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2013年11月26日火曜日

人生は神の演劇


20131126日火曜日


人生は神の演劇


本日の講師は、倫理一筋のご家庭で育まれ、鎌倉倫理法人会の基礎を作られた 木村 由利子 氏です。テーマは、「人生は神の演劇」です。       


【木村 由利子 氏のプロフィール】

スナックYuli経営

前夜の嵐はどこへやら、穏やかな朝を迎えました。いつものきびきびした役員朝礼の声が公会堂内にこだまします。色づいた落葉の上に降った雨が、しっとりと濡れた古都鎌倉の情緒を醸し出します。

モーニングセミナーの開始です。

最初に石渡会長のスピーチです。「最近、ロータリの関係で、高額の旅費を払って関西に旅行に出かけました。車椅子の老人のお世話役もしましたが、結果的には失うものより、得られるものの方が多かった気がしました。マイナス志向でなく、常にプラス志向で接すれば、いい結果が自ずからついてくると思った旅行でした。」

どのような境遇であっても、それを素直に受け入れ、その中で最善を尽くせば、神様はそれを是とし、その人に生きる希望と場所とを与えてくださる存在だと思いました。

 
 
続いて、田谷 智広 専任幹事の3分間スピーチで、本日のテーマの栞は、第十四条「希望は心の太陽である」です。

田谷さんは、8年前に起業されました。「お客さんに喜んでもらうことを一筋に頑張ってきましたたが、何事にも悲観せず、希望を持てば、スポーツでも仕事でも課題を乗り越えられることを悟りました。ただ、【希望】という意味は、考えれば考えるほど分からなくなります。最近赤ちゃんに恵まれ、子どもこそが希望であると強く感じています」とのお話でした。各家庭が、そして地域が、未来を担う子どもを心の太陽として心から愛し、大切に育てることができれば、人類の将来は明るいと感じました。
 


その後、木村 由利子 氏による講話がありました。

木村 氏は、現在、スナックYuli(昼間はカラオケ)を経営する傍ら、ボランティア活動に積極的に取り組むとともに、24年間保護士もされています。また、お母様や曾祖母様が丸山先生の倫理の教えを直接受けられたという倫理一家でもあります。ご家族から多くの力の元を貰い、今では4人のお孫さんから力を貰っているとのことです。以下は、木村 氏の講話内容です。
 

小学校1年のとき、朝礼時の整列で皆が後ずさりするとき、友達の中に、決まって私の足を踏んでは知らん顔をする友達がいました。そのことを母に言うと、「知らん顔をした友達に、にっこり笑って返してご覧」と言われ、その通りにしたところ、向こうから「ごめんね」と謝ってきました。そして、「今まで由利ちゃんの顔が怖かったので謝れなかった」と言われました。このときが倫理に触れた最初の出来事であったと思います。
大人になって、母から、「倫理の勉強をしたら」と勧められ、本格的に倫理の道に入ることにしました。
14年ほど前、友人に連れられ、今にも潰れそうなスナックに行きました。暗い陰気な客席は、見ただけで、お客は来てくれそうにないお店でした。しかし、行きがかりからその店を借り、経営を引き継ぐことになりました。
 
初めての水商売でしたが、お金を使う立場から、お金を貰う立場になれば、人生が広がり大きくなる。との思いがありました、友人知人からも、「やってみたらいいけれど、苦労は多いと思う。水商売と見下げるなら止めた方がいい」などとも言われました。
実際に経営してみると、よく考えた上で積極的に出ることで、いい結果が得られたことが多かったと思います。必要な人員は確保したこと。高くないと思われる価格設定をしたこと。お客さん本位に営業したこと。日本酒から焼酎への流れを素早くつかみ取ったこと。スナックだけでは投資効率が悪いので、昼間のカラオケにもお店を併用したこと。これらのように、お客様の居心地を優先しながら、少し強気に先行投資することによって、経営がしっかりしてくることを学びました。
目には見えない神の演劇、決断したのはいつも自分でしたが、実は神の演劇であったことを自覚しなければいけないと思います。
 
木村 由利子 氏は、鎌倉倫理法人会を立ち上げ、その歩みを確かなものにして下さった方です。ご家族にも精神的に助けられた、その倫理一筋の道には頭が下がります。


 

 
 


 


 
 

 

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