2017年9月20日水曜日

~第四地区長を拝命して、目から鱗が落ちる~神奈川県倫理法人会 第五地区副地区長 大森 猛 氏

20170919
本日は、8月まで私達の属する第四地区の地区長をされていた大森 猛 氏の講話です。


 
6時からの役員朝礼後、6時半から、MSの始まりです。
 
中山 裕 会長より、9/15開催の辞令交付式で、交付された辞令を各人に交付されました。

「本日は、大森 氏ご夫妻の素晴らしい夫婦関係や経営リスクの回避方法などが伺えると期待しています。」との、ご挨拶がありました。
 
次は、川戸 裕佑 会員の会員スピーチです。

「素晴らしい会長を迎えて、楽しみです。先週の会長講話の中で、万人幸福の栞の中の『易不易の原理』について、触れられました。『変わるべきもの(その時の条件で変えるべきもの)と、変えてはならないもの(どのような条件でも変えられないもの)とがあり、その見極めが大切』と話されました。会社でも、お得意さんから新たに依頼された仕事を引き受けるかどうかは、皆で考えて決めるのですが、失敗したときには、社長が謝ることです。中山会長の視点は大切だと思います。」
 
次はいよいよ第五地区副地区長 大森 猛 氏の講話です。
【大森 猛 氏のプロフィール】
昭和19年満州国大連で生まれる。72歳、
昭和22年佐世保港に引き揚げ
昭和38年平塚工業高校卒業、神奈川電設入社
昭和43年泰子さんと結婚、その後、4人(男2、女2)の子宝に恵まれる
平成10年湘南倫理法人会入会
平成20年茅ヶ崎倫理法人会入会
平成22年同会会長に就任
平成23年家庭倫理の会湘南中央に夫婦で入会
平成25年茅ヶ崎市倫理法人会 相談役就任
 
「平成22年に思いがけず、茅ヶ崎市倫理法人会の会長になりました。栞も充分に読んでおらず、読んでもあまり理解できませんでしたので、家庭倫理の会にも夫婦で入会、毎日の超早朝セミナーに参加しました。会社(NTT関連の電話線などの設置)が水、土、日の週3日休みでもあり、何とか休まず続けることができました。

私は、夫婦で遠くまで、バイク(ハーレー)に二人乗りで旅行するのが趣味で、高知まで殆ど休みなく走ったり、外国(米国、ニュージーランドなど)で計約1万キロ以上を走破したりして、良好な夫婦関係の維持にとって、とても良い思い出となりました。一度だけ、高速道路で転倒事故を起こしましたが、奇跡的に二人とも無事で、そのまま、レンタカー(同種のバイク)で、伊勢まで旅行を続行しました。妻はこの蛮行?にいつもついてきてくれました。

その外、倫理を実践するためには、会社の社員とのコミュニケーションを良好に維持すること。例えば、レクレーションのため、休日には29人乗りのバスを運転し、スキーに行ったり、海外への団体旅行を企画したり、各種イベントへの参加もしてきました。

また、健康寿命の高齢化に伴い、退職年齢も高齢化し、働ける人はいつまでも働ける環境を作ることで、社員が安心して快適に仕事をして貰えるようにしています。

外国人の中には、夫婦で旅行したり、遊びに行ったりすることが多く、退職後は、自分の会社を売って、そのお金で旅行したり、ボランティア活動に参加したりして過ごす人も多いようです。

倫理には、夫婦関係が重要です。妻あっての命、妻に全てを委ねるべきと思っています。家内と出会って、子供たち4人を育ててくれました。勿論私も一緒に育てました。今あるのは、家内のお蔭です。」
 奥様は、バイクの後部座席で、カーブの場合には、体をカーブ内側にずらすというように、万事、大森氏のして欲しいことを先取りして50年近くを過ごされてきたとのこと。あくまでも相互に愛があれば、そのような相手優先の心で過ごすことができ、人生を楽しく有益な日々とすることができます。


倫理の模範生として、今後とも多くの方々の心の先導役をして頂きたいと思ったことでした。素晴らしい講話に感謝します。
この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話の印象をそれぞれに語り合いました。

その後、恒例の人力車で市内を散策され、帰途につかれました。(平松 健男 記)


