2016年6月15日水曜日

~ここに倫理がある(商売繁盛の秘訣)~倫理研究所 法人アドバイザー 大橋 俊作

2016614日(火)

梅雨入りなのに梅雨(寒冷)前線は南海上に退き、早朝から晴天です。下降気流の寒気で、朝晩の空気は涼しくても、昼間の太陽光の輻射熱は強烈です。八木沢ダム(神奈川県を除く、関東地方の水源)の貯水量が僅か10%となり、神奈川県以外の都市部の取水制限を開始するとか。都市部への降雨は十分でも山岳地帯の降雨が過少なようです。

いつもの通り、松谷会長のスピーチから始まりました。

「先週の土曜日、東日本大震災で被災した方々に収益を捧げるチャリティコンサートを開催しました。111名の方々に来場して頂きました。昨年よりは少し減少しましたが、盛況裏に終えることができました。皆さん、そして関係者の方々に心から感謝申し上げます。」

「昨日、信号無視して交差点に入った車と危うく事故を起こしそうになりました。一瞬『この野郎!』と思いましたが、次の瞬間、相手にも色々と急ぐ事情があったのだろうと思い、事故にならなくて良かったと胸を撫で下ろしました。できることなら、相手をののしるのではなく、相手にも言い分があるだろうと思う肯定的で穏やかな人間になりたいものです。」

次に、先日入会された山田 剛司 会員の3分間スピーチです。

5年ほど前から、社長に勧められ、倫理法人会に関心を持つようになりました。丸山先生の考え方に共感し、九州の友人が倫理法人会の会員であることで、意気投合し、九州の倫理法人会の会員となりました。更に今回、礼儀正しく、感性の一致する鎌倫への入会を決意しました。毒にも薬にもなるお金の使い道を厳選し、世の中を少しでも良くする方向の仕事をしたいと思っています。」

入会を喜ぶとともに、高い志をいつまでも維持され、世の中を改善・改革する力を発揮して頂きたいと願います。

次は、いよいよ大橋 俊作 氏の講話です。

【大橋 俊作 氏のプロフィール】
(一社)倫理研究所 法人局 参事 法人アドバイザー
()大福産業 代表取締役

「私が倫理に入会したのは、42年前(昭和49年)で、38歳のときでした。当時は地元のデパートの営業部長で、期末決算では年商80億円となり、来期は年商100~110億円、支店も増やすという順風満帆の構想を打ち出しました。そして、決算発表直後には、お客様への利益還元として、安売りも実施しました。ところが、社長から、『お前には、総務部長をお願いしようと思っている』と言われ、当時花型であった営業から総務への人事異動に愕然としました。家族の生活が懸かっているので、職を辞することはできませんでしたが、強く落胆しました。しかし、その後よく考えてみると、社長は、その後の花形職種が営業から総務へと移行するという時代の流れを推定されていたのであろうと思います。社長は、その流れに私を置き、期待してくれていたような気がしています。今は亡き社長が私の職に関する親代わり、つまり『職の親』という存在であったと、しみじみと思っています。」

このほか、純粋倫理の本質について、色々な面からのお話がありました。言葉だけでは言い表せない意味の深い内容でした。

この後、いつものように集合写真を撮り、オリーブの木で栄養バランスの良い、美味しい朝食を頂きながら、皆さんで本日のMSの感想を述べあいました。
 
本日は、先週のチャリティコンサートでエネルギを使い果たした会員が多いのか、欠席者が多かったように思います。今日のお話のような秀逸な講話を聴くチャンスはあまりないと思いますので、来年、桜の花の咲く頃に、また講話をお願いできたら、と思います。

その後、鎌倫恒例の人力車で、鎌倉駅とを往復されました。        平松 健男 記)

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