2017年5月24日水曜日

~奇跡を起こす種はあなたの中に~東京都江戸川区倫理法人会 幹事 須賀 えり子 氏

20170523

日毎に暑さが増し、そろそろ最高温度が30℃を超してきました。空気はまだそれほど暑くは感じませんが、晴れると太陽光の日射はきつく、紫外線と熱中症には気を付けなければいけません。

本日の講師は、東京都江戸川区倫理法人会 幹事 須賀 えり子 氏です。

6時半から、松谷会長の挨拶が始まりました。

「須賀さんとは、昨晩色々な話をしました。大変ご苦労をされたようで、倫理によってそれを乗り越えて来られた貴重なご経験をお聴きしたいと思います。職場の教養に掲載されている記事の中で、『今後のことは分からない。いい方向に向かう楽しみと、悪い方向の不安とがある。』と書かれています。できれば楽しみな方がいいですね。6/11に開催されるチャリティコンサートのチケット販売についても、売れないかもしれないと不安がるより、沢山売れるのではと楽しみにして販売できるといいと思います。」

次は、蔵多 のり子 幹事の会員スピーチです。

「私の仕事(マノマッジオ:代謝美容・未病サロン)の師匠はオペラ歌手で、薔薇が大好きな方です。沢山の種類の薔薇を自宅で栽培し、100人以上の人達を呼んで、薔薇パーティを開きます。その方は、福島大学医学部に在学中で、師匠の言では、『人間の体には、60兆個の細胞があり、そのうち脳の細胞は、140憶個あり、脳をうまく騙せば、若返りも可能です。その最も良い方法は、人を褒めることです。』とのことです。」

「会長の笑顔も素晴らしいですね。人を褒めれば、自分の中から自分を変えてくれます。愛の目で人を見れば、美しく、素敵な自分に変えられることでしょう。」

いよいよ須賀 えり子 氏の講話です。

須賀 えり子 氏のプロフィール】
20152月:東京都江戸川区倫理法人会に入会
2016年:()i・フィールドを起業(心理セラピー研修など)
201612月:幹事就任

「昨日、鎌倉の色々な所に連れて行っていただき、武士の町であり、歴史ある気の流れを感じました。本日は、『奇跡を起こす種はあなたの中に』というテーマで話させていただきます。

「私の人生は、苦難・福門の連続でした。その間、『セラピー』に出会いました。先ずは、私の過去の体験をお話します。『自分は存在してはいけない。生きていては申し訳ない』などという自己否定的な潜在意識を子供の頃(10歳以下)から持っていました。成年になって、起業したときにも、思い通りに事が進まず、大赤字を出し、主人にも大迷惑をかけました。しかし、主人は、詰問する訳でもなく笑い飛ばし、むしろ励ましてくれました。その後、義父が脳梗塞になり、在宅介護が始まったとき、義父は言葉が発信できないためのいらだちで感情失禁(直ぐに怒る)状態となり、私と義父の間だけでなく、私と義母との間も悪化しました。そのとき、心理セラピーに出会い、こちらが相手の立場になって考えられるようになると、義父も穏やかになり、私と義母との関係も大きく改善しました。」

「心のメカニズムを知れば、強く、明るい心を育てることができます。自己否定から逃れ、相手を心から愛する関係とするには、先ず、自分の心を変えることです。自分の考え方や行動に制限を加えてしまう思い込みから自分自身を解放することで、事業計画の失敗から回復したこと、私が私を生きられるようになったこと、社内の離職率が700%/8年と激減したことなどの大きな効果がありました。 

この後、集合写真を撮り、皆川副会長料理長による美味しい朝食を頂きがら、一人1分で感想を述べ合いました。苦難福門、運命自招、万象我師、夫婦愛和など、須賀 えり子 氏の心理セラピーを通じての倫理体験を知ることができ、私達の心を強く捉えました。ありがとうございました。

 その後、由比ガ浜往復の人力車で、鎌倉の風を楽しまれました。

(平松 健男 記)

