2017年11月30日木曜日

1mmの挑戦 静岡県浜松北倫理法人会 会長 エイチ・スマイル(株)代表 袴田 敦志氏




秋も深まってきました。モーニングセミナーの日は朝4時起きで家事をしてからセミナー準備をして朝5時半には由比ガ浜公会堂に到着です。火曜日の朝は目覚ましの音を聴くまでもなく自然に目が覚めます。

昨日の懇親会があってもきっちり朝6時には役員勢揃い。今日も朝から元気にモーニングセミナー朝礼です。

まずは中山裕会長の会長スピーチです。
詳細は割愛しますが、昨日から引き続き講話していただく袴田先生への謝辞と、朝早くから参加いただいたゲストや会員への謝辞を述べられていました。

続きまして会員スピーチは松谷直相談役です。
 「結婚して26年目。久しぶりの夫婦の旅行で宮城、松島と震災で被災したところを巡られたとのことです。仕事がら夫婦の旅行も無かったのですが、倫理の夫婦愛和に則り、仲良く夫婦旅行ができた。」とのことです。
また、仕事では新事業を始められたとのことで、「今はまだ成果は出ていませんが『やる、できる、やりきる』の精神で乗り切ろう」という意気込みをお話しになられました。

いよいよ、袴田敦志氏の講話です。

「講話のテーマは『1mmの挑戦』。これは、先が見えないときこそ一歩踏み出す勇気を持とう!ということです。」
「その一歩は特別に大きな一歩でなくていいし、差し当たって身の丈に合ったものであっていいのですが、とにかく前進することで新しい展開が開けていくことがある」というメッセージです。

「人間はどうしても自己弁護する生き物でもあります。どうせ○○だから仕方無いよ、とか、出来ない理由をついつい探してしまうものです。」

倫理で学んだように、返事は0.2秒で「ハイ!」を実践されているということですが、仕事がどん底の時期に倫理法人会に入会し、あっという間に会長を拝命するに至り、暗中模索の中、必死で毎日を送る中で光明が見い出せたということです。厳しいときに、敢えて火中に飛び込んでいく勇気は相当なものです。

お話しぶりはじつに淡々とですが、力強く確信に満ちた口調でお話しされていたのが印象深かったです。
また、個人的には袴田先生の倫理の勉強意欲に圧倒されました。倫研の先生に「袴田君ほど質問してくれる人はいないよ」と言わせしめるほど質問攻めにされたようで、沢山のことをお聴きになって、自分のものにしていこうという貪欲な姿は、非常に勉強になりました。

静かですが熱い袴田先生の講話が終わり、恒例の記念撮影です。

そのあとは恒例の朝食会で感想を述べ合いました。朝食会のあとは簡単ではありますが人力車で鎌倉見学をしていただきました。袴田先生、この度はどうもありがとうございました!!

(写真:平松 健男  田谷 智広  文:菅原 浩太)

経営者の集い ~人に恵まれて~


11/27(月)夜7時から始まりました「経営者の集い」のご報告です。おかげさまで多くの方にお越しいただき、またゲストも沢山来ていただいて大盛況に終わりました。


講師は浜松北倫理法人会 会長 の袴田敦志先生でした。エイチ・スマイル株式会社 代表取締役で法人レクチャラーをなさっています。



 講演内容詳細については割愛させていただきますが、袴田敦志先生は、経営で失敗し、いちからの出直しを余儀無くされたことや、そのとき出逢った倫理によって心の経営ということを学び救われたことなどお話ししていただきました。


とてもご苦労なさってきたのに、必要以上に着飾ったりせず、淡々とお話しされる様子は、袴田先生の誠実な人柄がよく表れていました。

講話の後は袴田先生を囲んで懇親会です。アットホームな懇親会となりました。袴田先生、どうもありがとうございました。また、応援に駆けつけていただいた県会長や役員の皆さま、どうもありがとうございました。

(写真:田谷 智広 文:菅原 浩太)

