日毎に暑さが増し、そろそろ最高温度が30℃を超してきました。空気はまだそれほど暑くは感じませんが、晴れると太陽光の日射はきつく、紫外線と熱中症には気を付けなければいけません。
本日の講師は、東京都江戸川区倫理法人会 幹事 須賀 えり子 氏です。
6時半から、松谷会長の挨拶が始まりました。
「須賀さんとは、昨晩色々な話をしました。大変ご苦労をされたようで、倫理によってそれを乗り越えて来られた貴重なご経験をお聴きしたいと思います。職場の教養に掲載されている記事の中で、『今後のことは分からない。いい方向に向かう楽しみと、悪い方向の不安とがある。』と書かれています。できれば楽しみな方がいいですね。6/11に開催されるチャリティコンサートのチケット販売についても、売れないかもしれないと不安がるより、沢山売れるのではと楽しみにして販売できるといいと思います。」
次は、蔵多 のり子 幹事の会員スピーチです。
「私の仕事(マノマッジオ:代謝美容・未病サロン)の師匠はオペラ歌手で、薔薇が大好きな方です。沢山の種類の薔薇を自宅で栽培し、100人以上の人達を呼んで、薔薇パーティを開きます。その方は、福島大学医学部に在学中で、師匠の言では、『人間の体には、60兆個の細胞があり、そのうち脳の細胞は、140憶個あり、脳をうまく騙せば、若返りも可能です。その最も良い方法は、人を褒めることです。』とのことです。」
「会長の笑顔も素晴らしいですね。人を褒めれば、自分の中から自分を変えてくれます。愛の目で人を見れば、美しく、素敵な自分に変えられることでしょう。」
いよいよ、須賀 えり子 氏の講話です。
【須賀 えり子 氏のプロフィール】
2015年2月:東京都江戸川区倫理法人会に入会2016年:(株)Ai・フィールドを起業(心理セラピー研修など)
2016年12月:幹事就任
「昨日、鎌倉の色々な所に連れて行っていただき、武士の町であり、歴史ある気の流れを感じました。本日は、『奇跡を起こす種はあなたの中に』というテーマで話させていただきます。」
「私の人生は、苦難・福門の連続でした。その間、『セラピー』に出会いました。先ずは、私の過去の体験をお話します。『自分は存在してはいけない。生きていては申し訳ない』などという自己否定的な潜在意識を子供の頃(10歳以下)から持っていました。成年になって、起業したときにも、思い通りに事が進まず、大赤字を出し、主人にも大迷惑をかけました。しかし、主人は、詰問する訳でもなく笑い飛ばし、むしろ励ましてくれました。その後、義父が脳梗塞になり、在宅介護が始まったとき、義父は言葉が発信できないためのいらだちで感情失禁(直ぐに怒る)状態となり、私と義父の間だけでなく、私と義母との間も悪化しました。そのとき、心理セラピーに出会い、こちらが相手の立場になって考えられるようになると、義父も穏やかになり、私と義母との関係も大きく改善しました。」
「心のメカニズムを知れば、強く、明るい心を育てることができます。自己否定から逃れ、相手を心から愛する関係とするには、先ず、自分の心を変えることです。自分の考え方や行動に制限を加えてしまう思い込みから自分自身を解放することで、事業計画の失敗から回復したこと、私が私を生きられるようになったこと、社内の離職率が70→0%/8年と激減したことなどの大きな効果がありました。
この後、集合写真を撮り、皆川副会長料理長による美味しい朝食を頂きがら、一人1分で感想を述べ合いました。苦難福門、運命自招、万象我師、夫婦愛和など、須賀 えり子 氏の心理セラピーを通じての倫理体験を知ることができ、私達の心を強く捉えました。ありがとうございました。
(平松 健男 記)