行動があなたを語る 1月14日(火)
本日の講師は、鎌倉市倫理法人会会員の石川 真理子 氏です。
【石川 真理子 氏のプロフィール】
広告や雑誌編集、書籍プロデュースなどの企画・執筆活動に従事。武士道や武家の女性の生き方を研究するほか、武士道の啓蒙活動も実践されている。主な著書は『いまも生きる「武士道」 武家の女性の精神を貫いた祖母の教え』(講談社+α新書)『新島 八重 武家の女はまつげを濡らさない』(PHP研究所)など。
年が明けて最初のモーニングセミナーです。大陸からの大寒波がやってきて、今朝の寒さはひとしおです。由比ヶ浜公会堂には、寒さにめげない会員が、暗いうちから三々五々集まってきました。
6時丁度に、いつもどおり元気のよい役員朝礼が始まりました。
MS開始は6時半です。今日の栞の箇所は第二条「苦難福門」です。
以下は石渡会長のスピーチです。
挨拶は人間関係の基本です。気持ちの良い挨拶ができれば、人間関係はいい方向に向かい、相手を元気づけるし、親切にしてもくれる。年寄りを元気づければ、年寄りが騙されるようなことも減るでしょう。
皆さん、挨拶を軽んじることなく、にこにこと気持ちよく挨拶しましょう。
次に、松谷幹事の朝のスピーチです。
戦後しばらくの間、生き残りをかけた石油業界のなかで、出光興産の採った行動は、自社、自分のためより、国家、消費者、業界のために益となることを率先して実行したことでした。社会に貢献できる社員に育てることを教育の理念とするとともに、我が身より、相手を大切にするという精神が今でも連綿と繋がっています。
【石川 氏の講話】
石川氏は、武家の末裔とも言える家柄に生まれ、何が正義であるかを、ご両親、そして祖母から厳しく教えられてきたとのことです。
お祖母様の凛として芯の強い生活態度に感心していました。その強さは、江戸時代から続く、先祖代々の武士としての生き方そのものではなかったかと思います。
江戸時代の初期に「武士道」、つまりサムライの行動規範が作られたと思います。日本人の面の皮を剥がせば、そこにサムライが表れるとも言われます。あくまでも正しく生きようとし、誠実で名誉を重んじ、勇猛果敢にことに当たり、質素・倹約の精神を徹底する。礼儀を重んじ、忠誠を近い、信用・信頼を大切にする。そのような道徳観を持つことが大切です。
三大恩と呼ばれる、先祖・君主・師に対する恩を大切にする道徳を学ぶべきです。道徳の無い人は人間ではない鳥獣同然です。
また、日本人が持っている武士道の精神こそ、世界に誇れる「日本の倫理」「日本の美徳」であり、他国もこのことを認めています。
若い人には、もっと武士道に基づく正しい道徳観を教育する必要があると思います。
戦後乱れてしまった人の道、家族の道という道徳観を正すには、武士道の精神を若い人に理解してもらうことと説かれるその講話は、聴く22名の心に重たく響きました。
そして、老いも若きも、日本人が持っていた本当の良さをもう一度見直し、更に磨きをかける方向に向かいたいものだと思いました。
大志を抱き、克己心を失うことなく、人生を全うしたいものです。
【本日の朝食】
今日はひときわ寒い朝です。
昔から小寒から立春までの厳寒期には寒稽古が行われました。特に小寒から九日目を「寒九」といって、よりいっそうの鍛錬に励んだということです。
寒稽古の後には、温かいお汁粉や甘酒をいただいたとのこと。カフェ「オリーヴの木」でいただく朝食は、さながら寒稽古の後のお楽しみといったところでしょうか。
大和市倫理法人会会長・石井和則ほかのゲストを始め、総計22名がご参加くださった今年最初のモーニングセミナー。
朝食会もお店に入れきれないほどの賑やかさでした。
本日のメニューは、
ジャガイモと大豆の肉じゃが風/クロワッサン/デニッシュ(かぼちゃ餡・あんこ)/カスピ海ヨーグルト/コーヒー
風邪やインフルエンザなどが流行するこの時期、身体を温めて血行を改善する大豆や根菜類は積極的にとりたい食材です。甘辛い味付けがどこか懐かしい「ジャガイモと大豆の肉じゃが風」には、人参やゴボウ、小松菜なども入って栄養満点です。
また、ヨーグルトの中でも特にカスピ海ヨーグルトは免疫力をアップさせるなどうれしいメリットがたくさん。薫り高いコーヒーと共に、笑顔で楽しく賑やかにいただきました。こんな朝食をいただいていれば、風邪もインフルエンザも撃退できそうです。
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