2015年7月7日火曜日


倫理の楽しみ方~あれやこれや~   皆川 美保子

関東地方にもやっと梅雨がやってきたようです。一日中小さな雨粒が降り続きます。そうこうしているうちに南洋では、次々と台風が産まれ、海面温度の上昇に伴って、超ど級の台風に成長するようです。海面は太陽熱を受けて熱くなって、比重が軽くなり、一方、海底は太陽熱が届きにくいので、冷たいままで、比重も重いので、海面と海底との撹拌は期待できません。台風が来ると、その海域は深さ50m程度までかき混ぜられ、一挙に海面温度が低下します。


本日の講師:鎌倉市倫理法人会 副会長 皆川 美保子
        合同会社 トルヴェール・アート 代表
皆川 氏は、石渡現会長の前任の会長でもあり、鎌倫の現在の基礎を作られました。女性優位の鎌倫の育ての親ともいえる存在です。

最初に、石渡会長の3分間スピーチです。

「皆川さんから鎌倫会長を引き継いだとき、私は鎌倫の良さ(おもてなし、温かさ、人を育てる)を引き継ごうと思いました。この鎌倫らしさを、今後とも引き継いで頂きたいと思います。私は、色々な単会のMSに出席する機会が多いのですが、お客様のもてなしの点で、不合格な単会が多く、嘆かわしいと思っています。お客様が来ても、受付が椅子に座ったままで対応したり、地理に不案内な出席者が外でまごまごしていても、知らん顔と言ったひどいところもあります。お互いに笑顔で交わえる間柄になりたいと思います。」

次は、専任幹事 松谷 氏による3分間会員スピーチです。


 「私は現在とても幸せです。何故なら、社員に働き場所を提供でき、決算も黒字の状態だからです。尊敬していた父の考え方でもありますが、仕事は命がけでするもの、仕事は趣味でもあり、生き甲斐でもあります。」

「日本が規制緩和に乗り出したとき、私も色々とトライしました。ガソリンスタンドのセルフ化、車検整備、レッカーなど、姉と共に、互いに尊敬しながらの二人三脚で、乗り切りたいと願っています。また、来年度からは鎌倫会長職としても頑張っていきたいと思っています。」

7月に誕生日を迎える男性3人(女性は7/28海の家のMSで)を祝った後、いよいよ、皆川 氏の講話です。


「当会員の陶芸家 河村 氏制作の花瓶を石渡会長から鎌倫が記念として頂くことになりました。鎌倉市倫理法人会は、色々な分野でそれぞれ優秀な働きをしているユニークな人の群れです。初めてMSに参加したときには、早朝5時起き、幹部研修での怪しげな?倫理指導など、新興宗教に入ったかとの思いでした。精神的に迷いはあったけれど、結局一人一人が幸せを感じられることが重要だと思いました。ある集団に入ったとき、疎外感の無いこと、つまり、自分の働き場があれば、人は喜んで働けます。その中で役目を貰い、それに夢中になって取り組むことにより、仲間でいることが楽しみになります。逆に、遠慮して何の仕事も依頼しなければ、疎外されたと感じてその集団から離れて行くでしょう。新入会員には、なるべく適度な仕事を依頼して、その人のやる気を出してもらうのがいいと思います。このことが、会長職を通して得た大切な学びだったと思っています。」


この後、オリーブの木で美味しい朝食を頂きがら、一人ずつ感想を述べ合いました。組織の中で生き甲斐を感じて活動できるかどうかは、自分がその組織の中で役に立っている、楽しく働けていると感じること、新人を腫れ物に触るような扱いではなく、仲間として役に立って貰いたいという気持ちで接することだと思いました。      平松 健男 記)

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