さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

モーニングセミナーをはじめ、おもしろ企画をどんどん行っています。いろんな経験をしたいなら鎌倉市倫理法人会へ!

2014年7月15日火曜日

丹沢の恵みとともに~米作りからの地酒造り~

第436回 鎌倉市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

 




 早朝の海岸線は、抜けるような青空が広がり
梅雨明けが近づいているのを感じます。

本日の講話は、神奈川県海老名市に157年続く日本酒の蔵元『泉橋酒造株式会社』の6代目、
橋場 友一氏 による『丹沢の恵みとともに~米作りからの地酒造り~』です。

<講師プロフィール>
橋場 雄一氏
神奈川県海老名市 泉橋酒造6代目兼農家
慶応大学を卒業後、証券会社を経て家業に就き、米栽培と酒造りに取り組む。


<会長挨拶> 石渡好行 会長


 今日の栞の輪読第10条について触れ、「この10条には“喜び”という言葉が何回出てくるかわかりますか」と問いかけられました。
会場では誰も答えられなかったのですが、正解は18回とのこと。
喜びから展開され、「なんでも喜んでやる」ことの大切さを話されました。
「ハイ、よろこんで」と、間髪なく受け入れることが自己修練につながることを示され、
鎌輪では、何でも喜んで取り組める人を育てていきましょうと結ばれました。


<会員スピーチ> 中山 裕一 幹事



 中山氏は、職場の教養『7月8日』のページを朗読されました。
この日は「遠慮は上品な強情」との題名で、
何事もわからないことはその場で聞くことが重要であると書かれています。
つい「知ったふり」をしてしまう事も多い中、中山氏はいつでもわからないことはそのままにせずに、何でも聞くという姿勢で仕事をしており、今まで仕事が嫌だと思ったことがないのは、そうしたことが大きな要因になっていると結ばれました。


<本日の講話> 橋場 友一 氏



日本酒蔵元の6代目…と聞くと、ついご年配の方を想像しておりましたが、
橋場氏は46歳のまさに働き盛りの爽やかな印象の方です。
大学卒業後に証券会社勤務を経て、20代でご実家の日本酒酒造6代目を継承されました。
原料の米作りから酒造りまで一貫して手がける酒造は少なく、
橋場氏は地元海老名が「豊富な水と肥沃な土地に恵まれた酒造りに適した土地であるという確信から、地域の農家の人たちとともに、「山田錦」や「雄町」、「亀の尾」などの酒米栽培に心血を注がれていらっしゃった様子を話してくださいました。

江戸時代に農業生産が拡大されたことにより日本酒製造が広がったお話や酒税の話など、
私たちが知らない日本酒にまつわるよもやま話に、
会場の皆さんは瞳を輝かせました。

今世界では和食ブームにのり、日本酒も様々な国で製造されているそうです。
しかし、日本酒を査定する規定がないため、
本物の日本酒というものがきちんと伝わっていかないのでは・・という危惧も大きいとのこと。













日本の歴史とともに長い年月育まれてきた日本酒。
製造までの様々な苦労や、たゆまぬ研究等のお話を伺い、もっと日本酒について知りたくなった…、
皆さんのそんな感想をいただき、大好きな日本酒がさらに身近な存在になったように思えました。


<朝食会> オリーブの木にて

 
 鎌輪の朝食は、オリーブの木オーナーの手作りです。
淹れたてのコーヒーとともに、今日も美味しくいただきました。















<鎌倫のおもてなし>
講話をいただいたお礼に、鎌倉名物「人力車」でのお見送り。
本日もとても喜んでいただきました。 







 これからも美味しい地酒を育てていってくださいね!

