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2017年4月25日火曜日

自分を生きる!~ただ今軌道修正中~東京都新宿区倫理法人会 副会長 加藤 万季 氏

2017425

576回モーニングセミナー

明るく爽やかな朝を迎えました、久し振りに穏やかな天候となり、木々の緑が私達を優しく包み込んでくれる鎌倉です。本日は、新宿区倫理法人会から加藤 万季 副会長をお迎えし、加藤氏の生い立ち、倫理への入会の動機、倫理指導を受けて、倫理の本質を知るようになられた経緯などを、お話して頂きます。出席者も1921名と、当会としては、盛況なMSとなりました。

最初に、松谷会長の挨拶です。
「加藤副会長には、以前鎌倉で講話して頂きました。本日の講話は、とても楽しみにし、期待しています。
今日は、4月に誕生日を迎える会員(加藤愼吾副事務長、高橋浩司会員)を、皆さんでお祝いします。」として、花束贈呈が実施されました。
















加藤愼吾副事務長














                                                      一                    高橋浩司会員

「最近、屋上にプレハブ小屋(勉強部屋)を社員2人と一緒に建てました。根田(ねた)部分に釘で打ち付けるのですが、思いの外難しく、途中で釘が曲がってしまいます。それで、釘に『ありがとう』と言いながら打ち付けると、不思議に真っ直ぐに釘が打てるようになりました。物に対する感謝の気持ちを持てば、それに応えてくれるのだと感じました。」

次は、白木副会長の会員スピーチです。
「先日、以前、福岡県警の本部長をされていた先輩の金婚式に出席しました。彼の挨拶の中で、『警察官という激務に、病弱の家内が支えてくれたことを感謝する』という内容が明かされました。家族の愛和の重要なことが至る所で存在することを痛感しました。」

「また、出席者の中には、倫理法人会に入っている仲間が意外に多く、直ぐに仲良くなることができ、白木塾への参加や、先方の倫理法人会での講話の依頼などもありました。倫友とは、いい仲間だと感じた次第です。」

次は、東京都新宿区倫理法人会 副会長の加藤 万季 氏の講話です。テーマは、『自分を生きる!~ただ今軌道修正中』です。

 
加藤万季 氏のプロフィール】
・19672月千葉県市原市で生まれる
・その後、長野市、立川、新小岩を転々として日本橋女学館高校を卒業
・1986年 コンピュータグラフィック専門学校に入学
・その後、癲癇発作、脳下垂体発育不全、胸椎の造血機能低下、摂食障害などが発生し、医    -    師から社会に出て行けないと宣告される
・~1990年 小劇団で演劇をしながらCADオペレータとして勤務。電磁波により脳脊椎神経を -     壊し、失語症、手足の機能不良などが深刻化。医師から供与された薬剤の服用- -     を中止し、統合医療、代替療法に転じ症状が改善
・その後、振付家 香瑠鼓さん制作のバリアーフリーイベントの手伝いを開始し、マネー
-    ジャとして芸能界に触れる
・2006年 企画制作会社ブリックスに勤務。バリアーフリーワークショップに参加し、ネイ
-    チャーバイブレーションメソッドを体験
・2009NPO法人Japan Hip-Hop Dance Associationを立ち上げ事務局長に就任
・2013年 東京都新宿区倫理法人会に入会
・2016年 上記法人を独立させ、理事長に就任。心と体を育てるダンスコンテスト、台日ダ  -    ンス交流会をスタート。
-       IPS()コスメティック代理店となり、メーカ直営販売店を目指す
・2017 NPO法人TSK(都市市民活性化協議会)内の日本ヒップホップダンス協会事業部へ・

「倫理に入って4年間で、学んだことは、以下の三つです。
l  実験:試してみること
l  実践:諦めずに続けること。方向転換しても、必ず一歩ずつ前進すること
l  実現:奇跡が起きると信じる(宇宙観から来る)

気付いていない自分を引き出すことが重要だと思います。例えば、水を入れた入れ物が違えば、別物に見えるように、自分に適する何かを選定し、それを真剣に追求すれば、自分を活かせる可能性があります。丸山敏雄伝を是非読んでみてください。

