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2015年3月3日火曜日


~子供4人、孫11人、主人1人のお世話役!~
~いつでも実践の場~

本格的にスギ花粉が飛ぶ季節になり、マスクをかけている人が多くなりました。私は、全く花粉症とは無関係なので、花粉症の人を見ると、可哀想になります。ただ、「花粉症になる人は、普段の生活が清潔な人に多い。逆に、花粉症にならない人は、普段から不潔で、多くは、寄生虫が寄生している。」などとも言われます。なんだか自分は子供の頃から不潔で、胃にはピロリ菌や回虫が住んでいた過去を思うと、手放しでは喜べません。

6時から、幹部朝礼が始まり、威勢のいい掛け声が飛び交います。姿勢を正してきびきびとこなしていきます。

MS開始は6時半です。
今日の「万人幸福の栞」の箇所は第十条「勤労歓喜」です。「人はどのような境遇にあっても、社会と繋がり、働くことで生き甲斐を感じながら生きられる。」とあります。

男性の健康寿命は70歳、女性は74歳のようです。この健康寿命を延ばす一番いい方法は、いつまでも使命感に溢れた仕事を持ち、達成感を失わないようにすることです。心が萎えると体も病気に、体調不良は心を後ろ向きにします。倫理の群れは、年齢とは無関係に溌剌とし、朗らかで免疫力も旺盛な気がします。100歳になっても、引退と言う言葉を知らない人は沢山います。そうかと思うと、65歳で引退する人もいます。老人人口が益々増えてくる世相ですが、いつまでも「勤労歓喜」という言葉を忘れたくないものです。


最初に、石渡会長の3分間スピーチです。


「以前、私は、倫理法人会の責務として、『人を育てること』が大切と言い続けてきました。しかし、よく考えてみると、『人を育てる』とは、なんとおこがましいことかと思い直しました。上から目線の言葉のような気がしたのです。『共に学ぶ』と言うべきであり、奢ることなく、相手に心から愛される存在でなければ、相手に真意は通じないものです。」

次に高田桃子会員の3分間スピーチです。
「先日、富士研修所に根岸会員と一緒に倫理研修に参加しました。いつも、私は時間に遅れることが多く、今回も倫理を学ぶと、色々な気づきが必要だと判ってきましたが、その気づきのためには、それ相当の時間がかかります。結局それらの時間を考えて、余裕を持って時間を守ることが大切だと思いました。
研修では、私の課題であった母との関係を改善するポイントを掴むことができました。素直に感謝する気持ちを持つことができ、これを実践しようと思っています。

いよいよ、茅ヶ崎市倫理法人会の大森 康子 氏のハーフスピーチ「子供4人、孫11人、主人1人のお世話役!」です。
【大森 康子 氏のプロフィール】
兄弟5人の末っ子として、高3まで山形で育つ。
相模原の看護学校(全寮制)に3年間通い、看護師となる。
ご主人大森 猛 氏のプロポーズを一旦断ったが、1年半後に看護師を辞めてご主人と結婚。専業主婦となり、二男、二女を授かり、孫は計11名を授かる。
現在:家庭倫理の会 湘南中央 副事務長

「結婚までのいきさつ:高2のとき、蔵王のペンションでアルバイトをしていたとき、主人と出会いました。写真を送ったりなどで文通を開始。3年生のとき、プロポーズされたがお断りしました。しばらくの冷却期間を置き、看護師1年目で再びお付合いするようになり、半年後に結婚しました。
その後は、専業主婦として、4人の子育て、季節労働者の子供数人の面倒、11人の孫育てに忙殺されました。」
訥々と話される肝っ玉母さんの奮闘記をじっくり聴かせていただきました。
ご主人はハーレーを駆るバイク乗りでもあり、康子 氏を後席に乗せ、国内だけでなく、アメリカを縦横無尽に走ったりされました。

しかし、東名高速道で、トラックと接触し、もう駄目と思われる転倒もされましたが、奇跡的に軽傷で済み、そのままレンタカーで伊勢神宮にお参りされたとか。そのときのご主人の深い愛を知り、一層仲良くなったとか。

続いて、根岸 猛 会員のハーフスピーチ「いつでも実践の場」です。
「私は、倫理に入ってから色々と自分を変えてきました。その一つとして、言行一致があります。つまり、いいと思ったことは直ぐに実行するようにしています。また、人を育てようと思えば、先ず褒めることだと言われます。小学校の教師が、箸にも棒にも掛からない子供に対して匙を投げているとします。確かに何を教えても理解できない子供には、なす術の無いことは明確なような気がします。しかし、その子にとって理解できないことを無理矢理押し付けているのですから、その子から笑顔が消え、不機嫌になるのは当たり前です。その子の身になって、いいところを褒め続けていると、やがて笑顔になってきます。笑顔になって初めてその子の論理回路が確立することになります。『褒めれば育つ』という教えをまともに受け止めるのか、『褒めたって何の役にも立たない』とその子の育ちを放棄するかで結果は雲泥の差がついてきます。良い人間関係を維持するには、相手の立場になって考え、相手の意見をまずは肯定するところから始めなければいけないと思います。
また、人から教えて貰ったり、忠告していただいたことは、肯定的に捉えて、実行すれば、得られるものは大きいと思います。教えて貰った相手に感謝の気持ちを持つことが重要です。そして、自分を飾らず、ありのままを言うことが大切で、そのような場を提供して貰えることにも感謝します。」

MS後は、いつものようにオリーブの木で朝食を頂きながら2分間/人の感想です。今日は、多岐の内容にわたり、それぞれが深い意味の込められた感想でした。倫理の仲間の成長によって、自分を更なる成長の波に乗せることができると確信します。
恒例の通り、大森氏と高田会員が鎌倉駅まで往復されました。明日は最高温度が15℃以上とか、本格的な春がやってきそうです。      (平松健男 記)

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