 
                       齊藤晴美 記





2014年7月12日土曜日

大人の寺子屋イブニングセミナー


2014711日(金)18:0021:30

本日は、鎌倉市倫理法人会会員の豊澤 早一妃(さなえ)様を講師にお迎えし、「鎌倉0地点、私の原点、私の咲くところ」と題して、夕食付きイブニングセミナー(講演会)を開催しました。

豊澤様は、23年間にわたって、JAL(日本航空)のCA(キャビンアテンダント)をされ、その間、滞空時間17,500時間(昼夜2年間に相当)を達成されました。

20101月にJALの倒産と同時に退職、その後CA株式会社を設立、代表をされています。20143月に鎌倉市倫理法人会に入会されました。

【石渡会長の挨拶】

倫理法人会とは、自分自身を見直す会であると思います。全国で年間3万人もの人が自殺しています。「愛」の反対語は、「無関心、無視」であり、隣人同士の絆がなくなった所に自殺があるのではないかと思っています。
豊澤さんは、鎌倉倫理法人会における人間関係と自然環境とによって、窮地を脱し、立ち直られました。倫理の講話には、中身の無い上辺だけをかすめ取ったような内容(=倫理ごっこ)もあります。本日は、倫理ごっこではなく、核心に触れるお話を伺うことができると期待しています。

【豊澤講師のお話】


JALでは、23年間にわたって、おもてなしの精神一途に働き、数多くの感謝レターを貰いました。
自分の使命を見つけるために、天職だと思っていたCAという仕事を辞める決意をし、奇しくもラストフライトの日がJALの倒産の日でした。


希望を持って地上に降りてきたが、人生そんなに甘いものではなく、心から信頼していた人の裏切り、経済的な自立の難しさ、さらには退職金を含め全財産をすべて失うなど、今までに経験したことのない失望感に襲われ、人間不信に陥りました。それでも笑顔で頑張ろうと無理を重ねた挙句、糸が切れた操り人形のように何もできない日々が続きました。そんな時に出会ったのが、鎌倉の石渡会長でした。

今思えば、裏切りだと思われていた現象は裏切りでも何でもなく、ただ相手に自分のエゴを求めて、その期待通りにならなかっただけであって、すべては自分が招いた結果だったのだと気づきました。




その頃、早朝に玉川を散歩するようになり、普段なら何も感じなかった自然との触れ合い、渡り鳥の群れの形、鳥の鳴き声、川の水の流れる音、川面に浮かぶ日の出の太陽、踏みつけられた花の復活などの不思議に出会い、それらに溶け込むことで、心の平安が得られることを悟りました。そして、鎌倉に来ると、ありのままの自然(海、山、花、鳥、風、雲、太陽)が豊かに溢れ、心を和ませてくれることを感じ、鎌倉が好きになりました。
相手が自分の期待に沿わないと、相手に不満を感じるという自分がいることにも気づきました。そして、自然に触れると、嫌な思いが溶けていくことも感じました。また、理不尽なことをされて、許せない状況を訴えて、倫理指導を受けたことがあります。そのような時に、私はどうすればいいのかを先生に尋ねました。そのとき、先生は二言、「赦す」、「できるか?」と言われました。愛と赦しによってしか、自分と相手の幸せは来ないと悟りました。裏切られたのは、ただ自分の依頼心が強かっただけのことと悟りました。

自分の物差しで人を評価し、決めつけるのではなく、もう一人の客観的な自分と語り合いながら、今を一途に生きることが大切、と結ばれました。


豊澤講師の心の底から発せられる言葉は、まさに私達の胸を打つものでした。「折角・・・してあげたのに、・・・してくれない。という恨みの感覚を持つ限り、人は幸せにはなれない」との講師の言葉にも共感しました。

「万人幸福の栞」の中の言葉には、短くても深い意味の言葉が満載されています。少しずつでも深読みし、有意義で幸せな人生を送りたいものです。





講話終了後は、一同、食卓を囲んでの夕食でした。それぞれ、本日の講話について感想を述べ合い、鎌倫の良さを再認識しながら、今後の発展の方向を語り合うことができました。(平松 健男 記)

2014年7月8日火曜日

幸せパワーを高める心身の処方箋(Part6)

