2016年2月9日(火)
寒さ一入の日々が続きますが、日の出時刻が次第に早く、日の入り時刻が遅くなってきたことを感じるこの頃です。インフルエンザの流行が激しいようで、A型、B型。そして花粉症が重なって罹患すると、ひどい目になるようですので、くれぐれもそのようなことにならないようご注意を。
さて、本日の鎌倫モーニングセミナーは、会員二人によるハーフタイムセミナーです。
最初に、松谷会長の会長スピーチです。
「先日、鎌倫会員の名知さんが、八千代で講話され、私も応援に行きました。ミャンマーにとって、名知さんは今やかけがえのない人となっています。皆さんもミャンマーに思いを馳せ、名知さんの活動を支えて欲しいと思います。」
次は、長谷 真子 氏の会員3分間スピーチです。
「二宮尊徳が提唱した『報徳』の話をします。昔、私は二宮尊徳を好きになれませんでした。むしろ嫌いでした。しかし、倫理に入って、二宮尊徳を見直しました。彼が独学で学び、到達した報徳の精神『神道・仏教・儒教などと、農業の実践から編み出した知恵』が、豊かに生きるための深い知恵であることを知ったからです。高い公徳心を持ち、エネルギの観点から経済を考え、常に相手の長所を伸ばすことに心掛けることが大切なことを学ぶことができました。」
いよいよ、本日の講話です。最初に久保田 雅人 氏(鎌倫会員)です。
【久保田 雅人 氏のプロフィール】
高校まで群馬県伊勢崎市で過ごし、東京で大学(建築学部)生活を送る28歳で清興建設に入社、現在(51歳)に到る
鎌倉市倫理法人会会員
「最近になって、大きな声ではっきりと、元気よく挨拶できるようになり、人間関係をよくするための挨拶の大切さについて改めて認識するようになりました。社長(石渡 氏)から、色々な面でご指摘を受け、お客様との関係も改善されてきたことがとても嬉しく、社長には心から感謝しています。」
「お客様をお迎えするときには、約束の時間より10分前に、外に出てお迎えするようになりました。相手が来られるのが楽しみになると、寒い冬でも寒さを感じません。逆に、『寒い中、ありがとうございます。』と、言えるようにもなりました。また、話をするときには、相手の目をじっと見て、親しみを込めて話しかけることがとても大切なことも分かりました。活力朝礼も大事ですね。朝の仕事始めに、社員の皆さんと心を合わせることができ、1日を穏やか心で、気持ちよく接することができます。2年前に父が亡くなりましたが、社長は父のような存在で、本当に感謝しています。」
次は、梅ヶ辻 弘子 氏の講話です。
【梅ヶ辻 弘子 氏のプロフィール】
静岡県生まれ、父母とも再婚の一人っ子鎌倉市倫理法人会幹事(数年前に入会)
鎌倉ユネスコ協会員
キリスト教カトリック信者
マグノリア 代表
「私の両親はともに再婚で、再婚して私が産まれました。再婚前に、父には3人の息子、母には1人の息子がいましたが、それらの子供たちとは、縁を切って再婚したのです。
母の息子は青森の親戚に引き取られましたが、川で溺れた友人を助けようとして命を落としました。その息子の葬式にも行けなかった母でした。」
「私には、3本の矢が体に突き刺さった状態と感じていました。1本目は、一人っ子の身で、家を継がなければいけないのに、継げなかったこと。2本目は、家業(会社)を継げなかったこと、そして3本目は母と娘と私の間の関係にもつれがあったこと。・・・でした。母が自分のお腹を痛めた息子の不慮の死に際し、お葬式にも行けなかったことも気がかりでした。
3本の矢を抜くため、色々と試しました。倫理指導も受けました。鎌倫の今日様(石渡氏)の真似をして、昨年の春から、自宅の仏壇に向かって、毎日仏前朝礼をしました。般若心経を称え、職場の教養を読みました。要介護となった母に、息子の死の顛末を報告した、その瞬間、息子の存在を封印してきた母の深い悲しみを少しでも和らげることができたと感じました。私は、これで3本の矢を抜くことができたと思いました。抜いてみると、その矢は小さなとげでしかありませんでした。とげが抜けて晴れ晴れし、心の底から明るくなりました。鎌倫の会員になっていて本当に良かったと思いました。」
集合写真を撮り、オリーブの木で美味しい朝食を頂き、皆さんで感想を述べあいました。今日のお二人の話には、心の底から感動しました。感謝!!
(平松 健男 記)
平松さん
返信削除いつも、わかり易くまとまっているブログですね(*^_^*)
モーニングセミナーの様子が手に取るように頭に浮かびます。
いつも、広報員会でお世話になり、ありがとうございます。ブログのコメントを頂き、感謝です。
削除私の文章は下手ですが、不明確な文章にはならないよう、注意している積りです。
今後ともよろしくお願いします。
これからも楽しみにしております。(*^_^*)
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