さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

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2014年6月17日火曜日

何のための倫理か

第432回 鎌倉市倫理法人会 経営者モーニングセミナー


紫陽花観光で賑わう鎌倉も、早朝は静けさと澄み切った空気に包まれています。

本日の講師は
(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー 戸田 栄造氏 をお招きしての開催です。


<会長挨拶  石渡好行会長>

今朝の石渡会長は、いつにもまして気合が入っていらっしゃるご様子・・・・。

開口1番「鎌倉は、倫読で日本1を目指します」と、宣言されました。
常々、モーニングセミナーにおける倫読の重要性を述べてこられましたが、
『相手の心に届く、美しいハーモニーを奏でられるような倫読』になるには、
とにかく練習を重ねることが大事であると力説されました。

又、倫理の学びは真剣勝負でなくてはならず、“ホンマモン”の学びの場にしていこうと
呼びかけられました。


<会員スピーチ 長谷真子会員>


冒頭、万人幸福の栞、第六「子は親の心を実演する名優である」を引用され、
今は亡きお父さんの話を始められました。
お父さんが養鶏場のお仕事をされていた為に、真子さんは子供の頃ずいぶんと友達にいじめられたそうです。

「なんで養鶏場の仕事をするの」とお父さんに詰め寄ると「日本がもし戦争になったとしても、自分たちの育てた食べ物で、賄っていけるように・・・」との1番大事な命の営みについて、しっかりとした信念をもっていたことを、今は理解できるようになったと話されました。
そして、ちぎり絵で作った鶏の作品を披露し、お父さんを思い出す鶏が、今では真子さんを明るく元気にしてくれるようになりました、と結ばれました。



<戸田栄造 法人スーパーバイザー 講話>


とても良い色に日焼けされている戸田講師。
日焼けの理由は900坪に及ぶ畑作業をしているから・・・・との話に皆さんビックリです。
「野菜を育てることは心の癒しであり、そこからいろいろなことを教えてもらっています」と、
野菜の成長も人として立派に育つことも、その根っこが育つ“土壌”が大事であると比喩され、
モーニングセミナーの会場は、まさしく倫理の修行の道場である、皆さんは入り口できちんとお辞儀をしてから1歩を踏み出されてますか?
と、基本中の基本の部分を明確にされました。

続いて3.11の震災直後に支援物資をトラック4台分集めて、石巻へ行かれた時のことを話され、そこで出会った、一人の婦人が言った「心からのありがとう」について話されました。



戸田講師は、ありがとうを次のように説明されました。

あ・・・甘えを捨てる
り・・・理屈を捨てる
が・・・頑固を捨てる
と・・・得意顔を捨てる
う・・・嘘を捨てる

この5つを捨てると

あ・・・明るく積極的に
り・・・凛として生きる
が・・・頑張る(努力)・我慢する(忍耐)
と・・・徳を積む
う・・・運が開ける

になっていくのだと、大変わかりやすく説明してくださいました。

こうした「ありがとう」が行き交う会社は、必ず良い会社になっていく、
とご自身の体験をもとに話され、
商売は人を喜ばせることで、自分に戻ってくるのだと強調されました。

この“ありがとう”によって、
一人一人が「その気」になり「やる気」が芽生え「勇気」を持って行動することで「負けん気」が生まれ「根気」となって「本気」が育ち、「元気」な集団となる!
という鉄則を示されました。

最後に、会場全員が目を閉じ、戸田講師の心からの教えを聞かせていただきました。
一人一人がそれぞれに、心の琴線に響く素晴らしい「ことのは」を胸に刻ませていただきました。


<朝食会場でも和やかに・・・>


オリーブの木にて、いつものように和やかに朝食をいただきました。
石渡会長によるマジックも披露され、終始笑いの絶えない素敵な時間となりました。
参加者全員の感想からも、今日の講話の興奮が伝わってくるようでした。





<鎌倫のおもてなし>













最後は、人力車でお見送り。
また是非鎌倉に来てくださいね!!

皆様の笑顔でお見送りをさせていただきました。


                               (齊藤 晴美 記)


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