2018年12月5日水曜日

「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ」 名知 仁子氏 鎌倉市倫理法人会 会員 ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 代表

「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ」というタイトルで、講話された、鎌倉市倫理法人会の会員である、名知仁子さんのお話は、日本のマザーテレサと言われるにふさわしい人物です。



慣れた医師のマンネリに疑問を持ち、国境なき医師団に参加されたのをきっかけに、医師としての11年のキャリアを捨てて、収入も捨てて、単身ミャンマーに骨を埋める覚悟で、入国されました。

「命を救う事が医師としての私の使だから!」農業指導も、歯ブラシ指導もスタッフの育成も、必要な事は何でもします!

でも、ミャンマー人が自立する事が何より大切で、私はお手伝い。あげるだけの支援は自立を遠ざけます!トイレはぬかった道の先の木の元。ライフラインがほとんど無い状態で、全身汗疹に苦しみながら、あまりにも高いビジョンを1人追求される姿に、心が震えます!

スタッフに助けられ、日本の皆さんに支えられ、1人じゃ無いと励まされますとの謙虚な姿勢。お金には変えられない尊い仕事をされているのに、日本に帰ると、無一文。私達は、まず、名知さんご自身に、支援をしていきたいと感じます。それこそが、本当のミャンマー支援につながるから…

(文章:熊坂せつこ 写真:平松健男)

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