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2014年3月6日木曜日

七転び八起き 厚木伊勢原倫理法人会編


このテーマの内容は、講師の平松 健男 氏が、11月12日に鎌倉市、12月18日に横須賀市で講話した内容とほぼ同じです。
セミナー会場は、愛甲石田のフォーラム246です。6時半からの早朝セミナーですが、大船からは、愛甲石田着6時13分が最速です。改札出口に、黒沢会長じきじきにお出迎えして頂き、本当に安心しました。初めての場所で心もとないときに、このようにお気遣いをしていただくと、その日一日が明るくなります。見習わなければと思いました。

また、厚木伊勢原倫理法人会の皆様(出席者:11名)には、このような機会をいただきましたことを心から感謝申し上げます。

【平松 健男 氏のプロフィール:省略します】
以下は、平松氏の講話内容の一部です。



「企業にとって最も大切なことは、企業理念(社是)です。創立時の理念を大切にということで、頑なに創立時の理念全てを踏襲している企業もありますが、時代と共に、価値観も変化し、従業員が生きる上で何を重要視しているかも変化します。時代に即した理念に変えていくという前向きな態度が欲しいものです。
日本の企業の理念を調べてみると、社員を大切にしよう、幸福にしようという理念を本気に掲げている企業は少ないですね。事業性(利益)が最優先で、そのための『お客様第一』、『品質向上』、『オンリーワン』であったりはするのですが、社員にとっては、業務効率向上と併せて、締め付けとしか取れないような理念が多過ぎます。」


本物の技術は、製品化するのに時間もかかるので、その特許が切れる頃(出願後20年)に同業他社が導入するようになるものです。従って、優れた技術でも特許の経済価値はなくなってしまうのですが、そのような本物の技術を数多く出願し、社会全体のために貢献することが大切だと思います。今の日本では、どの企業も毒にも薬にもならないような特許を技術価値の査定もそこそこに出願しており、会社に多大な損害(出願費用が1件50万円程度)を与えています。」
「私は、今から32年前に、油圧をきめ細かく電子制御するタイプのオートマチックトランスミッションを世界で初めて開発しましたが、耐久性に問題があり、会社に大きな迷惑をかけてしまいました。しかし、新たな学習制御と、フィードバック制御とを世界で初めて導入し、今では何年乗っても、オイル交換も不要で、新品と同じフィーリングを維持する製品になっています。また、特許が切れる頃になって全世界が同じような手法を導入してきました。」「会社を退職して10年にもなりますが、『会社に与えた損害は倍返し』を実行できたと思っています。」





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