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2014年1月28日火曜日

七転八倒の経営





本日の講師は、鎌倉市倫理法人会会員の大盛 敬子 氏です。

【大盛 敬子 氏のプロフィール】
鎌倉市倫理法人会 会員
(有)オオモリ経営コンサルタンティング 代表取締役

54年前(昭和35年)にお父上が設立した会計事務所を、ずっと手伝っておられたが、平成17年にお父上が他界され、急遽経営を引き継いだものの、有資格者がいないので、経営コンサルタンティング会社として新たに起業、多くの苦難をクリアしながら、現在に至る。

高空のジェット気流の蛇行が変化し、寒い日と暖かい日とが順繰りに移り変わります。今朝は寒さが少し緩み、昼以降は3月下旬~4月の暖かさになるとのこと。それにしても、一昨年、昨年に続き、今年の冬も首都圏にはしばしば氷が張りました。日本海沿岸の原発が稼動を停止し、海面温度が低下したことが原因と思われます。
いつものように、6時丁度に、元気のよい役員朝礼が始まりました。

6時半にMS開始です。今日の栞の箇所は第四条「万象我師」です。
以下は石渡会長のスピーチです。
講和を聴く際に、居眠りをするのは、講和のために念入りに準備してきた講師に対して失礼。また、周りにも影響し、雰囲気を壊すので、居眠りは止めたいものです。
JR北海道の不祥事に対し、ブログで鎌倉倫理法人会としての意見を出稿しました。政治的発言は別として、社会問題に対して法人会の意見を開陳し、我々自身を正していくことは大切だと思います。




次に、中山幹事の会員スピーチです。
「最近、俳句の勉強を始めました。俳句を覚えると、自然を詳しく見るようになります。
自分は生かされていると感じます。そして、他人を変えようとするのではなく、自分が変わるべきだと思うようにもなりました。」



【大盛 氏の講話】
大盛 氏は、父上が54年前に創業された会計事務所をずっと手伝って来られ、事務所の会計の仕事を取り仕切って来られました。「尊敬していた父が平成17年に他界し、その跡を引き継がなければならなくなったのですが、会計事務所であれば、税理士、公認会計士という資格者が必要となるので、名称を経営コンサルティングに変更し、新たな会社を起業しました。」



「新会社として、他の会計事務所とは違った内容でお役に立つ仕事は何かを考えました。」
「企業の経営状況を診断するにあたり、現状の把握には、実際のキャッシュベースでのキャッシュフローで診断することが最適なので、そのような分析表を提案し、実行しています。そうすれば、事業にとって戦略的な会計とすることができ、数字自体が生きてきます。」

「そのような新たな手法で企業経営を助言し、成果も上がっていますが、お客様のためには骨身を惜しまず努力してきました。」「依頼者の利益になるためには、午前9時~午前3時の18時間労働を続け、納税額などの数字は、全て記憶するほど心を込めて仕事に取り組んできました。」

「尊敬していた父に倣って、できるだけ人脈を拡げ、研修会や講演会にも積極的に参加して自分をもっと磨いていきたい。」「考えるより行動、行動すれば必ず得られるものがある。」とも、話されました。

最後に、相続の話があり、来年1月以降、相続税が上がるので贈与を有効に活用すること、残された家族が良好な関係を維持するには、遺言(できれば公正証書の形式で)をきちっと書いて残すこと、特に【付言*】が大切とのお言葉がありました。
*:残された家族への思いやりの言葉


【本日の朝食】

一月最終の火曜日。鎌倉ではロウバイや水仙など早春の花が咲き始め、かすかな春の足音が聞こえるようになりました。早いところでは寒梅もほころんでいます。
大盛さんがいらして、いちだんと明るい雰囲気の中、カフェ「オリーヴの木」で朝食会が始まりました。


本日のメニューは、

野菜と厚揚げの田舎煮/クロワッサン/ミートパイ・フォカッチャ/カスピ海ヨーグルト/コーヒー


田舎煮の具は大根、人参、厚揚げ、カボチャ、インゲン。甘辛い味付けが食欲をそそります。焼きたてクロワッサンの他、今日は色とりどりのパプリカをトッピングしたフォカッチャと、サクッと香ばしいミートパイがテーブルに載りました。カスピ海ヨーグルトには小さくカットしたパイやケーキ、ジャムにお抹茶とたっぷりのトッピングが。今日は薫り高い柚子のジャムでした。

随所で機転の利いただじゃれを交えて話す大盛さんを囲んで、笑いの絶えない朝食会。太陽のようなお人柄、明るいオーラに誰もが癒され、元気をいただいたひとときでした。



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