第435回 経営者モーニングセミナー

 台風8号が、猛威を振るいながら日本に近づいているという朝。
鎌倉ではきれいな青空と大きな太陽と共に、今日もハツラツと皆さんが集いました。


<本日の講話>
講師:阪口 由美子氏 ㈲ヒューマンヘルス研究所 所長

*プロフィール/大学卒業後、専門の体育以外に東洋医学、メンタルヘルス、ヨガ、などのコースを習得。
現在、㈲ヒューマンヘルス研究所の所長として、トータルヘルスアドバイザーとして、幅広く活躍中


<会長挨拶> 石渡好行 会長



 石渡会長は冒頭、「人を育てることが、普及活動の1番の要である」と話され、これまでの鎌倉市倫理法人会の姿勢は、常にぶれずに“人を育てる”ことに徹底してきたため、現在徐々に人が育ち、しっかりとした根が張れてきたということを報告されました。
又、『日本一の輪読』をめざしている鎌倉では、「丸山先生のお話を心を込めて読み上げていきましょう!」と輪読の意味をまた一歩掘り下げて話され、全員が共通理解を深めることができました。


<会員スピーチ> 田谷智広 専任幹事



 

 田谷専任幹事は、今日の万人幸福の栞『【九】約束をたがえれば、己の幸を捨て他人の服を奪う』を引用され、ごく最近起きた身近な出来事を話されました。
仕事上で最初に決められた約束事が、のちに守られずに人間関係に大きなひびが入ってしまった・・・という実例から、たとえ小さな口約束であっても「初めにした約束は何としても守らなければならない」という絶対倫理の「きめごと」を真摯に受け止めていきましょうと結ばれました。


<本日の講話> 阪口 由美子氏




 満面の笑顔で始まった阪口氏の講話は、会場の皆さんをも笑顔に変えてしまうほどのパワーあふれるお話です。
ご自身の生い立ちを学生の頃のエピソードを交えながら、大変楽しく話されました。

応援団のリーダーとして学生時代を謳歌されますが、「勉強が得意でない人間は、手に職を付けるべき」というお父さまの断言の前に、高校受験・大学受験に挑まれた様子には、阪口氏の「絶対にあきらめない!!」という強い精神力がうかがわれます。

見事国立大学に合格され、大学在学中には「健康に関する講演」をされる教授と共に、エアロビクスの指導者として、年間400回以上も講演に同行されたということは、ものすごいバイタリティだと感じました。 



こうして培った「エアロヴィクス指導者としての経験」が、今のお仕事へとつながり、ヒューマンヘルス研究所を設立されます。西洋医学では治らないとされた様々な病気を克服された人たちの姿を通し、『人間の体はミラクルがいっぱい』との気付きを得て、日々“心身の処方箋”を多くの皆さんに提供されています。

最後に、映像と共に紹介された『鷹の選択』。
中年を迎えた鷹は、自らの嘴と爪を傷つけ、弱ってしまった体にカツを入れて、老後の生きる力を復活させます。画面に流れるテロップの一文字・一文字が深く心に刻まれ、大きな拍手が沸き起こりました。

<一部抜粋>
 
人は誰でも、過去よりは成長することを願います。
成長を望み、もっと新しい自分を見つけるためには、


心の底から「変化」を期待し行動しなければなりません。
大切な人生の生きる意味に気づき、
「涙」と「笑顔」で成長する自分と向き合うためには、
この鷹が見せてくれたとても苦しい「選択」という勇気ある決断が必要なのかもしれません。



<朝食会> オリーブの木にて


焼きたてのクロワッサンと、手作りのお惣菜に、皆さん思わず歓声が上がりました。
毎週、毎週、品を変えて私たちの健康を考え作ってくださるこの朝食は、鎌倫の名物となっています。







<鎌倫のおもてなし>
大好評の鎌輪のおもてなし、人力車でのお見送りです。


      元気いっぱい・笑顔いっぱいの数時間、本当にありがとうございました!