私の「地域デビュー」 大野健一氏 えかき ARC鎌倉デザイン 代表

諸事情によりブログ更新が滞っておりまして申し訳ありません。

今年の秋は暖かく富士山の雪もだいぶ遅かったのですが、気づけばあっという間に冬が来まして寒い週明けとなりました。寒くなってくるとお布団から出るのが辛いですが、倫理法人会の会員は寒さに負けずに早起きです!いつものように朝5時半に準備が始まりました。

いつものように6時半からモーニングセミナーがスタートです。中山裕会長の挨拶に続き、白木大五郎幹事の会員スピーチです。

中山裕会長挨拶

「今日は旧暦の小春に当たります。晴れ渡った朝はまさに小春日和です。先日、著名な橋梁工学の先生とともに、中国やインドネシアの学生を招いて鎌倉案内をしました。ランチにおもてなしをと寿司懐石を用意したのですが、生食はNGで天丼をご注文されました。文化の違いを理解しながらお互いに尊重し合うことが人間関係において重要であると改めて感じました。」

白木大五郎幹事 会員スピーチ

「今年は倫理に出逢って10年。2年前、大病の再発もありましたが今はすっかり元気になりました。若手経営者のため始めた無償の白木塾も111回目の会合をするに至りました。今まで元気にやってこれたのも、やはりご先祖様、神様のおかげだと考えています。自分の命は「生かされている」という想いで一生懸命やってきました。そして歴史や伝統を大切にしながら感謝を忘れず今後も精進してまいります。」

そしていよいよ、鎌倉在住のデザイナー 大野健一氏の講話です。


大野健一氏は有名な某広告代理店にてデザイナーとしてご活躍され、22年前に退職後、鎌倉の芸術や文化、そして地域コミュニティに多大なごご貢献をされてきた方です。


講話を拝聴して大変興味分かったのは、デザイナーが社会にどのように貢献するかということが非常によくわかったということです。

デザイナーは、部屋に籠って単に絵を描いているだけではありません。デザインコンセプトがあって、人との繋がりであったりとか、地域コミュニティの創出であったりとか、そういったソフトなもの全てを内包するような総合的な仕事であり、その表出としてロゴのデザインであったり、広告のデザインがあるということです。

コーポレイトアイデンティティの提案などは、まさにその企業のコンセプトそのものを共に創り上げたり、具現化していくような仕事です。

また大野健一氏は、トップデザイナーとして広告代理店を退職してからも、ひきこもりの若者などを対象に絵描き教室を主宰し、鎌倉に根差した地域活動に邁進されてきたということです。

講話の最後にそういった若者たちと描いた絵を紹介していただきました。まさに人柄を表すように優しい絵に癒されました。講話の後は恒例の朝食会にて楽しい感想会となりました。大野先生、この度は貴重なお話しありがとうございました。


(文章:事務長 菅原 浩太)

2017年11月10日金曜日

11/14(火)モーニングセミナー告知


鎌倉市倫理法人会は大人のてらこやです。経営者同士の情報交流の場、心の勉強をする場です。ぜひ私たちのモーニングセミナーに参加してみませんか?どなたでも大歓迎です!

2017年11月1日水曜日

~希望を力に 指導の力~東京都渋谷区倫理法人会 副会長 岸本 稲子 氏

20171031
昨日は、2週続けて大型台風が来襲しました。今回の台風の気圧はそれほど低くなく980hPa程度で、上空のジェッ気流(西風)に乗って、関東地区の南方を素早く通り抜けたので、風速はそれほどでもなく、大きな被害はありませんでしたが、北海道の東北に達してから、気圧がさらに低下し、950hPaと、台風並みに発達しました。この理由としては、上空に寒気が流れ込み、海面との温度差が増大し、それにつれて空気の密度差が増大、上昇気流が増大したためとみられています。通常、海面温度が27℃以上で台風が発達し、それ以下では衰えると言われますが、上空に寒気が入ると、そのバランスが崩れるということでしょう。今回は台風の通過と同時に木枯らし1号が吹きました。今までの常識を超えて異常気象が次々とやって来ます。