2017年9月13日水曜日

会長就任に当たって~明るく楽しい倫理の会を~鎌倉市倫理法人会 会長 中山裕 氏

20170912

倫理法人会の新年度を迎え、新たに、中山 裕 氏が鎌倫の
会長に就任されました。本日は会長就任にあたっての抱負をご披露して頂きます。

6時からの役員朝礼は、いつものように、大きな声ときびきびとした動きで始まりました。これで眠さを吹き飛ばし、笑顔のMSを迎えます。

6時半から、MSの始まりです。

石渡相談役の挨拶で始まりました。


「新年度を迎えて、神奈川県倫理法人会の星会長が本日のMSに参加してくださったほか、多くの方々をお迎えすることができたことを嬉しく、感謝します。中山会長の言葉には力強さがあります。その上、言葉と共に心を寄せる目力を感じます。鎌倫は永遠に不滅だと信じています。今後とも中山会長をよろしくお願いします。」

次は、加藤 愼吾 副事務長の会員スピーチです。


「素晴らしい会長を迎えて、楽しみです。今日の栞の輪読は、「苦難福門」でした。日曜日に、地元のお祭りの準備があり、裁定委員長を仰せつかりました。色々な人がいて、己惚れている人、意地の悪い人、そのような人の集まりで、水戸黄門のように上手に采配できればいいけれど、そうも行きません。

子供の頃にいじめられたりしたときがありましたが、自分からはいじめない、殴ったりもしないことを決めたら、それ以来いじめがなくなりました。」

 次はいよいよ中山 会長の講話(決意表明)です。


【中山 裕 氏のプロフィール】
昭和39年豊島区の病院で生まれ、国立市で育つ。3人兄弟の長男、53歳、
昭和62年立教大学法学部卒業
同年日榮住宅資材()入社
その後、「すてきナイスグループ」に入社
浜松営業所、宇都宮営業所で、住宅の仕入れ、開発、販売に従事
平成10年横浜に移動
平成14年某工務店に入社したが、平成16年会社が破綻
その後、複数の不動産会社を経て、
平成21年(株)戸塚不動産に入社
平成27()惠幸に入社
平成28年同代表取締役に就任

「鎌倫は8月に会員50社を達成しましたが、8名の退会があり、実質42社となりました。何とかして、2月までに、50社、8月までに55社を達成しなければなりません。そうでなければ、準法人会に格下げとなり、未達が2年続くと統廃合の対象となり、鎌倉の名前が消えてしまいます。

人が集まる会にするには、明るく楽しい会にするのが先決で、そうすれば、皆さんが新しい人を呼べるようになって、自然に会員数も増えることと思います。また、栞の学びが大切で、鎌倫のスローガンを以下の三つにしようと思います。
 
①無信不立:信頼がなければ民衆は立ってくれない

②是々非々:おかしいところはおかしいと指摘する

③過則勿憚:過ちをしたら、直ぐに改めることを憚らない

このスローガンのもと、鎌倫の発展に精一杯尽くしたいと思います。」 

今までの波乱に満ちたご家庭と不動産業の仕事とをつまびらかに明かしてくださいました。そして、その過去から学び、人を大切にし、前向きに生きて行こうとする強い意欲と実践力とを感じました。正しいと思ったことは、大きな声で主張し、しかし、相手の幸せを祈る優しさをも同時にお持ちの中山さん。鎌倫の発展の起爆剤として頑張ってほしいと思いました。


この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話の印象をそれぞれに語り合いました。

(平松 健男 記)

2017年9月6日水曜日

~万人幸福の栞から学ぶ~法人局普及事業部 首都圏方面担当研究員 鶴川 宗弘 氏

20170905

本日は倫理研究所から派遣された鶴川 宗弘 氏の講話です。昨晩、基礎講座にて「自他共尊の生き方」のテーマで講話され、続いて今朝は、首記のテーマで講話されることになりました。

9月に入り、東日本は上空の寒気に覆われ、涼しさを超え、寒さを感ずるようになってしまいました。北米南部の大洪水は100年一度(日本では異常気象を50年に一度という表現しかしませんが?)と言われています。地球温暖化による海面温度の異常上昇、つまり、北半球各国の温排水が異常気象の真の原因ではないかと思われます。このままでは、聖書に出てくるノアの箱舟のような事態も遠くないような気もします。

