天気予報では今朝の最低気温は0℃でした。今冬は、暖冬という気象庁の予報とは裏腹に、寒い日が続きます。まるで、30年ほど前の冬に戻った感じです。3.11震災以降、首都圏の冬は寒くなり、毎朝のように氷が張るようになりました。やはり、原発の稼働停止によって、日本海沿岸域の海面温度が低下し、北西の季節風が冷たいまま首都圏に到達したのが原因と思われます。
今日は、研修委員長の長谷 真子 氏が、専門とされているコーチングについて、初めて講話されます。鎌倫の会員以外の方も参加され、熱気の溢れる時間を過ごすことができました。
MS開始は、6時半です。
最初に、「万人幸福の栞」第六条(子女名優)を輪読しました。以下の語句は、親子の関係を絶妙に言い当てています。
「子供が悪くて困るとき、その原因はことごとく両親にある。」
「親たちは上べを飾り、上品に暮らしていても、子供たちはつつみかくさず、親の心を実演する。」
続いて、石渡会長のご挨拶です。「白木副会長、齋藤女性委員長のお二人はご病気の身ですが、私たちは、ご両人の快癒を祈っています。皆さんと心を一つにして、この祈りをご両人に届けたいと思います。」
今月お誕生日を迎えられる齋藤さん、長谷さんに、皆でハッピーバースデイの歌を唄い、花束が贈呈されました。
続いて、長谷研修委員長の講話です。テーマは、「希望は心の太陽である~ビジョンを描こう~」
【長谷氏の、プロフィール】
1960年生まれ。高卒後、建設会社に10年勤務。結婚と同時に退職するとともに、義母と同居し、2児(男)をもうけ現在に至る。結婚12年後に、コーチングオフィス幸せ経済研究所を設立。主として経営者を対象とした研修を実施(総コーチング時間:1600時間)
パワーポイント12ページに分かり易く解説された資料によって、コミュニケーションの質を画期的に高める「コーチング」についての講話が始まりました。
「コーチングとは、人とのコミュニケーションを高めて、相手のモチベーションを高めることにより、色々な課題を解決する素地を作ることです。特に配下とのコミュニケーション(報、連、相)の強化に有効です。
相手と気持ちよく話すためには、以下に注意することです。
l キャッチボールのように、相手の捕り易い(気持ちに寄り添って)ボールを投げる。
l 相手が捕れないボールとなってしまった場合、直ぐに謝る。
l 捕れない球を投げてきたら、黙って拾いに行く。
l いい球が来たら、「ナイスボール!」と褒める。
l 聴く方は、論点を変えず、パワフルに(頷きながら、眼と眼を合わせ、好意を持って)聴く。
l 聴き入って共感する。
l 制限時間を守る。
コーチングの実演として、3人(A,B,C)一組で、以下の要領で話し合いました。
A:最近経験した嬉しいことを話す(3分)
B、C:この話を聴いて、感想を一言(各2分)」
短い時間でしたが、実演をすることにより、コーチングの持つ素晴らしさを理解することができました。
また、質の高いコミュニケーションは、仕事だけでなく、人生を変える力があることを実感しました。そして、最も大事なことは聴き手の質であることも理解しました。
私たちは、職場で、上司の「結論から先に言え」、「何を言いたいんだ」というような問答無用の横柄な仕打ちを受けたこともあったと思います。そのようなとき、二度とそのような上司には、報告も相談もしたくなくなります。
そのような「愛」のない上司にはならないよう注意したいものです。
この後、オリーブの木で栄養価の高い朝食を摂り、いつものように各自が2分前後で意見を述べ、有意義な時間を過ごすことができました。 (平松健男 記)
長谷真子さんによるコーチングセミナー。
返信削除全員参加型の新しいスタイルは、新鮮さと楽しさがいっぱいでした!!