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2015年11月17日火曜日


~私の倫理観~幸田

MS出席のため、511分大船発のJR横須賀線の電車を待っていたところ、横須賀付近の線路内にトラックが入り込み、動かなくなったので、大船・横須賀間は不通とのこと。早朝の横須賀線は大混乱となりました。慌てて自宅に戻り、車で由比ヶ浜公会堂に向かい、MS開始前には間に合わせました。複数の代替交通機関を頭に浮かべ、車が最善との結論になりましたが、日ごろから咄嗟の対応が重要と心得ていましたので、何とかなりました。
                                                                                                
本日のMS講師は、東京都東部地区地区長の幸田 です。

最初は、松谷会長のスピーチです。

 1215日にモデル単会としての評価を受ける予定です。評価が良ければ、『菊賞』を頂けるので、狙いたい。そのために、会員の皆さんに色々な役割を分担して頂くことになりますが、今日の交通混乱のような思いがけないハップニングが発生しても、対応できるように良いチームワークと機敏な実践とを是非お願いしたいと思います。」

次は、名知 仁子 会員の3分間スピーチです。

「私は、鎌倫の石渡今日様のご支援を頂き、ミャンマーファミリークリニックの活動を軌道に乗せることができました。そして、各地の倫理法人会のお世話により、財政的にもご協力頂き、大変感謝しています。ミャンマーで関わっている子供達は、1月から今までで約3千人です。多くの子供達が、病院や薬、勉強などとは縁も無い状況に置かれています。鎌倫の皆様に支えられて今のファミリークリニックの活動ができることを感謝しています。日本でエネルギを貰い、そのエネルギを彼らのために注ぐことができることを嬉しく思っています。」

今後のミャンマーでの活動に大きな希望を持っておられ、末永く応援したいと思います。

いよいよ幸田 氏の講話です。

【幸田 氏のプロフィール】
東京都倫理法人会 東部地区地区長
東京都足立区倫理法人会 会長
足立区西倫理法人会 相談役
()中央工芸 代表取締役

 「私は、昭和24年に神田で生まれました。父も、神田生まれです。幼い頃、母に抱かれて丸山先生の講義を聴いたようです。若い頃には、両親に迷惑と心配をかけ、倫理とは遠い存在でした。現在は家内と二人暮らしで、長男、長女は、独立し所帯を持っています。現在の仕事は、看板屋として、小さいものから大きな看板まで、製造・販売をしています。本日は、倫理との出会い、体験についてお話したいと思います。」

「人は常に学ぶことが大切だと思います。より良い人間関係を築くには、相手を思うことから始まります。同じ思うでも、『想う』は、相手を心で想うことですので、良い人間関係を築くには、この『想う』が適します。栞の83ページには、二宮尊徳先生のたらいの例話があります。『利益を自分の所に引き寄せようとすれば、むしろ、離れて行ってしまう』という例え話です。栞と出会って、利益を相手に与えることによって、振り子の原理で、利益が戻ってくるということを学びました。若い頃、人様には相手にされない人間でした。両親が大事にしていた鉢や植木を2階から投げ捨てたりするような親不孝者でした。

負けず嫌いで、勝つことばかりを是としていました。欲張りで、なんでも欲しがる人物でした。自分が儲かることしか考えない人間でした。そして勉強嫌いでもありました。

しかし、倫理に出会って、全く逆の考え方に変化していきました。最初のうちは、倫理の勉強に行こうと誘われても、『今は忙しいので、そのうち勉強する』という態度でしたが、次第に率先して勉強する人間に変わってきました。また、相手の心に寄り添い、相手の利益、喜びが自分の利益、喜びと思えるようになると、相手も変わってくることを学びました。理屈を捏ね、できない理由を探すのではなく、いいと思ったことは即実践することで開けてくることも知りました。不思議と利益は倍増し、心の底から生き甲斐を感じるようになりました。特に、道に外れた方を正道に導くことができたことは、人生最大の喜びでした。栞の106ページにあるように、『悪人を善人にする唯一つの道は信ずるにある』とは本当に真理だと思いました。」

この後、いつものように集合写真を撮り、
オリーブの木で、1コインで美味で栄養たっぷりの朝食を頂きました。
 

そして、いつもの通り、MSについての感想を述べ合い、有意義なときを過ごすことができました。今日の講話は、じんと胸に響くものがありました。倫理の本(もと)を実践されるご夫婦を乗せて走る人力車が眩く見えました。

平松 健男 記)

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