さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

モーニングセミナーをはじめ、おもしろ企画をどんどん行っています。いろんな経験をしたいなら鎌倉市倫理法人会へ!

2014年8月19日火曜日

愛和の心で、喜ばれる人に!~おかげさまの人生


本日の講師は、鎌倉市倫理法人会幹事 齊藤晴美さんです。



【齊藤 晴美さんのプロフィール】

(株)中央メディアエージェンシー取締役メディア本部長


東京都葛飾区出身。短大卒業後、千葉県浦安市の幼稚園に勤務。結婚・出産を機に退職し専業主婦に。30歳直前に都内大手広告代理店にパート職員として入社。のち正社員となり年間一億円以上の売り上げ記録をつくり、一気に女性取締役に昇進。その後、朝日新聞社発行の地域情報紙編集長を経て、10年前に友人と総合広告代理店を立ち上げ現在に至る。
着付師でもあり、茶道のたしなみもある。
今後は、「おかげさまの心」をキーワードに和文化の発信をライフワークにしていく。



朝からすっきりと晴れ渡り、青い富士山が裾野まで姿を現しました。
由比ヶ浜公会堂には、齊藤晴美さんの講話を聞こうと、鎌倉の会員はもとより、友人の方や他の単会会員の方も続々と足を運んでくださいました。
まずは石渡会長の挨拶です。


【石渡好行会長 挨拶】

経営者として、経営のことを学ぶため、さまざまなセミナーや勉強会に参加してきたという石渡会長。しかし、経営のノウハウは教えてもらっても、「心」については教えてもらえなかったといいます。
「倫理はそこがまったく違うんです。やはり経営も心。心が伴わなければ、ノウハウもその場限りのことで根本的な解決にはなりません。先週はお盆でしたが、倫理に入っている人はお墓参りも心を込めて行います。そうなれば同じお墓参りでも、まったくちがうものになるんです。
私は70歳を過ぎて利他の心で生きるようになってから、驚くような奇跡がたくさん起きるようになりました。これはやったひと、経験した人でないとわからないことです。倫理は実践です。みなさん、ぜひ実践してみてください。自分が変わり、周囲が変わり、さまざまな素晴らしいことが起きてきます。


続いて久保田雅人会員によるスピーチです。
本日のテーマは第16条「己を尊び人に及ぼす ~ 尊己及人」です。

【久保田雅人会 スピーチ】
大学を卒業してから現在の建設会社に入社、勤務してきた久保田さん。かつては職人さんを「つかってあげている」という意識をどこかで持っていたということです。しかし、そうなると仕事がスムーズに流れないのでした。
「今は、仕事をしていただいているという気持ちになりました。人の気持ちは人に伝わるものですし、行動にも表れるものです。気持ちが変わったことによって、仕事がうまく運べるようになりました。これからも、今の自分がどんな意識でいるのかということに心を向けていきたいと思います」


いよいよ齊藤 晴美さんの講話です。
凜とした着物姿、おだやかな物腰の齊藤さんに対して、多くの人が順風満帆の人生を想像してきたようです。
以下は、齊藤晴美さんの講話内容です。

OLさんに憧れて広告代理店にパートで入り、正社員になってからは「一億円プレイヤー」と称され、あっという間に取締役まで駆け上りました。取り締まりという立場にはやりがいがありましたが、同時に、仕事のし過ぎから身体を壊していくことになりました。
編集の仕事を経て10年前に現在の会社を立ち上げ今に至るというのは、私の仕事上でのプロフィールです。
今日お話は家族の関係、特に、父とのことをお話ししたいと思います。
6月3日にハーフタイムスピーチで、私は三年半、絶縁状態になっていた父に会いに行く決意をしたことをお話いたしました。すぐに電話をしたのですが、その時は父が旅行に行くということで、会いに行くことは叶いませんでした。
そして先週、鳥越先生に親子のことをお話いただきました。
「親を大切にしましょう」ということは、どの本にも書いてあります。でも、「なぜ大切にしなければならないのか」ということは教えてくれません。
でも、この『万人幸福の栞』には、あるんです。「私の命の根元」である、と。
私は「産んでくれてありがとう」という、ただそれだけの思いで、父に会いに行こうと決意しました。そして、その日のうちに、「明日、4時半に行くね」と父に電話をかけたのです。

翌日、父の好物を手に、三年半ぶりに会いに行きました。
久しぶりに会った父は、肩も腰も一回り小さくなっていました。
ショートケーキを食べながら、なんということのない世間話をしていたのですが、ふと、父の声音や話し方がやさしいことに気づきました。
父の話題は離婚した母のことにも及びましたが、その内容もかつてとは違って、母をいたわるようなことを言ったのです。
そのとき私は、はっきりとわかりました。
私はそれまで、父に向かっていくとき、鎧を着込み戦闘状態でいたのです。
けれど、その日は、その鎧を取り払って父に会いに行きました。
だからこそ、父は、そのようにやさしく接してくれたのです。
このように自分を変えることが出来たこと、変わることが出来たのは、倫理を学び実践するようになってからです。
鎌倉市倫理法人会に入会して半年になりますが、もしこの出会いがなかったら、私は一生、父と断絶したままで終わったと思います。

「人に喜ばれる人になろう」といわれます。
この鎌倉のモーニングセミナーに来ると、誰もが笑顔で「よく来てくれたね、うれしい」と迎えてくれます。
鎌倉に来るだけで、「喜ばれる人」になってしまっているのです。
私は、この石渡会長が船長を務める鎌倫号に、ぜひ安心して乗船して欲しいと自信を持って伝えることが出来ます。それぞれの気持ちで、それぞれの学びと実践をしていただきたい。
船から落ちてしまったら救命ボートも出します、溺れそうになったら浮き輪も投げます。それができる仲間です。
鎌倉市倫理法人会に入会して本当に良かったというこの思いを、これからも伝えていきたいと思います。






講話の後は元気に記念撮影。
そして、朝食会場のカフェ「オリーブの木」へ移動します。

ゲストの方々も多く、今日は店内がいっぱいになりました。
女性陣が中心になって配膳を進め、賑やかに席に着きました。


【本日のメニュー】

夏野菜のサラダ、鴨のハム添え/クロワッサン、デニッシュ2種/カスピ海ヨーグルト/コーヒー

ブロッコリーにズッキーニ、レタス、パプリカなど、ビタミンカラーのサラダは見るからに元気になりそう。焼きたてのクロワッサンとデニッシュ、薫り高いコーヒーと共にいただきました。
仲間と楽しくいただく朝食ほどおいしいものはありません。
数ある鎌倉のパワースポットのなかでも、毎週火曜日、「鎌倫モーニングセミナー」に勝るパワースポットはないでしょう。


★本日、横浜市会議員の輿石且子さんがご入会くださいました。輿石さん、どうぞよろしくお願いいたします!








0 件のコメント:

コメントを投稿