2013年11月19日火曜日
純粋倫理の実践
本日の講師は、(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー 花野井 勝浩 氏です。テーマは、「純粋倫理の実践」です。
【花野井 勝浩 氏のプロフィール】
(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー
(株)ハナノイ 代表取締役
最初に石渡会長のスピーチがありました。「富士山の近くに住んでいる人たちは、富士山の美しさ、ありがたさを忘れてしまいがちです。また、鎌倉でも同じようなことが言えると思いますが、故郷の良さを再認識しながら生活することができれば、幸せな気持ちになります。」「自分の経験で良かったことがあれば、仲間にもそれを知って貰い、楽しみや便利さが共有できれば、人生が豊かになり、生き甲斐を感じることになります。」とのスピーチがあり、仲間と積極的に関わることが、実践倫理の遂行に欠かせないと思いました。
梅ケ辻さんのお母様は91歳になられ、介護度2です。人前ではしっかり話されますが、身内同士では、被害妄想的になったり、冷蔵庫に歯磨きを入れたりと、アルツハイマー型認知症が現れます。
当初は、僅か5%の異常行為(95%は正常)にいちいち反発していましたが、病気の本質が理解できた今では、お母様の人としての尊厳を思いやることができるようになりましたとのことでした。
その後、花野井 勝浩 氏による講話がありました。
花野井 氏は、現在、ビルの清掃や、リフォームなどを扱う会社を経営しておられます。以下は、花野井 氏の講話内容です。
学校を出て最初に勤務した会社を、26歳で飛び出し、31歳までの5年間はどん底の生活で、家族にも苦しく、悲しい生活を強いるものでした。
その後、知人に誘われて、倫理法人会に入会したものの、当初は、新興宗教と勘違いし、殆どスリーピング会員で、MSにも2回ほどしか出席しませんでした。
そして、戦後すぐの昭和20年9月3日に、丸山先生が発表された純粋倫理の意味を知るにつけ、すごい学問だと知りました。
日本全体が焼け野原となり、人心はすさみ、道徳は乱れきっていたそのときに、先生は日本を崩壊から立て直すにはどうすればいいかについて、とことん考えられた結果が純粋倫理の考え方であったと思います。
倫理の教えは、人間関係を律する上で、本質的で究極的な真理を含んでいるように思います。その教えを如何に実践するかが、私たちに課せられた最大の課題だと思います。
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