2016年8月4日木曜日

~栞の解説と実践法~川崎市南倫理法人会 会長 大久保 正剛

1672日(火)

関東地区も梅雨明け宣言がありましたが、局所的には荒々しい雷雨に見舞われた地区もあるようです。6時には10人ほどが参加し役員朝礼が始まりました。

本日の講話者は、川崎市南倫理法人会 会長 大久保 正剛 氏です。法人レクチャラーとして、各地で講話され、いずれも好評を博しておられることから、本日も期待しています。

役員朝礼に続き、モーニングセミナー開始は6時半です。

松谷会長の会長スピーチが始まりました。

「本日は鎌倫会員の出席が多く、感謝です。先週のMSでは、新宿区倫理法人会の新倉相談役の講話でした。些細なことで、いさかいになり、問題を大きくするようなことに発展することもあります。自分を傷つけた人をも赦し、自分の行為に少しでも問題があれば、丁寧に謝ることが大切だとつくづく思いました。私たちもこの考え方を着実に実行し、普及拡大に繋げたいと思います。」

“負けるが勝ち”という諺もあり、感謝、自己主張より謝罪、報復より赦免という方向に自らを向けたいものです。

次は、蔵多のり子幹事の会員スピーチです。

「本日の栞輪読は第13条、『本を忘れず、末を乱さず』です。私の母は、90歳になり、話がとんちんかんなことが多くなりました。育てて貰った母には、今まで迷惑をかけましたが、最近では、より頻繁に母を訪問し、話をすることが、母を元気にする原泉だということが分かってきました。今後も『本を忘れることなく』母の元気な姿を見に行きたいと願っています。」

次は、いよいよ大久保 正剛 氏の講話です。

【大久保 正剛 氏のプロフィール】
川崎市南倫理法人会 会長
神奈川県倫理法人会 法人レクチャラー
ハッピーライフ研究所 所長

「本日は、栞の内容について解説し、その実践法について、お話したいと思います。最初は、『第15条・・・信成万事』です。言葉やイメージも大切ですが、もっと大切なのは感情です。祈るときは、成就した状態を頭に描きながら祈ることですね。心配しながらではなく、成功した状態を描きながら祈ることです。次は、『第16条・・・尊己及人』です。ネガティブな心は、自分を病気にし、不幸にし、事業を不振にします。怖れや憂いを捨て、明朗に振る舞えば、全てが良い方向に向かいます。病気になっても、喜んで働けば、自然に治ってしまいます。肯定的な人生を送れば、病気は逃げて行きます。悪感情を持てば、全てが上手く行かなくなるが、例えば懺悔すれば、悪感情は捨てられます。悪感情を捨てる方法はほかにも色々あります。『第1条・・・日々好日』気づいたらすぐ実行する。第一感(潜在意識)を大事にしましょう。『第2条・・・苦難福門』生活の誤りを取り去ればいい方向に変わります。『第3条・・・運命自招』やってやってやり抜くことですが、使命感が無ければやれません。目標達成時の達成感が無ければやれません。達成したと仮定した喜びを先行させれば、やっていけます。」

「人生は、結果的に心の中に思い描いた通りになります。他人は変えられませんが、自分は変えられます。『第5条・・・夫婦対鏡』自分は変えられるので、修業し、自分を変えて夫婦円満を獲得するべきです。相手の良いところを見るようにし、悪いところは見ないようにする。『第7条・・・疾病信号』悪い感情を捨てない限り、救いようがありません。例えば、両親に悪い感情を持てば、自分の子供が親に悪感情を持つことになり、最悪な家庭環境となるでしょう。逆に両親との関係が良くなれば、全てが改善します。」

 栞の各条項に散りばめてある教えは、一貫していることを教わりました。つまり、心の持ち方を改善できれば、病から解放され、家庭が円満になり、前向きな人生を送ることができるということです。

講話の後、集合写真を撮り、オリーブの木で1コインの美味しい朝食を頂きながら、講話の印象を話し合いました。平松 健男 記)
 

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