私が倫理に入会したのは、新宿の新倉さんに勧められたからです。新倉さんは、『どこの倫理法人会でもいいよ。あなたが入りたいところに入会したらいい。』と言われました。『自分の人生は自分で決める』という新倉さんの考え方に共感し、私は新宿区倫理法人会を選びました。新倉さんからは、もっと学びたいと思います。」

「プロフィールにも記載していますが、10歳代後半~20歳代前半にかけて難病と薬害から、将来の希望を持てないとても苦しい生活を経験しました。これを救ってくれたのは、薬を使わない自己免疫力の増強(統合医療と代替療法)でした。そのため、ダンスを始め、体質改善のための色々な手法を実行しました。大きな効果があったのは、香瑠鼓さんのバリアーフリーワークショップでした。体を使い、楽しく遊んでいるようで、確実に瞬時に相手の動きを認識し、相手に合わせて返すという手法です。鎌倫の蔵多さんの療法(マノマッジオ:薬を止めて、心と体の健康を維持するための施術)は素晴らしいと思います。」

「既にネイチャーバイブレーションメソッドを会得し、勧めてきた開発者や講師陣が造りだす『有るがままを受け入れる場』の空気は、参加者を安心させリラックスさせる効果を産みます。そして、その空気は、社会にじわじわと伝わり、一人一人の個性を受け入れる社会に繋がっていくと確信しています。」

「私の両親は、離婚もせず、子供(私)のあるがままを受け入れてくれました。子供の自立を望みつつ私を育ててくれた両親の愛には大変感謝しています。そして、子供が生きて行く上で最も大切なことを教えてくれたと思っています。世の中の子供達は、親の期待に沿うことを優先して、自分たちの進むべき道を自分の意に沿わない方向に決めている例も多く、そのために心と体が病んでいく例も多いかと思います。そうではなく、親は、子供達が自分の個性に従って、希望を持って生きて行くことを望んで欲しいと思います。」

「弱者・障害者・反社会的な行動をしてきた者などが、立派な経営者・人格者になっている例があります。特に倫理の教えを丁寧に実践し、心身ともに変革された人も多いのです。」

今回の講話は、特に私達の心を打つ内容が多かったように思います。この内容を読んで頂き、一人でも多くの倫友が与えられることを祈ります。

その後、集合写真を撮り、同じ会場で皆川副会長の心尽くしの美味しい朝食を頂きました。感謝です。


朝食時の有益な懇談があり、講師と新倉さんとが浜辺までの往復を人力車で散策されました。
 参加者:19社・21名          (平松 健男 記)

2017年4月19日水曜日

~夫婦愛和~倫理研究所 法人スーパーバイザー 川内 美喜男 氏

2017418
575回モーニングセミナー

早朝の鎌倉は、豪雨と強風とで傘がさせないような荒々しい天侯でした。出席者も1317名と、少々寂しいMSとなりました。この天候によって、東京近辺の昼間の最高気温は25℃を超えるなど、各地で記録を更新したようです。この異常天候で、満開の桜の殆どは一挙に葉桜になってしまいました。北海道では、雪と強風という考えられない天候です。日本列島は気候のデパートと化しています。

最初に松谷会長の挨拶です。


「本日の講話には、川内ス-パーアドバイザーをお迎えしました。数年前、川内氏の講話を伺い、倫理法人会への入会を決心したことをよく覚えています。日曜の早朝に、オリーブの木(MS後の朝食会場)の2階部分から出火し、オリーブの木が使用できなくなりました。毎週の美味しい手造りの朝食を1コインで提供してくださる槌屋さんに、皆さんからも励ましの言葉を掛けて頂きたいと思います。

鎌倫の会員会者数が40社に減少してしまいました。今期末には70社を目標としたのですが、今後もイブニングセミナーや東日本震災のチャリティコンサート、地引網などのイベントへのお誘いに、広報誌4月号を持参して会社訪問するなど、皆さん会員増に協力してください。」

