第576回モーニングセミナー
明るく爽やかな朝を迎えました、久し振りに穏やかな天候となり、木々の緑が私達を優しく包み込んでくれる鎌倉です。本日は、新宿区倫理法人会から加藤
万季 副会長をお迎えし、加藤氏の生い立ち、倫理への入会の動機、倫理指導を受けて、倫理の本質を知るようになられた経緯などを、お話して頂きます。出席者も19社21名と、当会としては、盛況なMSとなりました。
最初に、松谷会長の挨拶です。
「加藤副会長には、以前鎌倉で講話して頂きました。本日の講話は、とても楽しみにし、期待しています。今日は、4月に誕生日を迎える会員(加藤愼吾副事務長、高橋浩司会員)を、皆さんでお祝いします。」として、花束贈呈が実施されました。
加藤愼吾副事務長
一 高橋浩司会員
「最近、屋上にプレハブ小屋(勉強部屋)を社員2人と一緒に建てました。根田(ねた)部分に釘で打ち付けるのですが、思いの外難しく、途中で釘が曲がってしまいます。それで、釘に『ありがとう』と言いながら打ち付けると、不思議に真っ直ぐに釘が打てるようになりました。物に対する感謝の気持ちを持てば、それに応えてくれるのだと感じました。」
次は、白木副会長の会員スピーチです。
「先日、以前、福岡県警の本部長をされていた先輩の金婚式に出席しました。彼の挨拶の中で、『警察官という激務に、病弱の家内が支えてくれたことを感謝する』という内容が明かされました。家族の愛和の重要なことが至る所で存在することを痛感しました。」
「また、出席者の中には、倫理法人会に入っている仲間が意外に多く、直ぐに仲良くなることができ、白木塾への参加や、先方の倫理法人会での講話の依頼などもありました。倫友とは、いい仲間だと感じた次第です。」
次は、東京都新宿区倫理法人会 副会長の加藤 万季 氏の講話です。テーマは、『自分を生きる!~ただ今軌道修正中』です。
・1967年2月千葉県市原市で生まれる
・その後、長野市、立川、新小岩を転々として日本橋女学館高校を卒業
・1986年 コンピュータグラフィック専門学校に入学
・その後、癲癇発作、脳下垂体発育不全、胸椎の造血機能低下、摂食障害などが発生し、医 - 師から社会に出て行けないと宣告される
・~1990年 小劇団で演劇をしながらCADオペレータとして勤務。電磁波により脳脊椎神経を - 壊し、失語症、手足の機能不良などが深刻化。医師から供与された薬剤の服用- - を中止し、統合医療、代替療法に転じ症状が改善
・その後、振付家 香瑠鼓さん制作のバリアーフリーイベントの手伝いを開始し、マネー
- ジャとして芸能界に触れる
・2006年 企画制作会社ブリックスに勤務。バリアーフリーワークショップに参加し、ネイ
- チャーバイブレーションメソッドを体験
・2009年 NPO法人Japan Hip-Hop Dance Associationを立ち上げ事務局長に就任
・2013年 東京都新宿区倫理法人会に入会
・2016年 上記法人を独立させ、理事長に就任。心と体を育てるダンスコンテスト、台日ダ - ンス交流会をスタート。
- IPS(株)コスメティック代理店となり、メーカ直営販売店を目指す
・2017年 NPO法人TSK(都市市民活性化協議会)内の日本ヒップホップダンス協会事業部へ・
「倫理に入って4年間で、学んだことは、以下の三つです。
l
実験:試してみることl 実践:諦めずに続けること。方向転換しても、必ず一歩ずつ前進すること
l 実現:奇跡が起きると信じる(宇宙観から来る)
気付いていない自分を引き出すことが重要だと思います。例えば、水を入れた入れ物が違えば、別物に見えるように、自分に適する何かを選定し、それを真剣に追求すれば、自分を活かせる可能性があります。丸山敏雄伝を是非読んでみてください。
私が倫理に入会したのは、新宿の新倉さんに勧められたからです。新倉さんは、『どこの倫理法人会でもいいよ。あなたが入りたいところに入会したらいい。』と言われました。『自分の人生は自分で決める』という新倉さんの考え方に共感し、私は新宿区倫理法人会を選びました。新倉さんからは、もっと学びたいと思います。」
「プロフィールにも記載していますが、10歳代後半~20歳代前半にかけて難病と薬害から、将来の希望を持てないとても苦しい生活を経験しました。これを救ってくれたのは、薬を使わない自己免疫力の増強(統合医療と代替療法)でした。そのため、ダンスを始め、体質改善のための色々な手法を実行しました。大きな効果があったのは、香瑠鼓さんのバリアーフリーワークショップでした。体を使い、楽しく遊んでいるようで、確実に瞬時に相手の動きを認識し、相手に合わせて返すという手法です。鎌倫の蔵多さんの療法(マノマッジオ:薬を止めて、心と体の健康を維持するための施術)は素晴らしいと思います。」
「既にネイチャーバイブレーションメソッドを会得し、勧めてきた開発者や講師陣が造りだす『有るがままを受け入れる場』の空気は、参加者を安心させリラックスさせる効果を産みます。そして、その空気は、社会にじわじわと伝わり、一人一人の個性を受け入れる社会に繋がっていくと確信しています。」
「私の両親は、離婚もせず、子供(私)のあるがままを受け入れてくれました。子供の自立を望みつつ私を育ててくれた両親の愛には大変感謝しています。そして、子供が生きて行く上で最も大切なことを教えてくれたと思っています。世の中の子供達は、親の期待に沿うことを優先して、自分たちの進むべき道を自分の意に沿わない方向に決めている例も多く、そのために心と体が病んでいく例も多いかと思います。そうではなく、親は、子供達が自分の個性に従って、希望を持って生きて行くことを望んで欲しいと思います。」
「弱者・障害者・反社会的な行動をしてきた者などが、立派な経営者・人格者になっている例があります。特に倫理の教えを丁寧に実践し、心身ともに変革された人も多いのです。」
今回の講話は、特に私達の心を打つ内容が多かったように思います。この内容を読んで頂き、一人でも多くの倫友が与えられることを祈ります。
その後、集合写真を撮り、同じ会場で皆川副会長の心尽くしの美味しい朝食を頂きました。感謝です。
朝食時の有益な懇談があり、講師と新倉さんとが浜辺までの往復を人力車で散策されました。 参加者:19社・21名 (平松 健男 記)