さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

モーニングセミナーをはじめ、おもしろ企画をどんどん行っています。いろんな経験をしたいなら鎌倉市倫理法人会へ!

2013年11月26日火曜日

忘年会へのお誘い

鎌倫忘年会へのお誘い 
平成25年は、鎌倫にとって、激動・躍進の1年でした。特にMS(モーニングセミナー)には、色々なジャンルの色々なレクチュラー(講師)をお迎えし、マジック、催眠術、気の世界から科学技術に到るまで、いずれも純粋倫理に沿った内容の充実したセミナーを開催することができました。
「楽しくなければ倫理じゃない」と笑顔を絶やさない集団を形作れたことも、鎌倫の雰囲気を良くし、会員の満足度を向上させることができた要因だったと思います。
講師を人力車でお迎えしたり、時間があれば、鎌倉に潜む裏道の美しさや優しさをご案内したり、更には、鎌倫音頭のCDを作成するなど、居心地の良い鎌倫を目指して、会員の多くが自分のできることを精一杯実行してきたことも満足度向上の要因でした。
安くて高品質の朝食を食べながらの歓談の中にも、自分の生き方を変えるほどのインパクトを頂きました。本当に得られるものの多い1年でした。
さて、今年も終わりに近づき、恒例の忘年会を上記の要領で実施することになりました。
倫理の会員は勿論、会員以外でも倫理に興味をお持ちの方は、どうぞ忘年会に参加頂き、幸せなひと時を過ごしませんか? ご家族の参加も大歓迎です。
会場予約の関係もありますので、参加ご希望の方は1210までに、メールまたはFAX(045-319-4553)で事務局までお知らせくだい。

幹部の一言

氏名

役職

一言

石渡 好行

会長

この一年、鎌倫は「自己革新の場」として、又「心の診療所」として大いに活動できたのも皆様のお陰と厚くお礼申し上げます。これからも楽しく活動しましょう

白木 大五郎

副会長

今年の新たな出会いを感謝しつつ皆様と楽しい忘年会に致しましょう。景品の差し入れをさせて頂きまーす()

皆川 美保子

副会長

プロ集団の鎌倫ならではのバイオリン演奏やマジック等、今年の忘年会も楽しいでショー!ゲームもハズレくじ無しの豪華賞品でお得感満載!

田谷 智広

専任幹事

朝はお越しににならない会員のかたとも、懇親を深めたいので、是非忘年会にはお越し下さい

川戸 裕佑

事務長

ぶれない方々に囲まれ、日々勉強させていただいています。

業種のメルティングポットな集まりです。是非一緒に!

松谷

MS委員長

鎌倫のすばらしい皆さんと今年も忘年会ができることに感謝!昨年、豪華賞品をゲットしたので今年も・・・ MSに参加が難しい方でも是非ご参加下さい。おいしいお酒を飲みましょう。

中山 裕一

朝礼委員長

鎌倫は、和気あいあいとアットホームな雰囲気の楽しい会です。

新規の方、1回講演を聞きに来て下さった方等々、

この機会に是非お越しになってみてください。

平松 健男

広報委員長

3月に入会し、充実した1年を過ごさせていただきました。皆様のご厚誼に心から感謝します。来年は、鎌倫の広報をもう一段階飛躍させたいと願っています。

梅ケ辻 弘子

女性委員長

今年県30周年記念講演は歯に衣着せぬ物言いの田嶋陽子氏と櫻井よし子氏でした(喜)一年を振り返り、飲んで食べて歌って笑って忘年会より忘現会 無礼講で楽しみましょう。女性の参加をお待ちしております

根岸


参加しないと解らない、行動しないと変わらない。ここには良い縁がある、今を大切にすると・・・参加しかないでしょ!!