次は、田谷 智広 専任幹事の会員スピーチです。


「月刊誌『致知』に『相田みつをさんという書家』について書かれた文章を読みました。相田さんは、神戸の大地震に遭われ、的確な対処法を直ちに実行に移し、ご家族の難を逃れることができたとのこと。緊急時に優先順位を瞬時に判断し、実行することが大切なことが重要です。槌屋さんがオリーブの木の火災に対し、過去をくよくよされず、未来に向かって立ち向かって行かれることを切に祈っています。」

次は、倫理研究所 法人アドバイザー 川内 美喜男 氏の講話です。テーマは、“夫婦愛和です。


川内 美喜男 氏のプロフィール】
1957年熊本県球磨郡山江村生まれ
1976年 工業高校を卒業後、平塚市の車関連会社に就職
1980年 寝具・ハウスクリーニングを開業
1989 ()ティー・シー・エスを設立、訪問入浴サービスを開始
1997年 株式会社に組織変更
現在 訪問入浴・デイサービス・老人ホーム・福祉用具リース販売・寝具乾燥・ハウスクリーニングに拡大
2002年 平塚市倫理法人会に入会
2013 神奈川県倫理法人会 会長
2016 倫理研究所 法人アドバイザー
前妻の子供3人、後妻:ご本人より15歳年下)の子供1人の6人家族

「私の現在の妻は、子宮筋腫という難しい病の中で、子供を産むことを決意しました。家で一人のときに、出血多量のため、倒れて意識もうろうとしながら私に携帯で連絡してくれ、運よく専門医のいる病院に救急車で駆け込み、一命をとりとめました。その後、運よく妊娠し、産むことを決意しました。そして、いよいよ産む際には帝王切開となり、そのとき、家内は生死を彷徨うことになりました。丁度その時、私はセミナー講師を担当するときと重なり、困り果てていましたが、ある方に窮状を訴えたところ、私が代役を務めようと言って下さり、家内のそばを離れることなく、高名な医師に子宮全摘手術を受けることができ、九死に一生を得ました。

「このように、数多くの奇跡によって、今の幸せがあると思っています。ただ、奇跡を信じるのはいいけれど、奇跡を頼ってはいけないとも思います。」

「挨拶は大切です。挨拶の挨は、『たたく』という意味、拶とは、『ノックして開く』という意味です。つまり、挨拶とは、こちらから心を開いてお伺いを立てるということです。そうすれば、相手も心を開いてくれることでしょう。」

「熊本では、男尊女卑の風習が激しく、ご飯を食べたり、お風呂に入るのも男が先と決まっています。しかし、実際には女性の方が賢いことは明白です。友人の前では夫を褒め、外では夫を持ち上げます。」

「世直しと言う言葉があります。これを『余直し』と理解し、世の中を良くするには、余(=自分)を直さなければいけないという意味に捉えています。」


その後、集合写真を撮り、同じ会場で皆川副会長の心尽くしの朝食を頂きました。


参加者:13社・17名             (平松 健男 記)

2017年4月12日水曜日

~明朗は万善のもと~倫理研究所 法人局教育業務部 次席 清水 篤 氏

2017411
574回モーニングセミナー

今日は朝から氷雨が降り、気温は冬に逆戻り。殆ど雨が降らなかった冬を過ぎ、急に本格的な雨になりました。じらされながら何とか咲いた桜も、異常高温によりあっという間に満開を迎え、それと同時に本格的な雨に遭い、一挙に散ってしまうようです。昔から桜の花の命は短いけれど、その潔さにも憧れます。

6時から10名によるきびきびとした役員朝礼がありました。
 
最初に、松谷会長の挨拶です。

「日曜の早朝に、オリーブの木(MS後の朝食会場)の2階部分から出火し、オリーブの木が使用できなくなりました。毎週の朝食を1コインで提供してくださった槌屋さんに、皆さんからも励ましの言葉を掛けて頂きたいと思います。

鎌倫の会員会者数が40社に減少してしまいました。今期末には70社を目標としたのですが、今後も色々な行事やMSへのお誘いなど、広報誌4月号を持参して会社訪問を強化するなど、会員増に貢献したいと思います。皆様のご尽力を強く望みます。意識改革には、朝礼が大切です。明るく太陽のように輝く鎌倫にしたいと切に願っています。」