2017年5月19日金曜日

~夢大きく、さらなる「新」に挑め~埼玉県倫理法人会 会長 内田 喜啓 氏

2017516

新緑の木々に包まれた山々、美しい花々で着飾った家々の見られる季節になりました。
本日の講師は、埼玉県倫理法人会 会長 内田 喜啓 氏です。

6時から、元気一杯の役員朝礼を終え、6時半から松谷会長の挨拶が始まりました。
「職場の教養に、朝礼の感想が書かれていました。感想だけでなく、気づきがあれば、直ちに実行に移すことも大事だと思います。本日は埼玉県久喜市から、県の会長をされている内田氏をお招きしました。普及に関する秘話を是非伺いたいと思います。」

次は、川戸 裕佑 会員の3分間スピーチです。

「本日は、信頼関係について話したいと思います。魚を飼っているのですが、魚とは信頼関係を結ぶのは難しいです。小鳥の場合は、信頼関係が結べるけれど、他家に1日預けていると、元の木阿弥になります。3歳の娘は、感情の起伏が大きく、大変難しいと思っています。

仕事上では、精神的安定感が必要です。感謝の心を大切にしたいと思います。まだまだ、勉強が必要と思っています。」

いよいよ、内田 喜啓 会長の講話です。

【内田 喜啓 氏のプロフィール】
19453月生まれ(72歳)
1963年:高卒後、父の会社で10
1973年:内田出版を設立
1979年:久喜市議会議員に当選、以後市議・県議などを歴任、1996年政界引退、
1984年:久喜市倫理法人会設立と同時に入会
以後 :久喜市倫理法人会 会長、埼玉県倫理法人会 副会長、監査役を経て1915年に、県       の会長を歴任
1998年:知的障がい者の福祉事業を始めた。
現在 :()ウチダ総合福祉 取締役

「鎌倉市倫理法人会は、鎌倉幕府の松谷城主に例えられるように、倫理法人会の間では人気のある法人会です。現在の入会者は40社だそうですが、普及に努めれば、100社ぐらいにはすぐなるのではないでしょうか。白木副会長の本に書かれているように、普及は、信頼関係のリスクにどう立向かって行くかにかかっていると思います。」

「一般的に市役所などでは、人事異動が短期に実施され、oo課長がxx課長になるなど、専門性の全く異なる職種への異動があり、即日その仕事をこなせる能力を持たなければなりません。彼らは、専門的な質問にも即応できる力を、日ごろから訓練されて身に付けています。つまりお役人の能力のソフトはリスク対応できています。」

「一方で、東芝の対応を見ると、『愛和』のない派閥が存在しているように思えます。派閥があったとしても、その間に融和させるものがあれば、やっていけるでしょう(政党内の派閥など)。組織には序列があり、『上位者からの依頼は、直ちに受ける』のが基本です。自分を忙しくさせるには、物事を依頼・指示されたら『ハイッ!』と即行で受けることです。『ハイッ!』と言わなくなれば、自然に仕事はなくなり、暇になります。人によっては、やんわりと依頼する人もいますが、対応する側は即行が其本です。」

「一生懸命(命をかけて)やれば、結果は必ず上向きになります。現在40社の鎌倉も、8年後に100社にするという目標を立てて、一生懸命(足を棒にして)普及を実践することです。そして、少しでも上向いて来れば、希望が湧いてくるでしょう。夢を大きくして更なる『新』に挑むことです。苦労してきた鎌倉の過去に遡り、その延長線上に普及の目標を置いて実践することが大切だと思います。」
 
この後、セミナー参加者(25社・28名)の集合写真を撮りました。本日は、遠方からも多くの方々の参加を頂き、最近になく盛況なセミナーとなりました。
この後、皆川副会長料理長による美味しい朝食を頂きがら、一人1分で感想を述べ合いました。会員一人一人が、普及活動に本気に取り組むことでしか、明るい未来は見えてこないことを痛感しました。
(平松 健男 記)