人生は神の演劇


20131126日火曜日


人生は神の演劇


本日の講師は、倫理一筋のご家庭で育まれ、鎌倉倫理法人会の基礎を作られた 木村 由利子 氏です。テーマは、「人生は神の演劇」です。       


【木村 由利子 氏のプロフィール】

スナックYuli経営

前夜の嵐はどこへやら、穏やかな朝を迎えました。いつものきびきびした役員朝礼の声が公会堂内にこだまします。色づいた落葉の上に降った雨が、しっとりと濡れた古都鎌倉の情緒を醸し出します。

モーニングセミナーの開始です。

最初に石渡会長のスピーチです。「最近、ロータリの関係で、高額の旅費を払って関西に旅行に出かけました。車椅子の老人のお世話役もしましたが、結果的には失うものより、得られるものの方が多かった気がしました。マイナス志向でなく、常にプラス志向で接すれば、いい結果が自ずからついてくると思った旅行でした。」

どのような境遇であっても、それを素直に受け入れ、その中で最善を尽くせば、神様はそれを是とし、その人に生きる希望と場所とを与えてくださる存在だと思いました。

 
 
続いて、田谷 智広 専任幹事の3分間スピーチで、本日のテーマの栞は、第十四条「希望は心の太陽である」です。

田谷さんは、8年前に起業されました。「お客さんに喜んでもらうことを一筋に頑張ってきましたたが、何事にも悲観せず、希望を持てば、スポーツでも仕事でも課題を乗り越えられることを悟りました。ただ、【希望】という意味は、考えれば考えるほど分からなくなります。最近赤ちゃんに恵まれ、子どもこそが希望であると強く感じています」とのお話でした。各家庭が、そして地域が、未来を担う子どもを心の太陽として心から愛し、大切に育てることができれば、人類の将来は明るいと感じました。
 


その後、木村 由利子 氏による講話がありました。

木村 氏は、現在、スナックYuli(昼間はカラオケ)を経営する傍ら、ボランティア活動に積極的に取り組むとともに、24年間保護士もされています。また、お母様や曾祖母様が丸山先生の倫理の教えを直接受けられたという倫理一家でもあります。ご家族から多くの力の元を貰い、今では4人のお孫さんから力を貰っているとのことです。以下は、木村 氏の講話内容です。
 

小学校1年のとき、朝礼時の整列で皆が後ずさりするとき、友達の中に、決まって私の足を踏んでは知らん顔をする友達がいました。そのことを母に言うと、「知らん顔をした友達に、にっこり笑って返してご覧」と言われ、その通りにしたところ、向こうから「ごめんね」と謝ってきました。そして、「今まで由利ちゃんの顔が怖かったので謝れなかった」と言われました。このときが倫理に触れた最初の出来事であったと思います。
大人になって、母から、「倫理の勉強をしたら」と勧められ、本格的に倫理の道に入ることにしました。
14年ほど前、友人に連れられ、今にも潰れそうなスナックに行きました。暗い陰気な客席は、見ただけで、お客は来てくれそうにないお店でした。しかし、行きがかりからその店を借り、経営を引き継ぐことになりました。
 
初めての水商売でしたが、お金を使う立場から、お金を貰う立場になれば、人生が広がり大きくなる。との思いがありました、友人知人からも、「やってみたらいいけれど、苦労は多いと思う。水商売と見下げるなら止めた方がいい」などとも言われました。
実際に経営してみると、よく考えた上で積極的に出ることで、いい結果が得られたことが多かったと思います。必要な人員は確保したこと。高くないと思われる価格設定をしたこと。お客さん本位に営業したこと。日本酒から焼酎への流れを素早くつかみ取ったこと。スナックだけでは投資効率が悪いので、昼間のカラオケにもお店を併用したこと。これらのように、お客様の居心地を優先しながら、少し強気に先行投資することによって、経営がしっかりしてくることを学びました。
目には見えない神の演劇、決断したのはいつも自分でしたが、実は神の演劇であったことを自覚しなければいけないと思います。
 
木村 由利子 氏は、鎌倉倫理法人会を立ち上げ、その歩みを確かなものにして下さった方です。ご家族にも精神的に助けられた、その倫理一筋の道には頭が下がります。


 

