平成27年12月8日
今朝の鎌倉は深々と冷え込み、5時頃には、天気予報に背いて細かい雨も降りました。6時からの役員朝礼には、役員10人が集合し、腹式呼吸の発声法で、威勢のいい朝礼が始まりました。来週のモデル単会認定に向けて、磨きがかかります。
本日のMS講師は、神奈川県倫理法人会 相談役の川内 美喜男 氏です。「今だから話せます」のテーマは、興味津々です。
先ずは、松谷会長のスピーチです。
「私が初めて参加したMSの講師が川内さんでした。今年の8月まで神奈川県の会長という重責を務められ、9月からは相談役として色々な場面で地区や単会のご指導を賜ることになりました。よろしくお願いします。」
「先月誕生日を迎えた方が4人おられ、お祝いしたいと思います。」として、花束が贈呈されました。
次は石渡今日様の3分間スピーチです。
「私は、倫理法人会に入る前までは、我儘放題をしてきました。倫理に入会し、この3年間会長を務め、根底から変えられました。たった一度の人生を大切にしたいと思います。利他を旨とし、人と共に学び、人と共に成長することを身上としてきました。その間、多くの人と交わることができました。自分磨きには、倫理が一番。皆さんにも私の生き様を見て頂き、少しでも参考にして欲しいと思います。」
いよいよ川内 美喜男 氏の講話です。
【川内 美喜男 氏のプロフィール】
(一社)倫理研究所 相談役 (倫理経営インストラクター)(株)ティー・シー・エス 代表取締役
「数年前に、400人もの人前で話す機会がありました。蚤(のみ)のように小さい心臓がパクパクとしていたことを思い出します。『常々嫌だなと思っている人に会ったり、嫌なお客に会ったりしたとき、1分間も顔を曇らしてはいけない。』とも言われています。また、倫理経営インストラクターを拝命しており、現在、私は学びの途中だと心得ています。この5年間、県の役員をしてきましたが、今回それを卒業しましたので、昔話せなかったことも今日はお話したいと思います。」
「先日平塚市の交通安全に関わる授賞式がありました。受賞者が次々と名前が呼ばれ、壇上に上がっていきます。しかし、誰一人呼ばれても返事をしません。病院や銀行でも同じです。小学生も返事をしません。私が『はいっ』と返事をすると、おかしいと思われたようですが、自分の名前が呼ばれたら返事をするのが当たり前の礼儀ではないでしょうか。私も倫理に入る前は恥ずかしかったけれど、倫理に入ってから返事をするようになり、それで良かったと思っています。」
「昨日家内が子宮筋腫の手術をしました。手術の前の日に、会社の研修があり、参加しましたが、途中で社員から『急いで帰るように』と勧められて、病院に行くことができました。また、手術当日には、講師をする予定が組まれていましたが、花野井スーパーバイザのお計らいで代役を立てることができ、家内の手術に付き添うことができました。手術前から『側にいて欲しい』と言われていましたので、その通りになって本当に嬉しく思いました。その他、女性委員会のイベントの講師を決める際の行き違いで、女性委員会から『もう、出席して欲しくない』と突き放されたこと。九州男児として、女性を大事にするとは、『常に女性を労わり、ねぎらうこと』にある。」ことなど、県の役員をされたときの苦労話を色々と聴くことができました。その話の中には、常に利他を重んじ、感謝の心を忘れない川内氏の心意気を感じることができました。
この後、いつものように集合写真を撮り、オリーブの木で、美味しい朝食を頂きました。
朝食後は、いつもの通り、MSについての感想を述べ合いました。県役員とての苦労話は、組織を統率する者の避けて通れない難関であること、それを克服する最善の道こそが、倫理であることを納得しました。今後の更なるご活躍を祈ります。
鎌倫恒例の人力車でのお見送りにて、解散となりました。
(平松 健男 記)
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