次は、蔵多 のり子 幹事の会員スピーチです。

「浅田 真央ちゃんが引退を決心されました。夢、希望、目標は人が生きる上で本当に大切なものですが、それがなくなった状態とは本当にどんなことなのかを考えさせられました。今後、モチベーションをどのように維持できるのか?
以前、認知症の方の精神状態に関する本を読んだことがありました。過去の経験をどんどん忘却の彼方に置き忘れて行く様は、客観的に見れば絶望でしかないように思えますが、『できなくなったことを嘆くのではなく、できたことを記録し残していくことで、人は自分を再認識しながら夢や希望を持ち続けることができる』と書かれていました。その希望を心の灯として生きて行くことができると思いました。」

次は、倫理研究所 法人局教育業務部 次席 清水 篤 氏の講話です。テーマは、“明朗は万善のもと”です。

【清水 篤のプロフィール】
1967年生まれ
1992年 富士倫理学園入学 純粋倫理の理解を深め、「敬の倫理」を研鑽
その後、教育局などで人材育成に尽力
2016年 法人局 教育業務部 次席
日本家庭教育学会会員

ご本人の今までの足跡を話され、特に明朗な性格が全てを明るい希望の持てる人生に繋がると信じて実践されてきたことを中心に、内容の濃い講話をされました。感謝です。

その後、集合写真を撮り、同じ会場で朝食を摂りながら歓談しました。

参加者:13社・17名             (平松 健男 記)

2017年4月5日水曜日

~“気付いた事をすぐする”実践で、呼び寄せる幸せ~東京都中野区倫理法人会 相談役 渡邉 あかね 氏

201744
573回モーニングセミナー

昼間の気温は平年並みになりましたが、夜間はまだまだ寒く、各地であられや落雷という荒々しい空模様が続いています。早朝に人身事故で横須賀線が一時不通になり、遅刻者が続出しました。

最初に松谷会長の挨拶です。
「私は、最近祖先の写真に向かって、1日に30回、感謝の祈祷を捧げています。倫理の考え方に則り、右手で人を育成し、左手で人を引き入れ(入会を勧誘)るよう努力・強化したいと思います。期末には当会会員数70社を目指しましょう。」

本日は、今後の企業訪問に際して、入会手続き方法や、入会のメリット、後継者倫理塾のインタビュー記事などを紹介した広報誌4月号が配布されました。この広報誌を持参し、入会が期待できそうな有力な企業を訪問したいと思います。

次は、皆川 美保子 副会長の会員スピーチです。


「生活クラブの活動として、困っている方を援助するグループに入っています。買い物や配食などがあり、先日まともな食事を摂ることができないご家庭に外食メニューを提供したところ、感謝されました。中には、ベジタリアンというシングルマザーへの配食を依頼され、その子供用の食事のメニューには苦労しました。週3回ほど配食しているご家庭の場合、家庭の中が見えてきます。拒食がちのお母さんを子供が心配していて、その母親が配食の肉料理を美味しそうに食べているのを見て、子供の方が嬉しそうに眼を輝かせていたことは忘れられません。」

 次は、東京都中野区倫理法人会 相談役 渡邉 あかね 氏の講話です。テーマは、“気付いた事をすぐする”実践で、呼び寄せる幸せ~です。

渡邉 あかね 氏のプロフィール】
1968年 生まれ
2007()Astana設立 代表取締役
    エステ・エステスクール・化粧品・ボディメイクランジェリー販売
       ・各種研修・セミナー講師など多数
2007年 中野区倫理法人会に入会
2016年 同相談役 法人レクチャラー

ご本人の今までの足跡を話され、特にご家族との葛藤に関して受けた倫理指導を素直に実践することにより、それらがすべて解決し、会社経営も順調になったとい実話を話されました。参加者は涙々の感動の時間を過ごさせていただき、感謝です。
その後、場所を変えて「オリーブの木」で1コインの美味しい朝食を摂りながら歓談し、渡邉氏は、恒例の人力車で市内を散策されました。
(平松健男 記)