2016年6月22日水曜日

~倫理法人会に入って良かったこと~東京都江戸川区倫理法人会 副専任幹事 西村 美智

2016621日(火)

4時半に起きると、もう外は明るく、流石に夏至ですね。雨降りを予想していましたが、雨は降っていません。水源地の降雨を期待していましたが、期待外れです。今日のMS講話者は、江戸川区倫理法人会の西村 美智 氏です。初めてのご講話とか、とても楽しみです。

6時から役員朝礼が始まります。何度練習しても暗記しなければいけない箇所で戸惑います。歳のせいかとも思いますが、努力が足りないのだと言い聞かせ、前の晩に床に入る前には一通り練習しています。

6時半からはMS本番です。
松谷会長のスピーチから始まりました。
「先週のMSでは、法人アドバイザーの大橋先生からこのようないいお話がありました。『子供たちが玄関の靴を揃えていないとき、親(自分)が自分の靴だけをきちっと揃えるようにしたら子供もそうするようになるというのは、少々おかしいと思います。そうではなく、自分の靴に感謝し、愛情を持って靴に接し、常にピカピカにしておく心遣いがあれば、子供も自然に靴を大事にし、きちっと揃えて脱ぐようになるでしょう。』つまり、人でも物でも、感謝しながら接することが大切だという話でした。私たちも、お互いに感謝しながら生活すれば、それが相手にも伝わり、心地良い生活ができると思います。」
 
 
 
 
 
 
次に、加藤 愼吾会員の3分間スピーチです。
40歳台のとき、思考をまとめようとして、6年間、毎年冬の西穂高で、山歩きをしました。先日、某会社の倫理講演会に参加したところ、講師が豊澤 早一妃 氏でしたので、びっくりしました。講話の途中で、講師から私に直接質問があり、びっくりして心臓が張り裂けそうになりましたが、その後は眠気も吹き飛び、じっくり講話が聴けました。30年前に戻って、残りの人生を生きたいと思います。」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次は、いよいよ西村 美智 氏の講話です。
 
【西村 美智 氏のプロフィール】
東京都江戸川区倫理法人会 副専任幹事
()なないろの空 代表取締役
昭和43年生まれ、6才年上の夫と21才で結婚、息子(25)、娘(24)との4人暮らし

 「初めての講話で大変緊張しています。」と、切り出されました。「私の父は、中卒の叩き上げで、大阪で昆布の佃煮の店を切り盛りし、子供の世代では協力して、全国展開するまでになりました。私は、3兄妹の末っ子として産まれ、家族一同が『働かざるものは食うべからず』という雰囲気の中で育ちました。それに反発して、専業主婦の生活を夢見ていたので、その通り早く結婚することができ、自分では喜んでいました。倫理には、2012年の正月に、母に誘われて朝起き会に参加したのがきっかけです。江戸川区倫理法人会のセミナー参加者は100人を下らず、明るい雰囲気で、気に入っています。」
  
女性は、自分の子供の将来を常に気に掛けています。次世代が幸せな環境で、平和で、やる気の出せる社会であってほしいと願います。そのためには、改革が必要です。江戸川区倫理法人会では、小林会長を初めとし、女性の結束が強くなり、頑張っています。今では笑顔が溢れ、色々な楽しい企画も実行しています。実際、お母さんたちが輝くところでは、子供たちも輝いています。ということで、子育てママ向けの講座を始めるため、コミニティカフェを企画し、幸先は良かったのですが、詐欺的な契約をしてしまい、折角の企画が挫折しました。これにめげず、再チャレンジを考えています。今後は、自己否定の傾向がある自分の考え方を180度転換し、自分らしく生きること(自己肯定)を重要視したいと思っています。最近の子供たちを見ると、夢を持たない子供たちが多いと思います。お母さんたちが輝けば、子供たちも輝くとの信念で、お母さんたちが楽しくなる企画を立てたいと願っています。」子供を輝かせるには、親たちが輝くことが必要で、そこに私たちのエネルギーを集中したいという西村氏の固い決意を感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この後、いつものように、オリーブの木で栄養バランスの良い、美味しい朝食を頂きながら、皆さんで本日のMSの感想を述べあいました。その後、生憎の雨の中、紫陽花を求めて、有志数人が長谷寺などに向かいました。

