2014年10月21日火曜日

万人幸福の栞を学ぶ


20141021日火曜日

本日のMSのテーマと講師は以下の通りです。

「万人幸福の栞を学ぶ」  (一社)倫理研究所 監事 長嶋 徹 氏)

先週までは毎週のように大雨や台風が来襲し、MSの開催が危ぶまれましたが、不思議に数時間の違いで静かな天候のもとでMSが開催されました。鎌倫には晴れ男がいるという噂ですが、その通りの幸運が、台風の時期なのに、台風を吹き飛ばしてくれていたようです。

段々と早朝の日の出時刻が遅くなってきました。最近の物騒な世相もあり、できるだけ明るい道を複数で歩くことが望まれます。 

6時から役員朝礼が始まり、由比ヶ浜公会堂はなごやかな笑いの中にも緊張が走ります。

【石渡会長挨拶】「輪読日本一を目指していますが、そのためには、句読点の間合いの取り方、抑揚などを皆と合わせながら輪読することを心掛けなければいけません。早口で一挙に読み上げれば、言葉の意味を嚙みしめることができません。

さて、今日の講話の講師をしていただく長嶋氏は、私たち鎌倫の初代会長です。今の私は4代目です。第3代の皆川前会長とは、6年計画で鎌倫の100社への成長を目指してきました。来年は私から松谷氏に引き継がれようとしていますが、会長が変わっても、明るく、楽しく、元気のいい鎌倫の伝統が連綿と続いていくことになると信じています。」


次は、根岸会員の会員スピーチです。

「『人と合わせる』ことは、生きて行く上でとても大切なことです。しかし、思いがけない提案をされて、面食らうこともあります。例えば、自分の亭主が『さあ、今から泥棒に行くぞ!』というような想定外の提案してきたとき、あなたならどうしますか?」・・・このようなとき、『では、どんな大風呂敷を用意しましょうか?』とかわせるゆとりがあれば、結果的に亭主の意図を挫くことができるでしょう。輪読についても、相手の立場、性格、癖を察知し、極力相手に合わせるような余裕を持てれば、素晴らしい輪読になると思います。皆が責任者【主役】の意向に合わせようとすることも、その組織を活性化させる点では重要です。」
















いよいよ長嶋 氏の講話です。

【長嶋 徹 氏 の講話】

プロフィール:2007年に、1902年創業のアシスト・クルー(株)代表取締役を引退し、現在相談役。20038月に鎌倉市倫理法人会を立ち上げ、初代会長に就任。

「鎌倉市倫理法人会は、石渡会長の手腕で、大きく、明るく育っていて、喜ばしく思っています。人類の歴史、日本の歴史を考えると、不思議なことに、西暦644年の大化の改新から137年毎に、大きな変革がありました。1192年の鎌倉幕府、1602年江戸幕府の開幕、最近では、1877年の西南の役、今年2014年は、その年に当たります。心の在り方を大事にする倫理の考え方が、日本を、そして世界を変えていくきっかけになるかもしれません。

男性は左脳を働かせ、論理的に考えて判断するのに対して、女性は、左脳と感覚的・情緒的判断を司る右脳とを組合せて、判断すると言われています。女性の判断が重視されるようになると、世の中は変わっていくこともあるでしょう。いずれにしても、心の問題の捉え方が大きく変化する時代に来ていると考えてもよいと思います。

そこで、万人幸福の栞を読んでみると、心の問題を解く鍵が、栞の中にはちりばめられています。」

l   苦しみを喜んで受け入れ、病をも克服する考え方

l  二人以上が集まり、暮らして行くための筋道を考えること

l  大自然の仕組みを受け入れ、万象の筋道とする考え方

l  シンボルとしての太陽の存在、大きなエネルギと波動、食料の源であること

l  絶対倫理は常に正しい

以上が宗教とは違っているところです。

また、栞をよく読んでみると、以下のように、今まで気付けなかった論理に気づかされます。

l  災害・災難は固定観念を砕き、新たな人間関係を造る。

l  苦しみに出会うと、正しい道に引き返すことができる。

l  自分は生かされているということに気づかせてくれる。

l  リーダーに大切なことは、『明るさ』である。仕事・家庭が上手く行くには明るさが最重要。

l  己自身を粗末にせず、健康で充実した生活を目指すこと。

「美しい自然の調和からも学び、鎌倫がもう一頑張りして、100社を目指していただきたい。」と結ばれました。



MS後は、「オリーブの木」でいつもの豪華な朝食です。参加者が一人1分で感想を述べあいました。       日本人は実質的に無宗教民族と言われることも多いですが、島国である日本には、世界の人々が感嘆する独自の美徳・美意識が連綿と伝わってきました。一方、世界に目を転じると、人間同士が互いに平和を求め、互いの人権を尊重しながら、どのように生きるべきかを明確に示唆する宗教も多いと思います。互いに反発するのではなく、「愛」を信条とする考え方に徹した倫理感を追求し、共存・共栄を目指したいと思います。(平松健男 記)

 




朝食会からは名知仁子会員も出席しました。



2 件のコメント:

  1. 長嶋さんの講話を久々に聞きたかったので残念に思っていましたが、このブログで参加したような気分になりました。ありがとうございます。小田

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  2. 遅くなりましたが、地区長コメントありがとうございます。鎌倉の広報委員会のおかげです。いつもありがとうございます。

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