                                         齊藤 晴美  記


2014年7月1日火曜日

非行と不良





非行と不良71日(火)



本日の講師は、朝霞市倫理法人会 相談役 北嶋 茂敏 氏です。




【北嶋 茂敏 氏のプロフィール】

平成5年(1993年)5月、新座市準倫理法人会を創設。また、エネルギ以外の用途に限定した石油製品を扱う(有)北産業を起業、代表取締役をされています。
ご子息が学校でのいじめに遭ったことで、学校や警察を動かしてご子息の窮状を救われました。この経緯をテーマに、講話されました。

【石渡好行会長 挨拶】


輪読の際には、心を合わせ、怒鳴らず、きれいな声で輪読したいものです。輪読に相応しい音楽をBGMとして使用することも検討したいと思います。
木村さんが7月から鎌倫に入会されます。鎌倉市倫理法人会の創始者のお一人でもあり、長年、戻って来られることを念願していました。念願が叶い、とても嬉しく思います。
本日は、友好単会の朝霞市倫理法人会から北嶋相談役をお迎えし、貴重なお話を聴かせていただきます。大変楽しみにしています。
続いて齋藤晴美幹事のスピーチです。
本日のテーマは第八条「明朗愛和」です。
【齋藤晴美幹事 スピーチ】
鎌倉市倫理法人会に入会し、まだ3か月ほどですが、ここでは、以下の雰囲気が好きで、鎌倫に入会して本当に良かったと思っています。
  • 「夢限りなく」を唄うとき、闘志が湧きます。「父母の一節」では、涙が出そうになります。
  • 毎回、素敵な講話が聴けて本当に充実しています。
  • 新しい、素晴らしい仲間が増え、会話が有意義で楽しいことです。
これから、遠くからでもお客様をお招きできるような単会にしていきたいと思います。
いよいよ北嶋氏の講話です。
「非行と不良」と題し、ご子息が中学時代に遭ったいじめを根本解決した内容の濃いお話でした。

以下が北嶋氏の講話内容です。
【非行と不良】
平成5年に、新座市準倫理法人会を立ち上げましたが、それまで、倫理法人会の存在すら知りませんでした。3になり人の子宝に恵まれ、家庭は円満でした。
私は、新たな会社を起業し、会社を一人前にするために、仕事に没頭していました。ちょうどその頃、中2の息子が、いじめに遭って窮地に立たされていたことも気づかず、家族を顧みることなく、仕事一途でした。
いじめは、息子の上級生の非行グループによる陰湿で悪質なものでした。そのグループは、学校の授業には出席せず、下級生が帰宅する放課後になると、校舎の外を囲むようにして多人数で待ち伏せし、下級生に1万円という大金を持って来るように恐喝していたのです。
持ってこなければ、暴力をふるったので、息子を含む下級生たちは、親に迷惑をかけたくないので、いじめを親には話せない。しかし暴力を恐れて、親からくすねた大金を貢いでいたのです。
結果として、親の目を盗んでは親の財布などから持ち出していくこととなります。長く続くはずもありません。やがて、親達はそれに気付き、咎めて全容をつかむことになりました。
さて、それからが大変です。私は、学校に行き訴えますが、暖簾に腕押しの状態で、校長は「うちの中学にはいじめは1件もありません」と開き直る始末です。警察に行って訴えても、被害届が出ていない以上、具体的な手は打てないということです。そのため、意を決して被害届を出しました。
やがて、警察の手で全容が解明され、非行少年も非行を認め、更生することになり、一件落着となりました。この件を通じて、私は、家族に対する思いやりの少なかったことを猛反省しました。また、このようなとき、勇気を持って、正面から問題を取り上げ、対応することしか、解決の道はないと思いました。国の将来を担う若い人たちが、安心して勉学に励み、楽しい学生生活を確保するのは、大人の責任であるとつくづく思いました。特にいじめから子供を守るための、父親の責任は重いと感じた次第です。


