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2011年5月17日火曜日

東日本大震災のボランティア報告

みなさん、いつもありがとうございます。
2011年5月17日のモーニングセミナーは神奈川県倫理法人会 幹事長、(株)ティー・シー・エス代表取締役 川内 美喜男氏 テーマ:「東日本大震災のボランティア報告」

3月11日14:46、東日本大震災のとき、川内氏は会社の事務所2階にいらっしゃいました。代表を勤めていらっしゃる会社は訪問入浴を基本に様々なサービスを提供している会社です。

川内氏が会社を起こしてから、日本はこれまで3度の大きな地震に見舞われています。1995年1月17日の阪神淡路大震災、2004年10月23日の新潟県中越地震、そして今回の東日本大震災です。
阪神淡路大震災は、「ボランティア元年」と呼ばれる年で、震災後、多くのボランティアが復興に参加しました。
その教訓を得て、新潟県中越地震では、ボランティアをまとめるボランティアができ、多くの参加されたボランティアの方々を、良いタイミングで良い場所へ行けるように活動されていたそうです。川内氏は、新潟県中越地震の際にはじめて入浴介護のボランティアへ行き、リソースを良いタイミングで良いポイントへ持っていくことがいかに重要かを感じたそうです。

東日本大震災でも行かれました。仙台市青葉区を拠点とし、若林区、東松島市、石巻市とまわり、各地で訪問入浴サービスのボランティアをされました。テレビでは伝わらないこと(匂いなど)を実際体験された話はとてもリアルでした。
今回の震災では、あまりに被害を受けた地域が大きかったため、多くの企業は自分の会社の対応で手一杯になり、ボランティア活動などする余裕がないのが現状のようです。

こうしたボランティアへ、会社の社長が自ら行けるのも、役割をしっかり他の人へ委任できるからだと思います。
被災地でボランティア活動をする中、多くのインタビューで聞かれたことが、「なぜあなたがやる必要があるの?」ということ。
その答えは、半分が「お互い様」な気持ちからくるもの、もう半分は社員教育として社長自らが行動している姿を見せ、社員になにかを感じ取って欲しい思いからくるものだそうです。

そういう行動力と決断力を見習いたいと思います。
川内美喜男様、どうもありがとうございました。

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