2014年の展望
本日の講師は、地方公務員、音楽プロデュースの仕事をされる傍ら、東洋運命学を学ばれ、現在、運命学の普及や運勢鑑定のための教室を開いておられます。
【武井 貞善 氏のプロフィール】
湘南気学研究舎 主幹
惠玉社 代表
続いて、根岸 猛 会員の3分間スピーチ。本日のテーマの栞は、第十六条「尊己及人」です。
「己を尊ぶということは、自分を投げ打って、相手のために尽くす(捧げる)ということではないでしょうか。相手の幸せを願うことによって、自分が磨かれ、相手と自分とが同一化し、究極的な悦びにつながるという事のような気がします。」と、話されました。
自分の生を心の底から肯定できる瞬間とは、相手に悦んで貰うために、我を忘れて自分のできることを成し遂げた瞬間ではないかと思いました。
その後、武井 貞善 氏による講話がありました。鎌倉倫理法人会におけるご講演は、今回で4回目です。
以下、武井 氏のお話です。
運命学を始めて、自分自身が大きく変化しました。運気は、めぐり巡るので、皆さんの誰もが平等です。従って、誰もがそのことを大切にすることが重要だと思います。
気学では一年を2月4日の立春から翌年2月3日の節分までとします。現在の暦では1月1日を新年の元旦としていますが、気学の世界では2月4日が元旦であり、その年の「気」が本格的に流れるのは、その日からとされているためです。
少し専門的な話になりますが、気学では天・地・人、それぞれを十干(干支)、陰陽五行、九星で読み解きます。
平成26年は、天の気が甲。これは甲冑を表しており、陰陽では陽性、五行では木性です。甲冑のように固い殻をつけた草木の芽が、春になって芽吹くことを意味しています。
地の気は午であり、陰陽では陽性、五行では火性。午は時計でいえば12時の場所に位置します。そのため極限が過ぎて、これから少しずつ衰退の方向へ向かうことを意味しています。
さらに人の気は四録木星で、陰陽では陰性、五行では木性。このことは物流、交通、情報などを意味します。
このような天と地と人の気を総合して読み解くと、景気は回復したり、さまざまな意味で希望が持てる一年となることでしょう。ただし、まだ春先なので、多少の不安定はつきものです。また、インターネットを含めた情報や、航空・鉄道など交通関係、流通、外交などが注目される一年となると思われます。
人にはそれぞれ生まれもった星があります。一白水星、二黒土星、三碧木星、四録木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九星です。
自分の星がどの方角に位置するかによってその年の運勢がわかるばかりか、これによって相性の良し悪し、さらには、相性の悪い人とうまくやっていくためにはどの星の人に間に入ってもらえばいいか、などもわかります。
大切なのは運気がいい時こそ、それまで抱えていた問題をしっかり解決することです。それによってその後の数年が変わってしまうのです。
また、いわゆる天誅殺だからといって恐れることはありません。そこで自分をどう切磋琢磨するかによって、その後の運命を切り開くことができます。ちなみにイチローは天誅殺の時にアメリカに渡り、三年間、自分を鍛錬しました。その結果が、その後の活躍に繋がっているのです。
気学は中国四千年の歴史に裏付けられた統計学です。世の中の運気、そして自分の運気を読み取りながら、上手に生かしていただきたいと思います。
【本日の朝食】
あいにくの雨模様でしたが、カフェ「オリーヴの木」では今朝も心とからだに美味しい朝食をご用意くださいました。
メインは、この時期にうれしい「おでん」です! カフェでおでん?と、意外な感があるかもしれませんが、これがなかなかいけるのです。やっぱり日本人だからでしょうか。
今日のメニューは、
おでん/クロワッサン/デニッシュ(バジル・あんこ)/カスピ海ヨーグルト/珈琲
じわんりと味が染みこんだ大根、竹輪に薩摩揚げ、がんもどき、そして、ゆで卵。じっくり時間をかけて作られたおでんは、しみじみとした美味しさです。サクッと発酵バターの風味豊かなクロワッサンと、なぜかとってもよく合います。
デニッシュは、真ん中にバジルが入っているものと、あんこが入ったものと2種類。カフェ「オリーヴ」には石渡会長がこだわりのオリーブオイルを「ボトルキープ」しており、好みでこれをつけていただきます。オリーブオイルのボトルキープというのも、実は鎌倉市倫理法人会ならでは?!
昔から「同じ釜の飯を食う」といいますが、一緒に朝食を囲むといっそう親近感が湧くから不思議です。講師の武井先生に、講演では聞けなかった「運勢のいろいろ」を伺うこともできました。
和気あいあいとした朝食会。今日一日の善いエネルギーをいただきました。
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