【本日の朝食】

すっきりしない天候が続く中、着実に気温が上昇してきています。そのうち、猛暑がやってくるのでしょう。MS出席者全員の写真を撮り、カフェ「オリーブの木」に移動します。店内いっぱいに並ぶテーブルのレイアウトは、いつもとは違って新鮮です。他会からの多くのお客様を迎え、定員一杯の手狭な朝の食堂ですが、北嶋相談役、蓮実法人局参事を囲んで賑やかな朝食会が始まりました。
本日のメニュー

大根とひじきと夏野菜の煮物/クロワッサン・デニッシュとドイツパン/カスピ海ヨーグルト/コーヒー

ビタミンとミネラルたっぷりの体に優しいメニュー、これなら夏ばても防ぐことが出来そうです。





                       (平松健男 記) 



朝食を終えてしばらくすると、梅雨とは思えない青空が広がってきました。
蓮実利勝参事の「お刺身でご飯が食べたい」というリクエストに、いっそ江ノ島までくりだそうか!ということになりました。
心地よい海風が通り抜けるレストランでお刺身定食をいただいた後は、江ノ島観光。おみやげやさんの店先をひやかしたり、エスカーに乗って頂上まで行ってお参りをしました。
紫陽花も、もう名残の時期。夏はすぐそこまで来ています。







2014年6月24日火曜日

蝶々四方山話

本日の講師は、三浦半島昆虫研究会代表幹事・日本鱗翅学会会員 柳本 茂 氏です。



【柳本 茂 氏のプロフィール】

子供のころから昆虫が好きで特に蝶々に興味を抱き、中学時代からは同好会に所属して本格的に研究を始める。以来、半世紀以上にわたって日本はもとより世界の蝶々の研究に携わった「蝶々の第一人者」。蝶々に関する専門書の編纂にも携わる。


しっとりとしめった風の吹く梅雨らしい朝。紫陽花の季節も終盤にさしかかりつつあります。
夏至を過ぎ、アゲハチョウを見かけるようになったこの頃、折しも本日は蝶々研究の大家である柳本先生の講話です。

6時からの役員朝礼に続き、6時30分からのモーニングセミナーが明るく爽やかな雰囲気の中で始まりました。
まずは石渡好行会長の挨拶です。


【石渡好行会長 挨拶】

私は鎌倉の輪読を日本一にしたいと思っています。そのために、いかに美しいハーモニーを奏でるか自分なりにいろいろと考えています。
たとえば最近ではBGMを流しながら音読しています。よく合うリズムのBGMなら、落ち着いてちょうどいいリズムで、しかも心を込めて読むことが出来るということがわかりました。すると非常に感動するのです。感動するというのは、とても大事なことですね。
私たちは日々さまざまなご縁に恵まれますが、そのご縁がいかに素晴らしい感謝すべきものであるかということは、感動する心、感性がなければわかりません。
「職場の教養」の6月号、22日には、「今を生きる」ということがテーマになっていますが、過去にとらわれず未来を案ずることなく今を真剣に生きること、そうした生き方が感動できる心、ご縁に感謝できる感性を養うと思います。
今を真剣に生きる、この基本をしっかり踏まえていきましょう。



続いて梅ヶ辻弘子会員のスピーチです。
本日のテーマは第7条「肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号 ~ 疾病信号」です。


【梅ヶ辻弘子会員 スピーチ】
みなさんは鎌倉の御霊神社に行ったことがありますか。ここには鎌倉権五郎景政が祀られています。鎌倉権五郎景政は弓で目をいられた状態で戦い、そして戻ってきました。その武勇をたたえているわけですが、なんと心の強い人であったかと思います。
私は四年前に経験したことの無い窮地に陥りました。それこそ心臓に矢が三本突き刺さったような状態です。まず頭が混乱し、世の中から色が無くなりました。何を見ても感動せず、食べ物はわらを噛んでいるようでした。
そんなとき、車いすのカウンセラーを紹介され、カウンセリングを受けながら、少しずつ心の健康を取り戻していったのです。
今後はこの経験を世の中のために生かしながら、私自身、鎌倉権五郎景政のように心だけは負けない自分でいたいと思います。そのためにも倫理をしっかり学んでいこうと思っています。



