~原点に戻る~
昨日は、西日本から東日本にかけて集中豪雨が荒れ狂いました。最近の日本では、北極由来の寒気と、南洋の暖気とが日本付近で大規模に衝突し、一気に撹拌・混合する現象が多くなりました。このため、局所的に大規模な上昇気流が発生し、地球の自転の影響もあって渦を巻き、集中豪雨、雷、雹(ひょう)、竜巻などの荒々しい気象現象が頻繁に発生しています。地球の温暖化に伴って、温度差の大きな撹拌となり、益々荒々しくなることは容易に想像できます。温暖化の真の原因を科学的に明確にし、的確な対策が急務です。
最初に石渡会長の3分間スピーチです。
「倫理法人会とは倫理の道を究めるために存在するもの。そのためには、楽しむ要素も必要だと思います。私は、講話を担当するときに、途中でマジックを演技することがあります。楽しみながら講話を聴けば、少々難しい話も頭に入っていきます。
会長職を3年間担当しましたが、倫理を普及し、新しい健全な日本を創生することが目的で、そのためには自ら徳を積み、普及に活かすことが重要だと思います。」
「先日、松丸先生が講師をされるセミナーがあり、休憩なしで2時間近く連続の講話となりました。講話の場合、長くても1時間半程度でトイレ休憩を入れるべきと思い、怒りを滲ませて、その旨発言しました。しかし、怒りの気持ちを助長させるのではなく、怒る前に、怒る気持ちを自分のできることに切り替える努力が必要だと思いました。」
本日のMS講師は、逗子葉山倫理法人会 相談役 関 伸司 氏です。
【関 伸司 氏(57歳)のプロフィール】
工業高校を卒業後、福岡から上京、数多くの仕事に就いたが、その間、高額の借金と高額の預貯金、22回も引っ越しせざるを得なくなるなど、成功と失敗の間を彷徨う波乱万丈の生活を送る。
「6年前に倫理法人会に入り、『万人幸福の栞』の教えに心酔、それ以来、栞に沿った考え方・生活に変身しました。現在は、新聞の販売店(3店舗)を経営し、新聞1万部/日を逗子・葉山・鎌倉地域にお届けしています。
倫理に入会したときから、栞の教えに沿った会社経営や家族関係の改善に関する60ヶ条を提唱しています。これが、倫理の道を学んで得られた成果です。」と言われ、60ヶ条を提示していただいた。
この外、以下の新たな考え方を提唱された。
夫、妻のそれぞれのなすべきことを表した「夫の倫理、妻の倫理」。
同質の考え方をする者同士が互いに引き合うことから、結果的に似た者同士が宿命的に寄り添うことになるという「命の器」。
ただ、ご本人は、「血糖値が高いのが課題で、これを改善したい。」とのことでした。
とつとつと語られる一言、一言は、成功と失敗という両極端の多数のご経験に基づいて得られた悟りと感じました。
この後、いつものように、オリーブの木で朝食を頂きながら、感想を述べ合い、充実したひと時を過ごしました。
そして、恒例の通り、講師には、人力車で鎌倉駅と往復していただきました。
(平松 健男 記)
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