2月に入り、日本列島は寒気団に囲まれ、朝晩。寒い日が続きます。海面から蒸発した大量の水蒸気により、水気の多いべた雪が、山陰・北陸地方に大量に降って、漁船が沈み、屋根が落ち、果てはダムの破壊も危惧されています。この異常気象の真の原因を解明しないと、日本の将来、地球の将来は暗いものになります。
本日の講話は、佐藤 義浩 氏による「すなおな心」です。にこにこ顔から滲み出るお話が聞けると期待しています。
最初に松谷会長の挨拶です。
「次女が中学時代に一時不登校になりました。しかし、何もしてあげられなかったことを後悔しています。今では、墓参りにも一緒に行くようになり、妻共々心が通い合っています。
鎌倫には、今回新たに田中さんが入会されますが、残念ながら佐藤とみ子さんが亡くなられました。皆さんと心を合わせて鎌倫を盛り立てたいと思います。」
次は、田谷 智広 専任幹事の会員スピーチです。
「成田市の実家の母が、両膝の骨の病気で、日暮里の病院に入院中です。膝が痛むので、可哀想です。先日、お見舞いに行きました。久し振りにゆっくりと大人の話ができました。仲の良い両親を見ていると、いい両親だったと改めて思いました。片足の手術が完了し、術後の調子も良いので、もう一方の足も同じように手術すれば上手に歩けるようになると期待しています。」
次はいよいよ佐藤 義弘 氏の講話(テーマ:すなおな心)です
【佐藤
義弘 氏のプロフィール】
川崎市南倫理法人会 相談役、44歳-独身。8年前に倫理に入会。
(株)ユニバル 代表取締役
「倫理に入会当時は、朝起き、大声での唄、倫理の考え方が嫌いでした。しかし、入会すると矢継ぎ早に幹事になり、役が付き、会長までも経験しました。今は相談役です。
元々、私は我儘放題で、他人を論破しては、喜ぶという嫌な性格の持ち主でした。他人は能力が低いと思いたい質でした。従って、嫌われものでした。
そのような性格になったのは、幼少時の劣等感の裏返しだったと思います。つまり、他の子どもたちが幼稚園の頃から入っていたラグビースクールに、私が入ったのは小4のときでした。そのため実力差は明確で、それが高校、大学の選択の際にも親から強制的にラグビー優先の学校選定をされ、嫌になりました。この劣等感がその後の私の生き方の基本を決めてしまったのだと思います。
保険の仕事も父の後を継ぐ形を取りましたし、自らの責任で人生の岐路を決めて行くことができずにいることが苦痛でした。最近になって、『他人は変えられない。変えられるのは自分だけ』という栞の言葉が嚙みしめられるようになり、自分は魅力の無い人間であることを悟りました。倫理の教えを通して今後の自分を変えて行きたいと願いました。そして、父には、小さいときから仕事で疲れているときでも自分をラグビースクールなどに連れて行って貰ったことを感謝するとともに、直接今までの不孝を謝りました。お蔭で、父との関係も修復することができ、こちらの言い分を聴いて貰えるようにもなりました。『人は鏡、万象はわが師』と思えるようになりました。今後は嫌いな人ににっこりと笑いかけ、自ら好きになることに挑戦したいと思っています。」
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