仕事をするには、楽しく喜んで仕事をする環境を皆で作ることです。鎌倫の長所は、「楽しく・喜んで」ですので、皆さんも徹底してこの長所を伸ばしましょう。」
次に、平松広報委員長の3分間スピーチです。
「私は、幼いときから積極的に発言しない、引っ込み思案の頼りない子どもでした。先生から難しい問題が与えられ、それを短時間に解けているのに、殆どの生徒が手を挙げるのを待って手を挙げるような情けない子どもでした。
私の三人の娘もそうですし、孫の授業参観に行っても、先生の質問にいち早く手を挙げるのは、元気のいいよその子です。こんなはずではないと、とてもじれったく腹が立ちます。
でも、老年になって、次のように感じるようになりました。友人にとって、引っ込み思案な性格の子は、自己主張が強すぎず、謙虚で、出し抜くことの無い、安心して付き合える存在、と思って貰えます。また、配下や上司からも好かれる存在にもなります。考えようによっては、引っ込み思案もメリットになり得ると考えています。」
【加藤 氏の講話】
【加藤 氏のプロフィール追加】
小学生時代:長野市の教育方針“人を育てる”のもと、自主性を養う体験型学習により、大きな影響を受ける。
高校時代:貧血や神経性胃炎などに苦しむ。
専門学校時代:コンピュータグラフィックスを学んだが、脳下垂体系の発育不全などの難病に次々と襲われる。
20代前半:小劇団で演劇をしながらCADオペレータとして勤務。その後、振付家 香瑠鼓(かおるこ)さんプロデュースのバリアフリーイベントを手伝う
30代:マネージャとして芸能界に触れる。 バリアフリーワークショップに参加、ネイチャーバイブレーションメソッドを体験
現在:企画制作会社 ブリックスに勤務。2009年、HIPHOPダンスの世界大会を手がける部署をNPO法人化
加藤 氏は、上記のプロフィールのとおり、持って生まれた難病と闘いながら、色々な仕事を経験されました。その中で、倫理との衝撃的な出会い、そして純粋な子供たちとの触れ合いを通じて得られた感動について、以下のように力強く講話されました。
「2012年に、『丸山敏雄伝』を読み、衝撃を受けました。これが、倫理との最初の出会いでした。更に『万人幸福の栞』にも感服しました。」
「特に、HIPHOPダンスを通じて、子供たちと触れ合い、壮絶な病魔や東日本の震災と闘いながらも、それらを乗り越えて世界大会に出場し、好成績を挙げた子どもたちに感動しました。」
「数人の仲間が音楽と踊りを合わせるとき、仲間との絆を確かめ合うことのできる悦びが染みとおってきます。この喜びを味わった子供たちは、世界大会に出場し、表彰台に乗るという共通の目的のためには、決して諦めない純粋さを発揮します。この決して諦めない心を、私は子供たちから学び取ることができました。」
「仲間の一人の少女は、難病で意識が無くなり、もう助からないと思われていましたが、昨年の日本大会で仲間が優勝し、そのことをお母さんが耳元でささやいたところ、奇跡的に意識を取り戻すという劇的な不思議がありました。」「また、その後少女は復活し、世界大会にも参加できるほどに回復したのです。」
「諦めずに再起できた原動力は、音楽に合わせて仲間と同じ気持ちで踊るダンスの力・少女の生きる力・それらを支える倫理の力だったと思います。」と、結ばれました。
【本日の朝食】
いつものように、「オリーブの木」に向かいました。贅沢で栄養バランスの良い朝食が、たったの1コインで味わえることが鎌倫のもう一つの魅力です。
今日は、空はどんよりと曇り、いつになく寒い一日になりそうですが、この後鎌倉の七福神巡りを企画しています。
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