第577回モーニングセミナー
五月晴れの爽やかな朝を迎えました。全国的に良い天気に恵まれましたが、由比ガ浜の海岸には赤潮が久し振りに発生し、夜になると、押し寄せる波頭が大量の夜光性プランクトンにより、ブルーに輝き、幻想的な雰囲気が醸し出されました。
一方で、少雨とフェーン現象のため、関東以北では山火事が多発し、民家にも大きな被害を与えました。自然の猛威の前には、なす術を持たない我々は、自然と仲良く暮らしたいものです。
本日は、湯島倫理法人会副会長の中野 隆男 氏をお迎えし、中野氏の生い立ち、倫理の本質を学び実践することの大切さについて、お話して頂きます。
10名ほどでの役員朝礼の後、最初に松谷会長の挨拶です。
「中野モーニングセミナー委員長からは、昨晩、『倫理の実践』に関するお話を伺いました。本日の講話も、とても楽しみにし、期待しています。
今日は、来週講話をして下さる江戸川区倫理法人会の須賀 えり子
幹事がお見えになっています。」と、ご紹介がありました。
次は、菅原浩太幹事の会員スピーチです。
「昨年9月に当会に入会し、暮れに父が亡くなりました。その後納骨のために一人で愛媛に帰郷したのですが、その間まだ1歳にならない娘が高熱を出し、妻はその対応に大変だったようで、帰宅すると、とても不機嫌になっていました。私は仕事(建築事務所)のことで頭が一杯になっていたこと、子供のことには妻が責任持つべきと思っていたこともあり、喧嘩の様になってしまったのだと思います。妻は、家事育児で自分の時間をほとんど持てないことに気づき、家事育児を手伝うという気持ちだけではいけないのだと思いました。その後、できるだけ早起きし、率先して掃除・洗濯などの家事にも励みました。最近では、モーニングセミナーに快く送り出してくれます。これからも早起き、家事育児に頑張っていきたいと思います。」
次は、東京都モーニングセミナー委員長 中野 隆男 氏の講話です。テーマは、『経営者モーニングセミナーの醍醐味は、人間力形成で人生謳歌』です。
【中野 隆男 氏のプロフィール】
1948年8月生まれ、群馬県太田市出身(68歳)湯島倫理法人会 副会長
(株)シーメット医総研(医業コンサルタント)代表取締役
「倫理に入って15年になり、現在は湯島の副会長です。副会長の役目は、会長に苦言を呈すること、会員の皆さんには笑顔で接することと思っています。両親は倫理観のある人間でしたし、喧嘩したこともありませんでした。
倫理では、以下のことを嚙みしめて欲しいと思います。
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ガンジー(無抵抗主義を貫いたインドの首相)は、銃で殺されるとき、『その相手を赦しなさい。』と言いました。(暴)力で平和は得られない。
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道徳は、その国によって基準が異なるものです。
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人は、(退職などで)他人のために行動しなくなったとき、生きる価値がなくなり、死んでしまいます。
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他人にとって暖かいことは、直ぐにやりなさい。もし、冷たいということが分かったら、直ぐに止めなさい。
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醍醐(チーズの意)味とは、ものの本当の楽しさ、美味しさを意味します。
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万人幸福の栞17ヶ条、7アクトをしっかり頭に入れて行動する。
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見えるものより、見えないものの方が大事。
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病気の原因は『気』が70%。医師は木の幹(気)を治さず、枝葉(症状)つまり30%を治そうとする。」
「私の妻は、30歳のとき胃癌を発病し、35歳で亡くなりました。3人の子供を抱え先立つことがどんなにか辛かったことかと思いますが、子供たちの生きる力を信じ、あるがままを受け入れて亡くなりました。」
その他、私たちの心の琴線に触れる話があり、またの機会にその続きをお聴きしたいと思ったことでした。
その後、集合写真を撮り、同じ会場で皆川副会長の心尽くしの美味しい朝食を頂きました。感謝。今日の人力車のコースは、由比ヶ浜です。
参加者:18社・21名 (平松 健男 記)
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