2016年4月19日(火)
東日本大地震から5年、地震や火山活動が頻発し、今度は震度7の熊本地震が発生しました。日本は、どこで大地震や火山の大爆発が発生してもおかしくない国になったような気がします。
いずれも地中の深いところの異常状態が原因で、その発生メカニズムが詳細には分かっていないものです。最初の一発目の本地震に続き、それよりは弱い余震が次々と発生し、次第に規模が小さくなって収束していくという筋書きは、あくまでも、過去の地震から得た統計的推論であり、地震のメカニズムから得た結論ではありません。
従って、プレート間に発生している歪みエネルギが新たな不安定状態に移行する際、歪みエネルギが大きくなってしまうこともあり得ることを物語っています。いずれにせよ、熊本、大分の地方の方々の不安はしばらく消えそうにありません。日本全体に降りかかった苦難として、国民全体で受け止める必要があると思います。さて、本日は、先天性の病を克服され、事業倒産という地獄の中から蘇られた五十嵐氏の本当の強さに触れることができそうです。出席者は胸をわくわくさせながら講話の始まるのを待ちました。
最初に、松谷会長のスピーチです。
「本日は、3人の方々が初めて鎌倫のM Sに出席されました。大変喜ばしいことと思います。熊本の方では大地震による死者が40名を超え、不安に怯えながら不自由な避難生活を強いられています。鎌倫としても義援金を集めて、お送りしたいと思いますので、ご協力をお願いします。」
次は、藤生幹事の会員スピーチです。
「豊澤幹事の講話の中から引用させていただきます。正4角形の各辺に、『愛』、『健康』、『生き甲斐(仕事、使命感)』、『豊かさ(お金)』を対応させると、これら全てを満足させることは困難となります。ミャンマーで活躍中の名知さんは、日本でお医者さんをやっていれば、金銭的な豊かさを享受できることは明らかなのに、敢えて豊かさとは無縁の『愛』を目指して働いておられます。しかし、それに共鳴した方々からの援助金が豊かに与えられ、神様が『豊かさ』の面でも名知さんを守ってくださると確信したいと思います。正しい行為であれば、この4角形のどれもがバランスよく与えられると私は思うのです。」
いよいよ、五十嵐 由人 氏の講話です。
【五十嵐 由人 氏のプロフィール】
1942年、福島県会津の農家の長男として生まれ福島県立農業高校を2年で中退、「商人』を夢見て上京
18才で独立。林業の事業主となる
23才で、ディスカウントストア「ダイクマ」に入社。27才で営業部長に就任
33才で、(株)アイワールドを設立。以後ホームセンター経営で破格の業績を挙げ、時代の寵児として業界の話題をさらう
過大投資が命取りとなり、60才のときに民事再生。個人財産を放棄
同年、再生を実現
同年、生きる研究所(五十嵐経営塾)を設立
2010年、『大和 晃三郎』の芸名で演歌歌手としてデビュー
東京都湯島倫理法人会 会長
(株)日本健康増進協会 取締役副社長
この後、いつものように集合写真を撮り、オリーブの木で美味しい朝食を頂きながら、皆さんでMSの感想を述べあいました。
その後、恒例の人力車に、皆川副会長との相乗りで鎌倉駅を往復されました。(平松 健男 記)
平松さん
返信削除いつもブログアップをありがとうございます。
三名の初めての参加者がいらしたそうで、素晴らしいですね。楽しい鎌倉の雰囲気に感動したのではないでしょうか?
五十嵐さんのお話も素晴らしいですね。何事もポジティブにとらえて決してくじけない気持ち、大切ですね。(*^_^*)
いつも素晴らしいコメントを頂き感謝です。私より1歳年下とは思えない五十嵐氏の豊かなモチベーションの源は何かを知りたいと思いました。
削除豊かなご経験もさることながら、何事もご自分でとことん考え抜いた上で出した判断が間違っていなかったことだと思います。