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2015年10月20日火曜日


~主婦が起業~佐藤 和枝

日に日に朝が暗くなり、450分頃に家を出るときはまだ真っ暗。最近の世相から、男子の一人歩きも危険が伴う感じさえします。

6時からの役員朝礼に、8人ほどが参加、きびきびと充実した朝礼となりました。
最初に松谷会長のスピーチです。
「今日の講師は、足立区西倫理法人会相談役の佐藤さんです。名知さんが足立区西で講話させて頂いたときからご縁で、ミャンマーに関蓮し物心両面でとてもお世話になりました。佐藤さんとは、昨晩から鎌倉八幡宮周辺を歩きましたが、ゆっくり歩いていると、鎌倉自体が随分昔と変わったように思いました。ところで、ノーベル医学賞を受賞された大村さんは、微生物で偉大な特効薬を発見されたのですが、鎌倉にも微生物によって、原発汚染の除染に効果のある物質が発見されたとのこと。将来有望ではないでしょうか。その芽をつぶしたくないものです。

 次に、平松広報委員長の会員スピーチです。


「本日の栞の箇所は、『肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号』です。①心の健康は肉体の健康があって初めて維持できること、②病気になって初めて健康のありがたさが判ること、③健康に自信があれば、過信し、案外短命の人も多いこと。また、神様は、心身共に完璧な人を望まず、弱者を労わる心を与えるため、何らかの欠陥を付与されるもの。」

「私は、先天性の心臓病で常時死と向かい合う恐怖の中で日々を暮らしてきたが、弱さを跳ね返して、老後を含めて世の中に貢献してきたように思います。以上のように、病が自分の心をむしろ強くし、家族、父母、神様に感謝する毎日に変えてくれたような気がします。」

次にいよいよ佐藤 和枝 氏の講話です。
 
【佐藤 和枝 氏のプロフィール】
東京都足立区西倫理法人会 相談役
(株)協和パートナーズ 代表取締役会長

7人兄弟の貧乏な家庭に生まれ、小学校のときから新聞配達をし、家計を助けてきた。朝2時半起床という大変な重労働ではあったが、心身共に鍛えられ、その後の人生を前向きに生かされたような気がする。両親に感謝。

22年前にご自分でリフォーム業を起業された素晴らしい女性経営者です。

「私が20歳の時に結婚した主人は、真面目で、仕事一途の警察官でした。寝る暇を惜しみ、睡眠不足のまま働いたからだったのでしょう、約10年前に肺癌で亡くなりました。その後、私も乳癌を宣告されましたが、抗癌剤使用を勧める医師の意見に反して、全摘手術を選択した結果、その後の再発を逃れた良い結果となりました。体の細胞一つ一つを愛おしく思うと同時に、感謝の気持ちを込めた結果ではないかと思っています。」

「現在のハウスクリーニングの会社は、創業22年目になりますが、長男も手伝ってくれていて、順調です。トイレなども素手で掃除(細かな汚れもなくせる)するなど、心を込めた仕事の結果だと思います。」

「そして、千葉に第2の事業の起業を計画中です。2040年には、孤独死が首都圏で13千人/月になると言われています。新たな形態のグループホームを千葉の田舎に建て、基本的に、入居者がホームを維持するシステムとし、そこに保育園や幼稚園を併設し、老人と幼児が共同生活するシステムを考えています。政府からの助成金なども期待できると思いますし、将来性があると睨んでいます。」

老人にとって、孤独で話すこともなく、するべき仕事の無い生活環境こそが最も避けたい環境です。世代の異なる幼児との接触も若返らせてくれるでしょう。とても良い計画だと思いました。

 この後、集合写真を撮り、オリーブの木で、朝食を頂きました。
 
 
いつもの通り、MSについての感想を述べ合い、有意義なときを過ごすことができました。お帰りは恒例の人力車です。名知会員と同乗し、鎌倉の街をしばしの散策です。

平松 健男 記)

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