「ひとつの映画で世界をつなぐ」 4月8日(火)
本日の講師は、(株)プロジェクトデザイン 代表取締役 奥山 省吾 氏です。
【奥山 省吾 氏のプロフィール】
日中協同制作の映画「純愛」を通して、女優小林桂子さんと出会い、世界に真の平和もたらすものは「愛」であることを確信。勤務先(資生堂)を退職し、この映画の普及に全身全霊をかけようと思っておられる。
NPO法人準備室:純愛国際平和基金を立ち上げられた。
冷たい日と、温かい日とが交互にやってくるこの頃です。春は、地球が受ける太陽エネルギの増加割合が最大となる季節です。北側の低温の空気と南側の高温の空気とが激しく混りあい、上昇・下降気流が激しくなり、雪と桜が共存する季節でもあります。
朝の5時ごろには、明るくなり始め、春の到来を待ちわびた野鳥が盛んに鳴き始めます。
今日の栞の箇所は第14条「心即太陽」です。
以下は石渡会長のスピーチです。
石渡会長・・・「倫理法人会は、楽しみながら実行するのでないと永続きしません。4/11のチャリティコンサートも、楽しくやりたいと思います。被災地では、金銭や物質面の問題よりも、心のケアが大切になってきています。特に子供たちの心の傷を癒すための有効な手立てが大切です。鎌倉てらこやでは、大学生のお兄さんが、不登校の子どもなどの心の教育を中心としています。
国は、1千兆円という莫大な借金を抱えていますが、これは、子供たちの将来に、大きな負担を強いるものです。子供たちの健全な発育のためにも、この借金は早急に返さなければいけません。
このような思いで、チャリティコンサートを実施したいと思います。
本日は、時間の間係で会員スピーチは割愛です。
【奥山 省吾 氏の講話】
奥山 省吾 氏・・・「純愛という映画の制作過程で女優の小林桂子さんと出会いました。この映画は、日本人と中国人との合作です。世界のどこかで発生している民族間の争い・戦争の原因は何か、何故人間同士が許しあえず殺しあうのか、許しあうには何が必要なのか、について考えさせられました。」
「そして、(純)愛こそが、民俗を越え、政治を超えて一人ひとりを感動させ、憎しみを乗り越えて全てを許しあう最大の力であると悟りました。」
「映画を製作するのに、8年(1997~2007年)もかかりましたが、この『純愛』の映画を世界の隅々まで浸透させるために、これからも精一杯努力したいと考えます。皆さんも是非ご覧になっていただき、その輪を拡げるのに、一役買って頂きたいと思います。」
「映画の上映に当たり、白いパスポートと赤いパスポートの2種類を用意しています。白いパスポートは初めて映画鑑賞に行く人のための、赤いパスポートは、再度鑑賞に行く人のためのチケットです。一度鑑賞すれば、友人に白いチケットを購入して差し上げたくなるとの思いで、このシステムを採用しています。このようにして、この映画の鑑賞者が鼠算的に増大し、世界に永久平和が訪れることを願っています。」
「世界の平和、子供たちの未来、国境を越えた心の交流を目的に、画像中に日・中・英語のフリップをつけて世界中にこの映画を拡散する積りです。」と結ばれました。
政治の世界では、国民の理解を得る(選挙で勝つ、下克上の打破)ためには国益や国家(権力)の威厳維持が最優先と考えがちです。しかし、一人ひとりの命や幸福を考えると、本当に国益最優先が正しい選択なのでしょうか?戦争回避のためには、仮想敵国より強大な戦力を持つべきということであれば、いざ戦争になったときのダメージは計り知れない決定的なものになるでしょう。何が何でも戦争は回避しなければ、個人の、国家の不幸から逃れる道はありません。皆さんも「純愛」を鑑賞し、戦争とは何か、愛とは何か、愛こそが人類を救う真の道であることを心で感じたいと思います。
モーニングセミナーの後は、いつもの通り、カフェー「オリーブの木」で、講師を囲んでの朝食です。1コインにしては立派な朝食に舌鼓を打ちながら、「純愛」の意味の深さを語り合うことができたことは感謝でした。
朝食後は、講師と横浜市倫理法人会会長の樋口俊雄氏(講師の中学時代の友人)を桜満開のホテルまで人力車でお送りしました。(平松)
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