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2014年3月6日木曜日

家庭からはじめる倫理の実践

3月5日は横須賀市倫理法人会にて、田谷専任幹事が講話をいたしました。

【田谷 智広 氏のプロフィール】

鎌倉市倫理法人会 専任幹事
たや社会保険労務士事務所 所長



以下は、田谷専任幹事のお話です。

私が家庭で実践をはじめようと思ったきっかけは、家庭は社会のいちばん小さな組織であり、各家庭が良くなれば日本が良くなると考えたためです。
丸山先生の教えも、家庭が本です。栞にも家庭、夫婦、両親、祖先などのキーワードがたくさんあり、その一方、会社とはとか、社長とは、というようなことは書いてません。

では、家庭を良くするためには、どのような実践が必要でしょうか。私は、以下のことを心がけています。
まず、なんといってもあいさつをすること。あいさつは自分からするもので、相手に期待するものではありません。あいさつをされると、誰でも嬉しいはずです。だから、常に自分から家族に挨拶をするようにします。
次に「はい」の返事、「ありがとう」の感謝、手紙のやりとりなどコミュニケーションを大切にすることです。言葉づかいにも気を付けるようにします。
三つめは、掃除と整理整頓をすること。
これを続けていると、一旦片付いたように見えて、どうしても残った汚れとか、次の課題が必ず見つかるものです。続けることで、次々とレベルアップできることに私自身、気づきました。

また、家族や祖先へ感謝の気持ちを忘れません。墓参りや記念日の祝いなどは、家族の絆を深めるためにも大事です。
感謝は、モノに対しても必要です。
全てのモノが当たり前にあるのではなく、ありがたい存在です。子供のころ祖母に「お米は八十八の手がかかってできている。だからー粒も粗末にしてはいけない」と教わりました。自分の口に入るまで、どれだけ多くの人や自然の働きがあったか、よく考えないといけません。考えれば、どんなモノも大切にせざるを得なくなります。
そして、人に喜んでもらうことを考えること。自己満足ではなく、相手のためを思った行動を心がけたいものです。

このようなことを実践していく上では、心がけが大切です。
まず、気づいたらすぐするようにします。「後で」と思っても、後になるとできないことが多いのです。
習慣化できてこそ、初めて実路といえるのではないでしょうか。

また、実践するに当たって、下心は捨てます。下心は不思議と見透かされてしまうものです。見返りをいっさい求めずに実践するのは大事だろうと思います。
お天道様が見ていると昔はよくいわれましたが、誰かが見ているからやるのではなく、どんなときでもやるのが本当の実践ではないかと考ています。これからもこのような心がけをもって実践していきたいと思います。





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