『日本一の心地いい!毎回行きたくなる!学び多き
鎌倉市倫理法人会のモーニングセミナーに!!』
を目指して参ります。
平成21年10月6日(火)
テーマ:『自営業の素晴らしさ』
講 師:有限会社 太田屋 代表取締役 佐藤 良雄 氏
大和市倫理法人会 副会長
☆とにかく感謝していれば良いことがある☆
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震災のあった新潟の山古志村の出身
7人兄弟の6番目 4月1日生まれ
現在は社員6名で年商3億、利益率は45%。
川崎で「佐藤商店」開店、2・3号店出店。
その後、たまたま大和でいい物件があったのでそこで商売をすることに。
有限会社太田屋開店。
しかしその物件は大きな不動産屋が仲介していたものの、実は事件物。
さまざまな問題があり、夜も眠れぬ様な毎日が続いた。
法律でうごくものは必ずしも正義が勝つわけではないということを知った。
そして1年間で髪の毛は真っ白に。
しかし、感謝の気持ちとお客さんに喜んでもらえるというのが
自身の健康にもつながり、商売も順調に進んでいった。
地域と密着してやることは、直接の利益につながらなくとも
大事なことだと思っている。間接的に自分に返ってくる。
太田屋の商品は、他社の3倍くらいの値がするものもあるが、
長年ファンでいるお客様が全国にいらっしゃる。
それは信頼関係があるからである。
商売は値段ではなく、信頼関係で成り立つ。
豚肉の値段も暴落し、仕入や加工品等、値下げが進んでいるが、
スーパーや商店の小売り業はしっかり利益を得ている。
つらいのは問屋や生産者。
佐藤氏は自分のポリシーを持ち、生産者と約束し10年以上変わらない値段で取引を続けている。
それでもちゃんと利益は上げているのは、
仕入れた肉を余すことなくすべてを商品化、全部使い切っているからである。
もちろん売値を上げて調整しているのではない。
人も安く雇うのではなく、高く雇った方がよくなる。
だから利益率45%を出していけるのである。
まじめにコツコツちゃんとやっている人は、世間に認められるようになる。
「欲しい」と言われていくらでもすぐに売る商売はやらない。
数には限りがあるほうが価値が高まる。
中には1ヶ月待ちの商品もあるが、
その方が手にしたときの幸せは一段と大きくなるのである。
百貨店・スーパーからの出店依頼に対しても、どこでも出すわけではない。
こちらから出向くのではなく、出店をお願いされるような関係作りや、
ロイヤリティを取られる分、利益率の高い商品を売り、
売れ筋商品は自社の店舗で販売する、など「上手な付き合い方」がある。
値段ではなく信頼関係と「感謝」である。
毎月の福祉協議会への寄付は40年以上続けている。
一度決めたら絶対にやる。やれば何らかの形でかえってくる。
重度の障害者たちの部屋に訪れたとき目にした額に書いてあったこと
【あなたたちは日本のたからです】
マザーテレサの言葉にもあるが、
障害を持った方たちは一番神に近い存在である。
障害を持った人たちがこんなにいろいろできるのだから、五体満足に動く自分たちが寄付をすることは何でもないこと。
すべて感謝することが大事である。
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≪会長挨拶 皆川 美保子 会長≫
≪朝の挨拶・万人幸福の栞輪読 酒井 良祥 幹事≫
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16社19名のご参加、ありがとうございました。
記 事:酒井 良祥
撮影・編集:齊藤 理恵
2009年10月6日火曜日
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