2017年2月3日金曜日

~薬剤師のすすめる薬に頼らない健康法~宇田川 久美子 国際感食協会 代表理事


2017131
北海道網走のオホーツク海には、アムール河の真水が凍った流氷が到来しました。例年、1月中旬に到来するのですが、今年は例年より2週間ほど遅い(過去10年間で2番目に遅い)到来です。地球温暖化の指標とも言われている流氷到来時期がどんどん遅くなり、温暖化が加速しています。
つまり、海面温度が温暖化し、凍結しにくいのです。ただ、冬の最低気温は、高空の気温変動の影響を受けるので、温暖化すると冬の大気温は変動が大きくなります。
また、北海道の漁獲が大幅に減って、値段も異常上昇しているようです。東シナ海の海面温度が高く、対馬海流に乗って流れてくる海流の海面温度が上昇したためと言われています。
 
いつもと同様に、6時には元気よく役員朝礼が始まりました。6時半からは、22名(19社)が、由比ヶ浜公会堂に集まりました。
 
初めに、松谷会長のスピーチです。
「会社の仕事で、車を押したり、重量物を扱ったりしたので、腰を痛めてしまいました。本日は、薬を使わず、体を鍛えて健康で頑丈な体を作る方法について学ぶ予定ですので、早速実践したいと期待しています。」
 
次は、(一社)国際感食協会 代表理事 宇田川 久美子 氏の講話です。
 
【宇田川 久美子 氏のプロフィール】
昭和34年 生まれ
昭和57年 明治薬科大学薬学部を卒業・薬剤師免許取得、同大学の助手に就任
昭和62年 病院の薬剤薬局勤務
平成14 () ユアケー設立(薬剤薬局経営)
平成16年 栄養学博士称号授与(米港AHCN大学)
平成19年 デューク更家公認ウォーキングスタイリスト資格取得
平成22年 倫理研究所 法人アドバイザー
年間100回以上の講演をこなし、書籍販売累計40万部以上
 
テーマは、「薬剤師のすすめる薬に頼らない健康法」です。 
元薬剤師であった宇田川先生は、医療現場に身を置く中で、薬漬け医療に疑問を感じ「薬を使わない薬剤師」を目指し、現在、自らの経験と栄養学・運動生理学の豊富な知識を活かし、感謝して感動して5感で食べる「感食」、そして1万歩という「量」ではなく、正しい歩き方で「質」を高め、楽しく歩く、「ハッピ-ウォ-ク」を中心に、雑誌取材・コラム、メディア出演をはじめ、薬に頼らない健康法を多方面に渡り発信されています。
 先生のお話を伺い、人間の身体自体が持っている、健康にしようとする力に気づかされ、自分の身体に感謝したくなりました。
印象的なお話として、
「薬は、病気の症状を抑えるため処方されるのであって、例えば、風邪を直接直す薬はありません。風邪の原因は微小なウイルスなので、大きな細菌を殺す抗生物質では、風邪を治せません。2、3日安静に寝ていたら自然治癒力で治っていきます。」
「生活習慣病の一番の原因はストレスであり、ストレスが原因で代謝が悪くなります。
薬が全て無効なわけではなく、薬で助かる病気もあり、そのような病気に有効な薬が発されるべきです。」
他に今話題の薬、癌細胞を攻撃する体内の免疫細胞を活性化し続ける『免疫チェックポイント阻害薬・オプジ-ボ』の効能と、高額な理由などをお話しいただきました。
 
そして、最後に血液やリンパ液の体内循環を向上させる効果のある、ふくらはぎエクササイズをご指導いただき、みんなで、実際に体験しました。
エクササイズ(ストレッチ)をする前に、鍛えたい部分の筋肉に「今から鍛えますよ。宜しくお願い致します」と挨拶をし、笑顔でストレッチをすると筋肉がやわらかくなるとのこと。
「このストレッチで、血流が良くなり、体温も上がり、免疫力向上が期待できるので、毎日コツコツやることが生活のコツです。」とのお言葉で、話を終えられました。
 
この後、集合写真を撮り、場所をオリーブの木に移し、宇田川 氏を中心に美味しい朝食を頂きながら懇談しました。
食後、講師は、恒例の人力車で、冬の由比ヶ浜をご覧になり、お帰りになりました。        (平松 健男、高田 桃子 記)

 

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