いよいよ柳本 茂氏の講話です。
蝶々四方山話と題しただけあって、ほんとうに楽しい内容をざっくばらんにお話しいただきました。

以下が柳本氏の講話内容です。


【蝶々四方山話】

私は東京で子供時代を過ごしました。町中はともあれ、町外れに行くと東京といえどもまだまだ自然がたっぷり残っていました。幼いころは、そこで母が作ってくれたお手製の虫取り網でトンボを追いかけたものです。
そのうち、蝶々に対しては特別に興味を抱くようになりました。中学時代になって生物部に入部し、今に至るような蝶々の研究を始めたのです。その頃は物の少ない時代でしたから、図鑑などは仲間と回し読みします。それがかえって仲良くなることにもなりました。
高校時代も蝶々のことばかりやっていましたが、大学では経済を学んだんです。その後は、仕事が忙しくなり、学生時代ほどはできなくなりましたが、それでも細く長く続けてこられたのは、妻や家族の理解があったからだと思っています。

蝶々は、日本だけでも約250種、世界中にはおよそ2万5千種ほどいます。
生息地は熱帯から北極圏までと幅広く、陸地のあるところで砂漠以外なら、どこにでもいるといってもいいでしょう。
中には4500メートルの高地に生息している蝶々もいます。

蝶々の色やかたち、大きさなどは、植物によって左右されます。
蝶々というと花の蜜を吸ったり、葉を食べるイメージがあると思いますが、中にはアブラムシやありの幼虫を食べるものもいます。
南アフリカなどに生息する蝶は、イギリス人が銃で撃ち落としたと言い伝えられているものもいます。なぜそんなことになるかというと、大きいのです。羽を広げた大きさが、なんと15センチにもなるのです。

ご存じのように、蝶々は幼虫からさなぎへ、さなぎから蝶へと変化します。これを「完全変態といいます。成長してからの寿命はさまざまで、実は越冬する蝶もいるのです。
越冬する蝶は、寒い冬の間は、葉の裏側や土手の下に隠れていたりします。そうして凍えないようにして命をつないでいるんですね。

ところで、蝶はどのように数えるかご存じですか?
一羽、二羽、でしょうか。それとも一匹、二匹でしょうか。

実は、一頭、二頭と数えます。
あんなひらひらと舞う蝶々が、馬やウシと同じように一頭、二頭と数えるとは意外な感じがしますね。

現在、異常気象などが問題となっていますが、蝶々にとっても困難と言える状況があります。
蝶々の中には絶滅危惧種がありますが、やはり原因は人間の開発によります。
蝶々がどのような状態で生息しているかということは、その地域がどんな環境であるかということを知らせるバロメーターになるといえるでしょう。

私たち人間が謙虚になって、自然と共生する心を持つことが大事なことでしょう。



講話の後は元気に記念撮影。
そして、朝食会場のカフェ「オリーブの木」へ移動します。

今朝もおいしい朝食をご用意いただきました。


【本日のメニュー】

豆と野菜たっぷりのポタージュスープ/クロワッサン、デニッシュ、フォカッチャ/カスピ海ヨーグルト/コーヒー

梅雨の時期は思いがけず身体や内臓が冷えているものです。温かいポタージュスープは、つい冷たい物ばかりを飲んでしまうことが不調を招いてしまうということを教えてくれるようです。まさに、ほっとするおいしさ。
焼きたてのクロワッサンとほんのり甘いデニッシュ、そして、チーズのフォカッチャと、たっぷりの朝食を賑やかにいただきました。