 6時からの役員朝礼は、役員の一新により、少々まごつきましたが、いつものように、大きな声ときびきびとした動きで始まりました。

6時半からは、MSの始まりです。

先ず、新会長の中山 裕一 氏の挨拶です。


「鎌倫は、8月に何とか50社に到達しましたが、同時に8社が退会し、実質42社となっています。来期には55社にしなければならず、来年2月には50社達成を目指して頑張りたいと思います。そして、できるだけ多くの人に倫理を理解して欲しいと願っています。自分は文句の多い人間でしたが、倫理を学び、大分丸くなってきました。倫理を退会しようと思ったこともありましたが、続けてきて良かったと思っています。皆さんの応援をよろしくお願いします。」

次は、熊坂幹事の会員スピーチです。


「世の中には理不尽なことが多く、自分は駄目だと思うことがありました。昨年8月に鎌倫に入会し、栞を読むと、真理が書いてあることを知り、いつまでも勉強することが必要だと感じました。学ぶことで進化したいと願っています。」
 
「宇宙の中でたった一人の自分、両親や祖先の賜物であると思うと、自分は輝いていると思います。」

今の子供は、自己肯定感を持っている子が少ないと思います。私は、子供たちに自己肯定感を教えられる大人になりたいと思いますし、ボランティアで子供たちに教えたいと願っています。」

次はいよいよ鶴川 宗弘 氏の講話です。


【鶴川 宗弘 氏のプロフィール】
倫理研究所 法人局普及事業部 首都圏方面担当 研究員
霞ヶ浦に面した土浦市生まれ、38
家庭倫理の会で活動されるご両親のもとで育つ

「若かりし頃友人と遊びに鎌倉に来て、天満宮や紫陽花がきれいだったことをよく覚えています。鎌倉で倫理の講話をするのは初めてです。

倫理研究所に入ったら、先輩の勧めには、『はい!』と受け入れるしかありませんでした。そのため、2度ほど退会しようかと思ったことがありましたが、先輩から励まされて繋がってきました。

今朝、役員朝礼に参加し、全体講評を受け持ちました。指先が曲がっている、ハイの声が小さい、お辞儀が揃っていない、笑顔の程度が暗いなどの指摘が、年齢差や先輩・後輩などとは無関係に指摘できるところが倫理の良さであると思っています。ポイントとしては、『やる気』が大切で、声や立ち姿、表情で、やる気が判断できます。特に笑顔が大切で、笑顔の程度は、目と口の形状で決まります。富士の研修所には、笑顔を数値化して表示する笑顔判定器と称するものがあります。笑顔でいれば、いいことがあります。いいことがあれば当然笑顔になりますが、それだけではいけません。常に笑顔でいるようにしましょう。」

「倫理では実践を大切にします。実践の対象は、人、物、自然です。失敗談を少しお話しましょう。富士研修所(標高656m)で冬場に研修があり、正座をすることになりました。正座が苦手な私は、やがて足が霜焼けになってしまい、11カ月も続きました。先輩からは、『自分に倫理指導したのではないか?』と言われました。また、研修所で同室となった方の物の整理が雑で、積み上げた書類がこちらの方に崩れ落ちるなどの被害を受けました。その方と同室なのがいやで、我慢ができなくなったのですが、うまくやるにはどうしたらいいかを考え、相手に謝ることにしました。その後は、むしろ、相手が気を付けるようになり、気持ちもほぐれ、仲良くできるようになりました。そうなると例の霜焼けも自然に治っていったのです。心の状態が自分の体を蝕んでいたのだと思います。

幼児時代に、カブト虫を飼っていて、餌として『すいか』をやっていました。時々、そのスイカが腐り、異様な臭いを発することがあり、それ以来、スイカを毛嫌いして食べられませんでした。栞に『本を忘れるな』という言葉があります。スイカは農家の人が丹精込めて作ったもの、それを昔の印象だけで食べない自分を反省しました。それであるとき、思い切ってスイカをほおばることにしたら、それは美味しい食材だったのです。兎に角、倫理とは実践ですね。」

 万人幸福の栞から学び、自分を変えて行くことの意味を色々な角度からの実践を踏まえて講話されました。ありがとうございました。


この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話の印象をそれぞれに語り合いました。


あとは、鎌倫独特の人力車で由比ヶ浜までを往復されました。


(平松 健男 記)