 
 


 


 
 

 

2013年11月19日火曜日

純粋理論の実践


20131119日火曜日


純粋倫理の実践


本日の講師は、(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー 花野井 勝浩 氏です。テーマは、「純粋倫理の実践」です。       


【花野井 勝浩 氏のプロフィール】

(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー

(株)ハナノイ 代表取締役

 寒さも一息つき、薄暗がり(日の出620分)の早朝に、花野井先生のご指導のもと、きびきびした役員朝礼の声が公会堂の隅々まで響き渡りました。630分にモーニングセミナ(MS)開始です。

最初に石渡会長のスピーチがありました。「富士山の近くに住んでいる人たちは、富士山の美しさ、ありがたさを忘れてしまいがちです。また、鎌倉でも同じようなことが言えると思いますが、故郷の良さを再認識しながら生活することができれば、幸せな気持ちになります。」「自分の経験で良かったことがあれば、仲間にもそれを知って貰い、楽しみや便利さが共有できれば、人生が豊かになり、生き甲斐を感じることになります。」とのスピーチがあり、仲間と積極的に関わることが、実践倫理の遂行に欠かせないと思いました。


 
続いて、梅ケ辻 女性委員長の3分間スピーチで、本日のテーマの栞は第十三条です。


梅ケ辻さんのお母様は91歳になられ、介護度2です。人前ではしっかり話されますが、身内同士では、被害妄想的になったり、冷蔵庫に歯磨きを入れたりと、アルツハイマー型認知症が現れます。


当初は、僅か5%の異常行為(95%は正常)にいちいち反発していましたが、病気の本質が理解できた今では、お母様の人としての尊厳を思いやることができるようになりましたとのことでした。

 
その後、花野井 勝浩 氏による講話がありました。

花野井 氏は、現在、ビルの清掃や、リフォームなどを扱う会社を経営しておられます。以下は、花野井 氏の講話内容です。
学校を出て最初に勤務した会社を、26歳で飛び出し、31歳までの5年間はどん底の生活で、家族にも苦しく、悲しい生活を強いるものでした。

その後、知人に誘われて、倫理法人会に入会したものの、当初は、新興宗教と勘違いし、殆どスリーピング会員で、MSにも2回ほどしか出席しませんでした。

 あるとき、千葉県倫理法人会の教育塾の運営副委員長を押し付けられ、引き受ける羽目になったことがきっかけで、倫理法人会の教えが、新興宗教どころか、偶像崇拝もなく、排他的でもない本物の学問であることが分かり、以来のめり込んで、勉強するようになりました。
 
 
そして、戦後すぐの昭和2093日に、丸山先生が発表された純粋倫理の意味を知るにつけ、すごい学問だと知りました。

日本全体が焼け野原となり、人心はすさみ、道徳は乱れきっていたそのときに、先生は日本を崩壊から立て直すにはどうすればいいかについて、とことん考えられた結果が純粋倫理の考え方であったと思います。

 11年間のスリーピングの間、悪いことばかり起きてたのが、倫理の実践をするようになったこの13年間、右肩上がりで会社業績が伸びました。実践なしでは、倫理は何の役にも立ちません。実践を通して、人間関係に灯りをともすことができれば、家族の平和も、企業の業績向上も自動的に実現していくことを体験しました。

 
倫理の教えは、人間関係を律する上で、本質的で究極的な真理を含んでいるように思います。その教えを如何に実践するかが、私たちに課せられた最大の課題だと思います。

2013年11月12日火曜日

七転び八起き


20131112日火曜日


七転び八起き

本日の講師は、鎌倉市倫法人会 広報委員長の平松 健男 氏(72歳)です。テーマは、現役時代から座右の銘としてきた「七転び八起き」です。       

【平松 健男 氏のプロフィール】
鎌倉市倫理法人会 広報委員長
技術アドバイザ事務所 代表

 一挙に冬に突入した感のある寒い朝を迎えました。今朝は、横須賀線の下り電車が踏み切りの人身事故で、1時間15分も立ち往生し、会場に向かっていた講師を含む幾人かが巻き込まれて、慌しいことになりました。普段からリスクマネージメントを心がけている会員全員のお蔭で、MS15分遅れ(645分)のスタートです。 

