本日のモーニングセミナーは、松谷会長の会長職離任に当たって、今までの経過や、会長自らの感想を述べられる会となりました。
6時からは役員朝礼、6時半からMSが始まりました。
先ず、皆川副会長の挨拶です。
「松谷会長、2年間の会長食、ご苦労様でした。ありがとうございました。倫理の本質はボランティだと思います。会長が変わると、会全体に会長の個性が現れてきます。自分の思いでやって実績が挙がるのがいいと思います。
人に恥をかかせるのはタブーです。『何をしているんだ。』と口で叱るより、手を貸してあげることです。
相手の悪い部分は目立つし、そこを注意されただけでは、梯子を外されたのと同じです。本当に支えてくれる人には、ありがたいと思います。その人ができないことをこちらがフォローする。やれないところを責めずにフォローすることが大切だと思います。会長職は学級委員長のようなものですね。人格を磨かなければ務まりません。自分のできることをし、和気藹々とする雰囲気作りができるといいと思います。」
いつも、毎週のMSの朝食や、イブニングセミナーの食事の準備をされたり、会員の皆さんの彩り鮮やかな名刺を作成されたり、早朝のMSに遠方から来られる方々をご自宅に宿泊されたりと、献身的な心遣いで会の運営を支えてくださる皆川副会長には頭が下がります。今日のお話も納得でした。
次は、清水モーニングセミナー委員長の会員スピーチです。
「今日は、栞の13章の『本を忘れず、・・・』に関する話題をお話したいと思います。父が最近亡くなりました。それほど急に亡くなるとは思っていなかったので、看取れなかったことがとても残念でした。
頑固な父でしたが、最後の言葉は『ありがとう、ありがとう』の連続でした。その言葉に、私も涙が出ました。母親にはせいぜい親孝行をするとともに、私自身も立派な死に方をしたいと思います。」
いよいよ松谷 直 会長の講話です。
【松谷直 会長のプロフィール】
昭和34年生まれ、58歳
(株)マツヤ(昭和35年、父が創立) 代表取締役
大卒後3年間石油系の商社で修業後、26歳で自社に就職
32歳で結婚、二男・一女に恵まれる
ガソリンなどの販売の他、自動車整備、レッカー車事業などにも進出
「1911年3月の東日本大震災のとき、現在の石渡相談役に勧められ、逼迫していたガソリンを、近所のお得意様の家まで届けることとし、喜ばれたことから、5月連休以降MSに出席するようになり、異業種交流の意味もあり、鎌倫に入会しました。お役を引き受けること。MSなどでの講話聴講で、『企業経営にとって、従業員を幸せにすることが第一』ということ、『ありがとうの心の大切さ』を学び、自分自身が育ってきたような気がします。椅子にぶつけて痛い目に遭っても、椅子が悪いのではなく自分が悪かったのだと思えるようにもなりました。」
「私は人前で話すことが苦手でしたが、会長を経験し、少しずつ克服してきたのではないかと思っています。今期、鎌倫70社を目標として活動してきましたが、到達できませんでした。そこで、頭髪を丸刈りとしてきました。」
「何よりも、以下のことをこれからも実践していきたいと考えます。
① 楽しくなければ倫理ではない② セブンアクトの実践
③ 今に生きること
④ 先ずは55社を目指し、将来は100社を目指すこと
皆さんのこれまでのご協力に感謝します。」
この2年間の松谷会長のご努力に感謝します。これからも倫理の本道を歩まれ、会社の益々の発展、従業員・ご家族の幸せの向上を期待しています。
続いて、田谷専任幹事、中山事務長(次期会長)からのお礼のご挨拶がありました。
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