朝礼には、11名が出席、大きな声ときびきびとした動きで朝礼が始まりました。6時半からは、MS開始です。

中山会長の挨拶が始まりました。
「昨晩は今回の講話を担当してくださる岸本 氏のお話を伺いました。今日も、素晴らしいお話が聴けると期待しています。

先日大事な鞄を紛失し、万人幸福の栞や、バッジなども失くしてしまい、これを機に一からやり直す気になりました。」

 
次は、長谷 真子 幹事の会員スピーチです。


「私の次男は、4年前に社会人となり、ある会社に就職しました。その会社の社長は、倫理法人会の会員で、その社長方針(活力朝礼など)の型苦しさに反発し、会社を辞めました。その後、自衛隊の訓練生として入隊し、訓練生として合格。正式入隊が決まりました。が、その後、息子から『今の生活には耐えられそうにない』との相談があり、息子の今後はどうなるのだろうと心配しました。倫理に入会してから、私達の夫婦関係なども少しずつ改善され、そのことを息子も感じているのでしょう、息子の想いも理解できることを話したところ、あと3年は頑張ると言ってくれました。更に家族関係を改善したいと願っています。」

ご子息のことを、いつも愛され、献身的に関わっておられる姿には、いつも感動します。どこの子供でも、友人や教師、職場の仲間との人間関係などに悩みながら、それらの一つ一つを自分なりに解決して行く強い力を持っていると思います。親は、あくまでも子供を信じ力づけ、愛によって包み込むことができれば、子供自体の解決力をより力強くすることができると信じたいと思います。

次は、いよいよ、岸本 稲子 氏の講話です。テーマは、「希望を力に 指導の力」です。
【岸本 稲子 氏のプロフィール】
東京都渋谷区倫理法人会 副会長
普及拡大委員
東京都レクチャラー
岸本稲子指圧治療院 院長
 
前年度は、渋谷区倫理法人会の会長でした。そこで、会員数をプラス54社に増やし、個人普及賞を貰いました。この増加分は、息子の関係会社です。今後も無理はしないけれど頑張って普及活動を続けたいと思っています。」と、驚きの内容から講話が始まりました。

「私には、JAに務める夫と、娘一人、息子一人がいました。夫は、とても優しく、家事も積極的に実行してくれましたし、子供の面倒もよく見てくれました。10年前に突然ビルの7階から転落して亡くなりました。当時娘は高2、息子は中2でした。息子は父親が亡くなったときに、相談する相手がいなくなったことで号泣し、その後不登校になってしまいました。女性教師が、個々の個性に合わせた教育より、決められたレールに乗せようとすることから、反発し、夜はコンビニにたむろ、暴走族にも出入りするようにもなり、事を犯すごとに各所に土下座して謝りに行き、金銭的に迷惑を掛けたところには弁償もしました。絶望的になったこともありましたが、最後には生きてくれてさえいればいいと思い、帰宅するかどうかわからない息子のためにも、3食をきちんと用意しました。」

「私自身は、子供の頃から体育系が得意でした。息子に何かがあれば、金属バットを持って応援にも行きました。手に職をつけるため、指圧の資格も取り、治療院を開設しました。そして5年前に地区長の勧めで倫理法人会に入会。以下の倫理指導を受けました。『4箇所の墓参りに直ぐに行きなさい。そして、ご主人の母親の足を洗ってさし上げなさい。』と言われました。直ちに実行したところ、義母が自分の母のようになり、子供たちとの関係も一挙に良化し、息子も倫理に入会、仕事も熱心にするようになりました。そして、息子の昔の仲間の大勢が入会してくれ、冒頭のような奇跡的な驚くべき入会増となったのです。」

純粋倫理の実行によって、これ程の効果・展開があることは驚くべきことです。益々の発展を、切にお祈りしています。

集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話について話し合いました。特に、山形など、遠くから鎌倉にお出でになった方に、感謝申し上げます。


(平松 健男 記)