異常降雨の領域が九州から、北陸、東北へと移動し、50年に一度という猛烈な異常豪雨が日本中を席捲しました。実は、日本だけでなく、北半球の到る所で発生しています。これらの異常気象は、北半球だけに特有で、海水面の異常高温(日本付近では南シナ海、東シナ海、北極海)と連動していること、原発の稼働を全面的に禁止した2011年以降3年ほどは日本海沿岸の海面温度が2~3℃低下(30年前に戻った)したこと、南極はむしろ寒冷化していること(NASA報告)などの状況から判断すると、温暖化とそれに伴う異常気象の原因は二酸化炭素(濃度0.0004は、地球の南北で同じ)の温室効果とは無関係だということが明白になってきました。人類のエネルギ消費(太陽光エネルギの5700分の1程度ではありますが)の増大による各種排熱の海面への放出(⇒海面の比重減少⇒海底との撹拌困難)による海面温度の異常上昇、都市周辺の黒土化、アスファルト化や海面汚染による太陽光エネルギ反射率の減少などが主因と言われています。
今日は、由比ガ浜海岸の海の家でのMSです。関東地域の各地区から、70名を超える倫友が集合しました。特に来期に向けて入会を考えておられる新入会の方々数名も参加され、珍しく涼しい海岸の空気を満喫しました。
7時から、松谷会長の挨拶が始まり、新入会員一人一人を紹介されました。
「新たに環境が変わったとき、特に、新たな職場に入ったとき、高い志を持つことが大切です。新たな人生の設計図を描き、それに邁進することです。『人のために、世のために』という志が持てればいいですね。」
次は、本日の講師:東京都江戸川区倫理法人会 会長 小林 良子 氏の講話です。
【小林 良子 氏のプロフィール】
法人レクチャラー(株)スマイル・フォスター 代表取締役
企業研修講師、笑顔・心理コンサルタントなど多数
「私は、2011年9月に倫理に入会しました。新倉さんと出会ったり、石渡相談役(今日様)に誘われて、講演したりと、色々な方々に導かれて倫理の道に邁進することができたことを感謝しています。
私は、笑顔をもって配下の立場で仕事をし、育成することを信条としています。2011年に船橋市倫理法人会の会長に誘われ、浦安のMSに参加したのがきっかけで、直ぐに江戸川区の倫理法人会に入会しました。
最初は一人っ子でしたが、母の離婚や、父の病死、母の再婚などで、結果的には7人兄弟となりました。初めは、家族の間に笑顔がなく、楽しい雰囲気にならないのが、気になっていました。しかし、『笑うな』と主張する父を笑わせることで、母も笑い、結果的に家族関係も大きく改善されました。その間、倫理の栞のテーマに学ぶことができたことで、今の自分があると思っています。
笑いは、周囲を明るくします。機嫌の良い上司には何でも報告できます。従って、配下には常に笑いで対応したいものです。
大自然は偉大です。子供のとき、『お天道様は見ているよ』と言われたことを思い出します。
また、常に純情(純粋な気持ち)でいたいものです。純粋倫理とは、『実行によって直ちに正しさが証明できる生活の筋道』です。
可愛くない女にはなりたくないですね。若いとき、車で大きな事故を起こし、そのとき妊娠していることが判明しました。医師は、事故による傷治療のための麻酔や、強力な薬剤の使用があったことから、中絶を勧めましたが、私は大自然の摂理を信じて産むことを決意、結果的に健康な赤ちゃんが産まれました。自然の流れに逆らわず、大自然の法則に従い、誓いを立て、祈りを持って生きたいものです。
万人幸福の栞の中でも、以下を大切にすることが大切だと思っています。
① 徳福一致:守れば幸福、外れれば不幸、理屈なしにやる
② 明朗:太陽の明るさ
③ 愛和:ふんわりと柔らかな心
④ 喜働:喜んで働く
⑤ 心即太陽:希望は心の太陽」
いつも笑いの中心にある小林 良子 氏。その土台は、ご家族の人間関係の改善にあったということを知りました。親と感謝で繋がることこそが、人生を豊かにするという倫理の教えを忠実に実践される小林
氏を心底見習いたいと思いました。来年の海の家MSには、同じ江戸川区倫理法人会の西村 美智 事務長を指名されました。期待しています。
この後、美味しい朝食を頂き、集合写真を撮り散会しました。
(平松 健男 記)