さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

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2013年4月27日土曜日

よっちゃーん!


4月25日 山桜クラブレポート

鎌倉芸術館 第1会議室 19:00PM~

 季節はずれの寒さが少しやわらいだ4月25日(木)の夜、鎌倉市倫理法人会の独自の活動、第11回「山桜クラブ」が、大船の鎌倉芸術館 第1会議室で開催されました。

講師は佐藤久美子さん。小学校教師を経て劇団プレイバッカーズの一員として全国を廻られ、「ボイポスイメージャー」という、説明が無ければ想像すらつかない肩書きをお持ちです。今は大学でも教えていらっしゃるその魅力あふれる講義を、モーニングセミナーに続き山桜クラブでもお願いしました。テーマは「あなたがドラマの主人公!」


 佐藤講師のセミナーは、集まったメンバーが、まず丸く輪に並べた椅子に座るところから始まりました。この夜はそれぞれが一番呼ばれたい名前、呼ばれてみたい名前を名乗り、全員で「よっちゃーん!」と愛を込めて呼びかけるのです。この瞬間からメンバーには年齢や社会的肩書きなど、何の垣根も無くなってしまいました。そして、小学校に戻ったように、フルーツバスケットのようなゲームや、聞き手、話し手、ウォチャー、と立場を変えての実験。

 一生懸命心に残った出来事を話している人にそっぽを向いていたり、無反応に目だけを見つめているのは、お芝居と分かっていても結構辛い、逆に身を乗り出してうなづいて聴いてもらうと、どんどん話せます。あるチームのウォッチャーは、話し手のスピードが3倍も違うことに気づきました。
 
みんなの心が鎧を捨てて「素」になった頃、本日のテーマどおり、2人1組になり、お互いの話を聞いた後、交代にお互いを主人公にして、今聞いた話をそのままドラマに作り直して話します。自分が主人公の話を聞いているのは不思議な気分。やがてみんな心が軽くなり、暖かくなり、そして色々な事に気づきました。相手の気持ち、自分の気持ち。今まで人に話したことのない話をしている自分にびっくりした人、自然に涙が溢れた人も。佐藤講師は非常に高度な、イメージ力を駆使するカウンセラーなのでした。

 心のエステのような、素晴らしい時間はあっという間に過ぎその後は楽しい懇親会、手作りおつまみもあり、中華のシューマイ、ジャージャー麺、飲んで食べて弾むおしゃべりで盛り上がって、閉会となりました。

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