鎌倉も晩秋から初冬へと足早に日々寒さを増しています。鎌倉の紅葉もあっという間にピークを過ぎてしまったように感じます。師走の語源は定かでないようですが、お坊さんが仏事に忙しく駆け回る季節ということから来ているのかもしれません。
今日も朝6時から元気にモーニングセミナー朝礼です。
今回からモーニングセミナー司会進行が変わります。まずその練習から始まりました。朝からハキハキとした大きな声と笑顔で朝礼は進みます。成功している経営者はみんな朝は早起きです。昔から「三文の徳」といわれるように、早起きの習慣がありました。
そして6時半からモーニングセミナーが始まりました。まず会長スピーチです。
中山裕会長は、会長になられてから他会のモーニングセミナーにも積極的に参加されています。その講話の中で印象に残っている話としまして、ドラッカーの名言で
「What do you want to be remember for?」という言葉を紹介していただきました。
訳すと「君はどのように人の記憶に残る人になりたいか?どのように成し遂げたいか?」という意味ですが、会長もまだまだ道半ばで生涯を通して目標としていきたいということでした。
続いて皆川美保子相談役の会員スピーチです。
最近、周囲の親しい方でお亡くなりになる方が多いとのことです。その方に想いを馳せる機会も増え、今の自分と人生のどの地点で出逢い、どのように共に生きてきたか、人生を振り返り逆算していくと、全ては必然であったように思います。その出逢いに感謝するとともに、今の自分もそのような出逢いの連続の中で生かされているという想いを強くされているということでした。
さて、いよいよ本日の講師、宮崎 美枝子さんの講話です!
宮崎美枝子さんは、小田原市で「サロン・ド・睡蓮」というエステサロンを経営されています。また私生活においても3人の子供に恵まれ、公私ともに大活躍されております。
エステサロンを経営される前は箱根の料亭で女中さんをされていたということですが、ひょんなことからエステ業界に興味を持ち独立開業されたということです。
倫理法人会との出逢いはお知り合いから倫理法人会の存在を知り、純粋に「倫理って何だろう?」という興味から門を叩いてすぐ入会を決められたそうです。その中で、さまざまな人に出会い、倫理経営の素晴らしさを日々学ばれているということです。
倫理法人会とのきっかけは人さまざまだと思います。入会するかは本人の自由ですが、少なくともその素晴らしさをお伝えすることは必要なことです。
講話の詳細については割愛しますが、筆者が講話を通じて感じたことは、宮崎美枝子先生の素直でニュートラルな心があらゆる良いことを招き入れているということでした。
人は苦手なことや未知のことに、なにかとバリアーを張って守りに入ろうとします。心を空にして素直に受け入れてみることで、人生がどんどん開けてくることがあります。自分が想像し得なかったような展開になるかもしれませんが、それこそワクワクするような人生の醍醐味でもあります。
人生は経験値を積んでいくに従ってひとつの方法論が確立されていきますが、却って頭でっかちにもなります。もちろんプロフェッショナルにはそういった面も必要ですが、だからこそ一方で素直さやニュートラルな心を持ち続けることの重要性を感じました。
宮崎先生はいま、宅地建物取引主任者の資格にも挑戦されているということで凄いです!とても前向きでエネルギーに満ちた講話をしていただきました。
また、印象深かったのは、最後に語られた「女性はゴムまりのようでありたい」というお話しでした。柔らかく柔軟に対応できて、そしてヘコんでもすぐ元に戻る強さも持ち合わせている、そういう女性でありたい、というメッセージでした。
今回から司会進行役を務めた熊坂幹事も、初めてとは思えないような凛とした進行をしていただきました。 講話の後は恒例の朝食会で感想を述べ合いました。宮崎先生、今回はどうもありがとうございました!そして他会からご参加いただきましたゲストの方々、ありがとうございました!
(写真:平松 健男 文:菅原 浩太)
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