2012年7月29日日曜日
印象を左右する3つの「間」 〜時間、空間、話の間
7月24日 印象を左右する3つの「間」 〜時間、空間、話の間
もうすぐオリンピックがはじまります。
水泳の北島選手は「メダルをとることではなく、この4年間を褒めて欲しい」と語ったそうです。
一度不調になった北島選手が、信じて続けた結果のオリンピックの舞台ということで、とでも実感のこもったコメントです。
まさに、信ずれば成るということですね。
今日の講師は島岡美延さん。
司会やラジオのパーソナリティーもされている、話の専門家です。
鎌倉市倫理法人会のモーニングセミナーには2年ぶりのご登場です。
コミュニケーション能力は重要というのが、最近では一般的な話です。
ところで、「コミュニケーション能力」と言う言葉が頻繁に出てくるようになったのは、就職活動が厳しくなったここ8年くらいの話だそうです。
現代はコミュニケーションにもいろいろな手段があり、我々はそれに振り回されている感じもあります。
しかも、コミュニケーションには世代間のギャップがあります。
これを認識していないと、「なんだ、最近の若いやつは...」となってしまいます。
たとえば時間感覚。
最近の若い人は「待ち合わせ」の感覚が昔と違うようです。
携帯電話の普及で、厳密に時間と場所を決めなくても、遭うことができるからのようです。
また、人を待つよりは、待たせる方が優位という感覚もあるとか。
これはものすごいギャップですね。
メール連絡は、急ぎの用事がではないからメールで済ませるという感覚の世代もあれば、
若い人ほど、すぐに返事がないと嫌われいる感じがするようです。
倫理法人会のカレンダーにこんな言葉があります。
「合わないのは、合わせようとしないから」
世代が違うとか、あいつとは合わないとか、そう考える前にまず相手を知ることがいいコミュニケーションの第一歩ではないでしょうか。
2012年7月18日水曜日
今、社会に期待される人間像
7月17日(火) 今、社会に期待される人間像
本日は、まず会員スピーチで大変いいお話がありました。
「未来に明るい希望をもつことは、太陽にむかって光を浴びることとおなじではないか」というものです。
倫理法人会に入る前の自分は、過去のことばかり気にしていで暗かった。
つまり、後ろ向きで太陽に背を向けていた。
そのときは周りには光があったのだろうけど、自分の影ばかり見ていた。
しかも、周りが明るいほど自分の影が濃いものになっていたではないか。
今は太陽に向かっていて、明るくなったという話です。
朝早く起きて太陽の光を浴びて1日をスタートする。
ただこれだけで、180度違う人生になりますね。
本日の講師は、澤秀一郎法人スーパーバイザーでした。
澤先生は新潟の歯医者さんでもあります。
今、社会に期待される人間とは、社会に「これはいいね」と思われる人です。
それはつまり、困っている人を助けることができる。
人のために何ができるか?と言うことだと思います。
倫理法人会の歌にもある
「人の喜びを我が喜びに」
これをどれだけ実践できるかということでしょう。
でも、特に難しいことをする必要はないということが、先生の話にもありました。
「困っている人を助けることは、歯の治療も、簡単なワープロ打ちもイコール」
これは、先生がワープロが苦手なので、スタッフにやってもらうという話で出てきましたが、一見、仕事の価値として不釣り合いなようにも見えますが、先生にとっては苦手なワープロ打ちをしてもらってうれしかった。
そして、先生はスタッフに心から感謝されています。当然、スタッフもうれしくなります。
このコミュニケーションが、いい関係を生むのでしょう。
「はい、ありがとうございます。」
これが先生の口癖です。
スタッフが困った報告をしてきても、まずは「はい、ありがとうございます」
ちょっと変な感じもしますが、言いにくい報告もきちんとしてくれたスタッフに、先ずは感謝するのだからこれでいいそうです。
悪い報告こそ早く知って対策すべきですが、怒られると思うとそういう情報はなかなかあがってこないものです。
でも、こういう返事をされると、下からも言いやすいですね。
これは本当に成功の秘訣だと思います。
2012年7月11日水曜日
成果を生み出すコミュニケーション part1
7月10日(火)
成果を生み出すコミュニケーション part1
まずはうれしいお知らせ。
先日のアフタヌーンセミナーで4社の会員増となりました。
ありがとうございます!
