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2015年4月9日木曜日


子は親の背中を見て育つ~日本創生は家庭から~

鎌倫の今週のMSについては、講師の要請もあり、ブログへ掲載しないこととしました。一方、横浜市戸塚倫理法人会のご厚意により、田谷 智広事務長が本日(4/96時半のMSで、首記テーマについて講演しましたので、その内容を報告します。

昨日からの極寒の名残もあり、凍えるような寒い朝を迎えました。寒さにもめげず、鎌倫から5人の助っ人も駆けつけ、計22名の聴講者を前に、講話が始まりました。

会場入り口では、戸塚倫理法人会の方々がにこやかにお出迎えです。

M S開始は6時半です。 

【田谷 智広 氏のプロフィール】
昭和461224日生まれ。
出身地:千葉県成田市
特定社会保険労務士
平成18年:たや社会保険労務士事務所を開業
平成20年:倫理法人会入会。平成27年度より、事務長 

「私の夫婦の間には、1歳半と小5の娘があり、祖父母4人は既に他界しています。私の祖父は整理整頓や掃除が上手で、子供心に整理整頓の大切さを教えて貰いました。また、祖母は、豪快な性格の一方、食べ物を大切にする人でした。米粒一粒の大切さを教えて貰いました。

他にも、お寺の住職が、私たち3人の兄妹に愛情を注いでくださいました。私は、小児期に、喘息やスギ花粉アレルギのため、小学校の出席率が80%程度で、薬漬けの日々でしたが、病気に負けない強い意志を持って運動にも励みました。大人になるに従い、病気は遠ざかり、『苦難福門』を実感しました。私は父の仕事(眼鏡店での接客業)は自分には向いていないとの思い込みで、理系に進みましたが、結局は、保険業という事務系接客業に就いています。私は、二人の子供に見せる背中がどうあるべきかを考えていましたが、万人幸福の栞の十七ヶ条に従いながら、春のように和やかで、夫婦が合一した家庭を目指したいと思っています。大人の仕草を純真な心で見ている子供たちの期待を裏切らないことだと思います。常に相手に対する感謝の気持ちと、尊敬する気持ちを忘れずに子供と接しようと思います。会社の残業を減らし、子供と接する時間を極力増やす努力もしなければいけないと思います。」

日本人が企業戦士として、長時間残業をこなし、女性を組織から締め出してきた歴史があることはとても残念に思います。一時、家庭を大切にする男を「マイホーム主義」呼ばわりし、蔑む風潮がありました。その価値観を完全に払拭しない限り、制度や法律で規制しても、「愛和が本当に幸福の母」にはなり得ないような気がします。「マイホーム主義」を蔑む価値観を一挙に修正することは難しいでしょうが、私たち倫理法人会が率先しなければ、幸福な国の実現は難しいのではないでしょうか。(平松 健男 記)

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