2017年11月24日金曜日

私の「地域デビュー」 大野健一氏 えかき ARC鎌倉デザイン 代表

諸事情によりブログ更新が滞っておりまして申し訳ありません。

今年の秋は暖かく富士山の雪もだいぶ遅かったのですが、気づけばあっという間に冬が来まして寒い週明けとなりました。寒くなってくるとお布団から出るのが辛いですが、倫理法人会の会員は寒さに負けずに早起きです!いつものように朝5時半に準備が始まりました。

いつものように6時半からモーニングセミナーがスタートです。中山裕会長の挨拶に続き、白木大五郎幹事の会員スピーチです。

中山裕会長挨拶

「今日は旧暦の小春に当たります。晴れ渡った朝はまさに小春日和です。先日、著名な橋梁工学の先生とともに、中国やインドネシアの学生を招いて鎌倉案内をしました。ランチにおもてなしをと寿司懐石を用意したのですが、生食はNGで天丼をご注文されました。文化の違いを理解しながらお互いに尊重し合うことが人間関係において重要であると改めて感じました。」

白木大五郎幹事 会員スピーチ

「今年は倫理に出逢って10年。2年前、大病の再発もありましたが今はすっかり元気になりました。若手経営者のため始めた無償の白木塾も111回目の会合をするに至りました。今まで元気にやってこれたのも、やはりご先祖様、神様のおかげだと考えています。自分の命は「生かされている」という想いで一生懸命やってきました。そして歴史や伝統を大切にしながら感謝を忘れず今後も精進してまいります。」

そしていよいよ、鎌倉在住のデザイナー 大野健一氏の講話です。


大野健一氏は有名な某広告代理店にてデザイナーとしてご活躍され、22年前に退職後、鎌倉の芸術や文化、そして地域コミュニティに多大なごご貢献をされてきた方です。


講話を拝聴して大変興味分かったのは、デザイナーが社会にどのように貢献するかということが非常によくわかったということです。

デザイナーは、部屋に籠って単に絵を描いているだけではありません。デザインコンセプトがあって、人との繋がりであったりとか、地域コミュニティの創出であったりとか、そういったソフトなもの全てを内包するような総合的な仕事であり、その表出としてロゴのデザインであったり、広告のデザインがあるということです。

コーポレイトアイデンティティの提案などは、まさにその企業のコンセプトそのものを共に創り上げたり、具現化していくような仕事です。

また大野健一氏は、トップデザイナーとして広告代理店を退職してからも、ひきこもりの若者などを対象に絵描き教室を主宰し、鎌倉に根差した地域活動に邁進されてきたということです。

講話の最後にそういった若者たちと描いた絵を紹介していただきました。まさに人柄を表すように優しい絵に癒されました。講話の後は恒例の朝食会にて楽しい感想会となりました。大野先生、この度は貴重なお話しありがとうございました。


(文章:事務長 菅原 浩太)

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