一緒に勉強する仲間が増えるのは嬉しいことです。
さて、本日の講師はプロスピーカーでもある、茅ヶ崎市倫理法人会幹事の早瀬徹様です。
携帯やメールの進歩でコミュニケーションの手段(テクノロジー)はめざましい進歩をしてきました。
しかし人と人とのコミュニケーションそのものは、十分にできているといえるでしょうか。
コミュニケーションは「伝える」ではなく「伝わる」ことが重要です。
たとえば会社で部下に対して
「言ったじゃないか!」
「なんで言ったとおりにしないんだ!」
こんなことを言った経験はないでしょうか?
部下にしてみれば「そんなことは言われてない。ふざけるな!」
きっとそんな気持ちに違いありません。
夫婦や家族、友人など、同様の経験があるかもしれません。
伝わってないのは、伝える側の責任。
他人のせいにしていたら、何も変わりません。
倫理法人会の教えにもあるように、「他人を変えようとするのではなく、自分が変わる」こと。
そうすれば自然にいい方向に向かいます。
まずは自分磨きを倫理法人会ではじめてみませんか?
2012年7月9日月曜日
7月8日 アフタヌーンセミナー
7月8日 アフタヌーンセミナー
本日は、いつもの早朝ではなく、14時からアフタヌーンセミナーを開催しました。
最初の講師は、当会専任幹事の石渡好行。
倫理法人会で本気で勉強を始めてから、会社も家族も、そして本人も絶好調!
何よりも、社長が変わることで、社員が3倍働くようになったそうです。
他人を変えることはできない。
「まず自分が変わればいい」という見本のようなお話しです。
途中、得意のマジックも入れながら、笑いもあり、なごやかなセミナーとなりました。
メイン講師は当会副会長の白木大五郎。
経営のリスクマネージメントについて、たくさんの事例と独自の川柳を使いながら、楽しく分かりやすく進めていただきました。
内容は盛りだくさんで、簡単にまとめることはできませんが、
最近は、不祥事を起こした場合に、不祥事そのものよりも、それを隠していたことで非難されるようになってきています。
不祥事を隠すというのは、経営者としてブレがあるからではないでしょうか。
トラブルのときに適切な判断をして、責任を取ることが経営者の役目。
それができるように、日々の勉強が必要です。
白木先生が博多帯の話をしてくれました。
博多帯は、縦糸にいい糸を使うことで品質が決まるそうです。
横糸は表面に出る模様になります。
完成品で見えるのは横糸だけで、縦糸は見えないそうです。
会社もこれと同じで、外からは見えないけれどもしっかりした縦糸を通すことが必要でしょう。
興味のある方は、是非倫理法人会でこの縦糸をしっかりと通す勉強を一緒にやりましょう。
早朝だけではなく、こういったイベントも随時行っていきますので、お気軽にお越し下さい。
2012年7月5日木曜日
鎌倉彫とうるし
平成24年7月3日(火)
「鎌倉彫とうるし」
会長は画家、会員に陶芸家と、芸術家の多い鎌倉市倫理法人会。
本日の講師は、鎌倉彫伝統工芸士 奴田不二男様です。
鎌倉を訪れた方なら一度は目にしている鎌倉彫。
その歴史は頼朝の時代までさかのぼるという、言い伝えが残っているそうです。
はじめは仏具などの彫刻を手がけていたようですが、時代とともに生活で使えるものを製作するようになったということです。
今でこそ有名な鎌倉彫も、たくさんの苦難を乗り越えて今があります。
戦争で職人が兵隊にとられたり、関東大震災で工房が倒壊したそうです。
なにより、そのような状況ではぜいたくな鎌倉彫の需要はなかったそうです。
それでも、職人は壊れたお椀やお膳の修繕をして食いつないだということです。
それでも、あきらめずに続けていれば必ずチャンスが来ます。
たとえば、鎌倉彫教室が広く行われていますが、初めて教室をひらく話があったときにも、すぐにこれを実践したそうです。
現在でも教室で生徒さんが彫ったものに、うるしをかけて返すというのが業界の重要なビジネスモデルとなっています。
それから、うるしの話。
うるしには抗菌・殺菌?作用があって、大腸菌など24時間以内無くなってしまうそうです。
大学でも研究されて、確かな結果が出ています。
鎌倉彫の食器や道具を使えば、病気知らず!
一家にひとつ。ひとりに一つ。鎌倉彫!
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