平松 健男 記)

2016年6月15日水曜日

~ここに倫理がある(商売繁盛の秘訣)~倫理研究所 法人アドバイザー 大橋 俊作

2016614日(火)

梅雨入りなのに梅雨(寒冷)前線は南海上に退き、早朝から晴天です。下降気流の寒気で、朝晩の空気は涼しくても、昼間の太陽光の輻射熱は強烈です。八木沢ダム(神奈川県を除く、関東地方の水源)の貯水量が僅か10%となり、神奈川県以外の都市部の取水制限を開始するとか。都市部への降雨は十分でも山岳地帯の降雨が過少なようです。

いつもの通り、松谷会長のスピーチから始まりました。

「先週の土曜日、東日本大震災で被災した方々に収益を捧げるチャリティコンサートを開催しました。111名の方々に来場して頂きました。昨年よりは少し減少しましたが、盛況裏に終えることができました。皆さん、そして関係者の方々に心から感謝申し上げます。」

「昨日、信号無視して交差点に入った車と危うく事故を起こしそうになりました。一瞬『この野郎!』と思いましたが、次の瞬間、相手にも色々と急ぐ事情があったのだろうと思い、事故にならなくて良かったと胸を撫で下ろしました。できることなら、相手をののしるのではなく、相手にも言い分があるだろうと思う肯定的で穏やかな人間になりたいものです。」

次に、先日入会された山田 剛司 会員の3分間スピーチです。

5年ほど前から、社長に勧められ、倫理法人会に関心を持つようになりました。丸山先生の考え方に共感し、九州の友人が倫理法人会の会員であることで、意気投合し、九州の倫理法人会の会員となりました。更に今回、礼儀正しく、感性の一致する鎌倫への入会を決意しました。毒にも薬にもなるお金の使い道を厳選し、世の中を少しでも良くする方向の仕事をしたいと思っています。」

入会を喜ぶとともに、高い志をいつまでも維持され、世の中を改善・改革する力を発揮して頂きたいと願います。

次は、いよいよ大橋 俊作 氏の講話です。

【大橋 俊作 氏のプロフィール】
(一社)倫理研究所 法人局 参事 法人アドバイザー
()大福産業 代表取締役

「私が倫理に入会したのは、42年前(昭和49年)で、38歳のときでした。当時は地元のデパートの営業部長で、期末決算では年商80億円となり、来期は年商100~110億円、支店も増やすという順風満帆の構想を打ち出しました。そして、決算発表直後には、お客様への利益還元として、安売りも実施しました。ところが、社長から、『お前には、総務部長をお願いしようと思っている』と言われ、当時花型であった営業から総務への人事異動に愕然としました。家族の生活が懸かっているので、職を辞することはできませんでしたが、強く落胆しました。しかし、その後よく考えてみると、社長は、その後の花形職種が営業から総務へと移行するという時代の流れを推定されていたのであろうと思います。社長は、その流れに私を置き、期待してくれていたような気がしています。今は亡き社長が私の職に関する親代わり、つまり『職の親』という存在であったと、しみじみと思っています。」

このほか、純粋倫理の本質について、色々な面からのお話がありました。言葉だけでは言い表せない意味の深い内容でした。

この後、いつものように集合写真を撮り、オリーブの木で栄養バランスの良い、美味しい朝食を頂きながら、皆さんで本日のMSの感想を述べあいました。
 
本日は、先週のチャリティコンサートでエネルギを使い果たした会員が多いのか、欠席者が多かったように思います。今日のお話のような秀逸な講話を聴くチャンスはあまりないと思いますので、来年、桜の花の咲く頃に、また講話をお願いできたら、と思います。

その後、鎌倫恒例の人力車で、鎌倉駅とを往復されました。        平松 健男 記)