2014年6月17日火曜日

何のための倫理か

第432回 鎌倉市倫理法人会 経営者モーニングセミナー


紫陽花観光で賑わう鎌倉も、早朝は静けさと澄み切った空気に包まれています。

本日の講師は
(一社)倫理研究所 法人スーパーバイザー 戸田 栄造氏 をお招きしての開催です。


<会長挨拶  石渡好行会長>

今朝の石渡会長は、いつにもまして気合が入っていらっしゃるご様子・・・・。

開口1番「鎌倉は、倫読で日本1を目指します」と、宣言されました。
常々、モーニングセミナーにおける倫読の重要性を述べてこられましたが、
『相手の心に届く、美しいハーモニーを奏でられるような倫読』になるには、
とにかく練習を重ねることが大事であると力説されました。

又、倫理の学びは真剣勝負でなくてはならず、“ホンマモン”の学びの場にしていこうと
呼びかけられました。


<会員スピーチ 長谷真子会員>


冒頭、万人幸福の栞、第六「子は親の心を実演する名優である」を引用され、
今は亡きお父さんの話を始められました。
お父さんが養鶏場のお仕事をされていた為に、真子さんは子供の頃ずいぶんと友達にいじめられたそうです。

「なんで養鶏場の仕事をするの」とお父さんに詰め寄ると「日本がもし戦争になったとしても、自分たちの育てた食べ物で、賄っていけるように・・・」との1番大事な命の営みについて、しっかりとした信念をもっていたことを、今は理解できるようになったと話されました。
そして、ちぎり絵で作った鶏の作品を披露し、お父さんを思い出す鶏が、今では真子さんを明るく元気にしてくれるようになりました、と結ばれました。



<戸田栄造 法人スーパーバイザー 講話>


とても良い色に日焼けされている戸田講師。
日焼けの理由は900坪に及ぶ畑作業をしているから・・・・との話に皆さんビックリです。
「野菜を育てることは心の癒しであり、そこからいろいろなことを教えてもらっています」と、
野菜の成長も人として立派に育つことも、その根っこが育つ“土壌”が大事であると比喩され、
モーニングセミナーの会場は、まさしく倫理の修行の道場である、皆さんは入り口できちんとお辞儀をしてから1歩を踏み出されてますか?
と、基本中の基本の部分を明確にされました。

続いて3.11の震災直後に支援物資をトラック4台分集めて、石巻へ行かれた時のことを話され、そこで出会った、一人の婦人が言った「心からのありがとう」について話されました。



戸田講師は、ありがとうを次のように説明されました。

あ・・・甘えを捨てる
り・・・理屈を捨てる
が・・・頑固を捨てる
と・・・得意顔を捨てる
う・・・嘘を捨てる

この5つを捨てると

あ・・・明るく積極的に
り・・・凛として生きる
が・・・頑張る(努力)・我慢する(忍耐)
と・・・徳を積む
う・・・運が開ける

になっていくのだと、大変わかりやすく説明してくださいました。

こうした「ありがとう」が行き交う会社は、必ず良い会社になっていく、
とご自身の体験をもとに話され、
商売は人を喜ばせることで、自分に戻ってくるのだと強調されました。

この“ありがとう”によって、
一人一人が「その気」になり「やる気」が芽生え「勇気」を持って行動することで「負けん気」が生まれ「根気」となって「本気」が育ち、「元気」な集団となる!
という鉄則を示されました。

最後に、会場全員が目を閉じ、戸田講師の心からの教えを聞かせていただきました。
一人一人がそれぞれに、心の琴線に響く素晴らしい「ことのは」を胸に刻ませていただきました。


<朝食会場でも和やかに・・・>


オリーブの木にて、いつものように和やかに朝食をいただきました。
石渡会長によるマジックも披露され、終始笑いの絶えない素敵な時間となりました。
参加者全員の感想からも、今日の講話の興奮が伝わってくるようでした。





<鎌倫のおもてなし>













最後は、人力車でお見送り。
また是非鎌倉に来てくださいね!!

皆様の笑顔でお見送りをさせていただきました。


                               (齊藤 晴美 記)