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2009年6月30日火曜日

鎌倉市倫理法人会第191回モーニングセミナー



『日本一の心地いい!毎回行きたくなる!学び多き

 鎌倉市倫理法人会のモーニングセミナーに!!』

        を目指して参ります。




平成21年6月30日(火)



テーマ:『政治におけるリーダーシップ学』

講 師:参議院議員 水戸 将史 氏



本日の講師は、参議院議員の水戸将史氏です。



水戸氏は北海道苫前郡羽幌町ご出身だそうです。

お父様が漁師をしており、主にニシン漁をしていたそうですが、

乱獲により獲れなったそうです。

炭鉱が栄えていた時代であったため、その後は炭鉱業に従事した

そうですが、体調を崩した(塵肺)ので、発電所のボイラー技師に

なったそうです。

その後、炭鉱が衰え、お父様の友人を頼りに神奈川県藤沢市に

上京したそうです。









20歳の頃、母親の家の近所た方が組合活動(民社党を推す)を

行う方がいたそうで、水戸氏に暇ならば選挙があるのでバイトをしないかと

いうことで借り出されたそうです。

これが初めて水戸氏が政治と関わった瞬間だったそうです。

この時に民社党の春日一幸氏と知り合い、

大学時代に時々国会見学をしに行ったそうです。



大学を卒業後、オムロン株式会社に入社し、研修後、東京本社(虎ノ門)の

営業に配属となったそうです。

給料日前になるとお金が底を尽き、大学時代の好!?から虎ノ門からも

国会が近いとのことで、春日一幸氏の事務所を訪れ、お昼をご馳走に

なったそうです。

そんな縁からか、選挙で人手が必要になった春日一幸氏の事務所が、

”よくうちに顔を出している若者が居るだろう!、そいつをスタッフとして雇え”と

オムロンに入社して1年も経たずして、国会議員の秘書に華麗なる転職を

したそうです。



その後国会の仕事に従事して行く中、この仕事をするならば地元で

活躍したいということで、藤沢は民社党の先生が居なかったので隣の

戸塚で勉強をしたそうです。

そして、2007年、横浜市泉区より出馬し、みごと参議院議員に

当選したそうです。





さて本題の『政治におけるリーダーシップ学』についてのお話ですが、

政治家・経営者に求められる資質として以下の3つが必要だそうです。

(1)判断力と先見力

(2)決断と実行力

(3)責任感



まず(1)判断力と先見力についての例話のお話をして頂きました。

これは、日露戦争時の桂太郎首相の判断だそうです。

ロシアという大国相手に結果的には勝利したが、続けていたら

国力の差が出て負けてしまう可能性があり、1905年3月の

奉天大会戦の勝利直後に終戦をした。

引き際が良かった。



そして(2)決断と実行力についての例話のお話をして頂きました。

これは、田中角栄首相の決断だそうです。

中国との国境正常化、日本列島改造計画、思い切った決断、そして

実行力があったそうです。



最後に(3)責任感について、これが一番大事だとおっしゃられておりました。



18社21名のご参加、ありがとうございました。



撮影:高村 龍蔵

記事:設樂 雄一

編集:設樂 雄一


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