2017年5月10日水曜日

~経営者モーニングセミナーの醍醐味は、人間力形成で人生謳歌~東京都モーニングセミナー委員長 中野 隆男 氏

20175月9日

577回モーニングセミナー

五月晴れの爽やかな朝を迎えました。全国的に良い天気に恵まれましたが、由比ガ浜の海岸には赤潮が久し振りに発生し、夜になると、押し寄せる波頭が大量の夜光性プランクトンにより、ブルーに輝き、幻想的な雰囲気が醸し出されました。

一方で、少雨とフェーン現象のため、関東以北では山火事が多発し、民家にも大きな被害を与えました。自然の猛威の前には、なす術を持たない我々は、自然と仲良く暮らしたいものです。

本日は、湯島倫理法人会副会長の中野 隆男 氏をお迎えし、中野氏の生い立ち、倫理の本質を学び実践することの大切さについて、お話して頂きます。

10名ほどでの役員朝礼の後、最初に松谷会長の挨拶です。

「中野モーニングセミナー委員長からは、昨晩、『倫理の実践』に関するお話を伺いました。本日の講話も、とても楽しみにし、期待しています。
今日は、来週講話をして下さる江戸川区倫理法人会の須賀 えり子 幹事がお見えになっています。」と、ご紹介がありました。

次は、菅原浩太幹事の会員スピーチです。

「昨年9月に当会に入会し、暮れに父が亡くなりました。その後納骨のために一人で愛媛に帰郷したのですが、その間まだ1歳にならない娘が高熱を出し、妻はその対応に大変だったようで、帰宅すると、とても不機嫌になっていました。私は仕事(建築事務所)のことで頭が一杯になっていたこと、子供のことには妻が責任持つべきと思っていたこともあり、喧嘩の様になってしまったのだと思います。妻は、家事育児で自分の時間をほとんど持てないことに気づき、家事育児を手伝うという気持ちだけではいけないのだと思いました。その後、できるだけ早起きし、率先して掃除・洗濯などの家事にも励みました。最近では、モーニングセミナーに快く送り出してくれます。これからも早起き、家事育児に頑張っていきたいと思います。」

次は、東京都モーニングセミナー委員長 中野 隆男 氏の講話です。テーマは、『経営者モーニングセミナーの醍醐味は、人間力形成で人生謳歌』です。

 
中野 隆男 氏のプロフィール】
19488月生まれ、群馬県太田市出身(68歳)
湯島倫理法人会 副会長
()シーメット医総研(医業コンサルタント)代表取締役

「倫理に入って15年になり、現在は湯島の副会長です。副会長の役目は、会長に苦言を呈すること、会員の皆さんには笑顔で接することと思っています。両親は倫理観のある人間でしたし、喧嘩したこともありませんでした。

倫理では、以下のことを嚙みしめて欲しいと思います。

l  ガンジー(無抵抗主義を貫いたインドの首相)は、銃で殺されるとき、『その相手を赦しなさい。』と言いました。()力で平和は得られない。

l  道徳は、その国によって基準が異なるものです。

l  人は、(退職などで)他人のために行動しなくなったとき、生きる価値がなくなり、死んでしまいます。

l  他人にとって暖かいことは、直ぐにやりなさい。もし、冷たいということが分かったら、直ぐに止めなさい。

l  醍醐(チーズの意)味とは、ものの本当の楽しさ、美味しさを意味します。

l  万人幸福の栞17ヶ条、7アクトをしっかり頭に入れて行動する。

l  見えるものより、見えないものの方が大事。

l  病気の原因は『気』が70%。医師は木の幹(気)を治さず、枝葉(症状)つまり30%を治そうとする。」

「私の妻は、30歳のとき胃癌を発病し、35歳で亡くなりました。3人の子供を抱え先立つことがどんなにか辛かったことかと思いますが、子供たちの生きる力を信じ、あるがままを受け入れて亡くなりました。」

その他、私たちの心の琴線に触れる話があり、またの機会にその続きをお聴きしたいと思ったことでした。

その後、集合写真を撮り、同じ会場で皆川副会長の心尽くしの美味しい朝食を頂きました。感謝。今日の人力車のコースは、由比ヶ浜です。

参加者:18社・21名             (平松 健男 記)