さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

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2015年9月15日火曜日


~子は親の背中を見て育つ~田谷 智広
~その時その場「モーニングセミナーでは・・・」~根岸

50年に一度の異常豪雨で、栃木県や宮城県では河川の大氾濫があり、人的・物的に大きな被害を受けました。気象庁からは事前に特別警戒警報が出されましたが、県や市町村からは、的確な被害予測がなされず、適切な避難誘導もありませんでした。助かった人の中には、頻繁に川の様子を見に行き、危険を感じると、家族全員を橋の向こうにある対岸の高台に避難させ、全員無事だった家族がいました。しかし、殆どの人達は、溢れそうになった川を見に行くなどはもっての外という常識を守り、結果的に多くの犠牲者と財産とを失うことになりました。東日本の震災に伴う津波でもそうでしたが、本当の緊急時に頼れるのは、自分自身でしかなく、その判断が間違えば、命を失うことになります。行政側は、ハザードマップの作成だけでなく、想定外の事態が発生したときにも、その深刻度に応じて、段階的で具体的な避難計画を提示できる体制を整えるべきですし、それに応じた避難訓練をしておくことが重要だと感じました。
久し振りにすっきりと晴れた青空に、そよ吹く風も涼しく、一挙に秋を感じさせる天候になりました。予定通り、6時丁度に、8名の役員による役員朝礼が始まりました。きびきびとした掛け声が公会堂内に響きます。
最初に、松谷会長のご挨拶です。

「新年度を迎え、これまでの方針を引き継ぎ、『日本創生に役立つ人材の育成』と、『倫理を学ぶ組織の受け皿』として、鎌倫を育てて行きたいと思います。」
続いて、9/11(金)の辞令交付の伝達式が実施され、松谷会長から皆川副会長に辞令書が一括手渡されました。
次に、清水会員の3分間スピーチです。
「私の父の趣味は、釣りでした。また、母はバドミントンの選手でもある体育会系の女性でした。最近、母はタクシーから降りるときに転び、足の骨(皿)を折るという災難に遭い、今日はその手術をする予定です。豪放磊落な母でしたが、私が子供の頃、父に叱られると、かばってくれる優しい母でした。年老いた父母には、せいぜい親孝行をしたいと思います。」

次は、田谷 智広 氏の講話です。
【田谷 智広 氏のプロフィール】
鎌倉市倫理法人会 事務長
たや社会保険労務士事務所 代表



「私の家には、10歳と1歳半の子供がいます。下の子は、親の真似をしては喜んでいます。私が妻の足を揉み、妻が心地よさそうにしていると、自分も妻の足を揉みに行き、喜んでいます。倫理を学んでいるからでしょうか?子供をむやみに叱るのは止めにしています。叱るとしても、メリハリの効いたしかり方をしたいと思います。私としては、春のような和やかな家庭が理想です。そして、鎌倫も、皆さんのご意見を聴きながら、同じように仲良く、和やかな雰囲気の会にして行きたいと思います。」

 次は根岸 氏の講話です。
【根岸 氏のプロフィール】
鎌倉市倫理法人会 専任幹事
() 美車 代表取締役


 「専任幹事として今後どのようなことをして行けばいいのかについて、考えているのが現状です。私は入会して間もなく形から入る。まずは実行していくことだと言われ早起きからやりました。絶対倫理は生活の法則(すじみち)であると栞には書いてあり、言い換えると順序が大切であると教わりました。例えば会社なら、報告・相談・提案の相手は、直接の上司または配下などで、飛越しはしない。しかし、それに拘ると、上手くいかないことがあり心がついていきません。特に心が折れている時は、形から入った方が良いと考えます。両者のバランスを取って常に明るく前向きにできるようにしたい。私は、自分の枠に入り込み、沈み込むことがありましたが、今は、その時その場で柔軟に対応して行くことで、解決して行くことができるようになりました。現在、4人の子供がいますが、父親として相応しい行動をとらなければと思っています。純粋倫理の面からも自然の法則に従うべきですし、私たちは、自然の法則に従った生活・順序が大切だと思っています。」


この後、集合写真を撮り、オリーブの木で朝食を頂きながら、本日の感想を述べ合い、有意義なときを過ごすことができました。
 


 
平松 健男 記)

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