珍しく、石渡会長も目覚まし時計無視の深い眠りにつかれましたが、モーニングセミナー開始時間には間に合いました。
 
最初に白木副会長スピーチです。「生きていること、そのものがリスクです。今日の人身事故にも、即座の対応ができてよかった。」「巨人の元監督川上氏は、少年野球の指導にも全身全霊で取り組み、野球を通して人間のあるべき姿を指導された。」と、含蓄のある話をされました。

 
 
  続いて、古屋会員の3分間スピーチで、本日のテーマの栞は「第十二条:得るは捨つるにあり」です。

古屋 氏は、一流のマジシャンで、トランプやコインを駆使して、あっと驚くマジックをいとも簡単にやってのけられます。そんな古屋 氏も、家業の「工業部品の焼付き塗装」に関しては、マジックが通じないことも多いそうで、納入先からの毎年の厳しい値下げ要求をどう乗り切るかが大きなポイントのようです。

あるとき、値上げしなければ経営が成り立たず、受け入れられないなら塗装から手を引くことも考えられたそうです。コスト決定要因などを相手方に丁寧に説明したところ、値上げをあっさり受け入れて貰えたことがありました。まさに「得るは捨つるにあり」ですね。

 

その後、平松 健男 氏による講話がありました。

自動車会社の開発部門でたたき上げてきた氏は、現在の機械工学が構造物に関する世界の三大失敗例の上に築かれていることを解説。

    1940年以降、米国の鋼鉄船が、北極海で、次々と沈没。その原因は溶接部の低温脆性破壊だった。

    1940年に米国タコマ市に建設された鋼鉄製橋梁が、強風と重量車走行との自励振動により破損。

    1954年に英国製飛行機コメットが、高空(低圧)と低空(高圧)の繰返し飛行で、機体が疲労破損し、多くの飛行機が墜落。

 

 現在でも、新たなメカニズムを開発すれば、必ず想定外?の失敗がつきものです。その失敗をいかに回避できるかが鍵ですし、経営リスクを回避するための手法として以下の説明がありました。

【リスク回避手法】

    時代に即した会社の理念を明確化

    あくまでも攻めの経営に徹する

    社内の互いの信頼関係の醸成

    規則・基準・標準は最小限に

    リスクの客観化、定量化を徹底

    固有技術を重視(他社追従は衰退への道)

 新製品の市場への出し方を工夫しないと、以下の事例のように、会社の存亡を左右することになります。

l  技術的に未完成だった三菱GDIエンジン

l  フォードエクスプローラ(4WD車)のタイヤめくれは4WDシステムの問題

l  ハイブリッド車は本当に事業性が確保されているか?

l  ハイブリッド車のブレーキエネルギの回生が、ブレーキの信頼性を低下・・・リコールへと

l  福島第一原発の原子炉メルトダウン・・・安全神話に埋没していた結果は甚大

 
【マネージメントに不可欠なこと】

    正しく、真実なことは主張するべきだが、論理で言い負かすと、恨みを買う

    人は理屈では動かない。好き・嫌いで動く

    配下からの提案がないのは、組織が腐っているから(幹部の問題)

    多分野を熟知していない専門家は、使いものにならない

    失敗したら倍返し

    途上国には、現有技術を惜しげなく提供。但し、常に先行技術を保持するべき

 
今回は、理解困難な話はなく、皆さんに納得していただけたようです。

私達は、家庭を愛し、隣人を愛し、職場を愛し、日本を愛し、世界・地球を愛し、宇宙を愛する一人の人間として、どのような生活態度で暮らすべきかについて、常に関心を持つことが重要だと感じました。