2014年9月2日火曜日

9月2日 鎌倉市倫理法人会 経営者モーニングセミナー




「平成27年度鎌倉市倫理法人会事業計画 活動方針 所信表明」
本日の講師は、鎌倉市倫理法人会 会長 石渡 好行 氏です。
 
鎌倉はこの1週間で一挙に涼しくなり、最低気温が20℃まで低下、早朝5時前に出かけるときには、半袖では、寒いくらいです。急な気温変化に戸惑いつつも皆さん元気に会場の由比ガ浜公会堂に集まってきます。
倫理法人会の年度は98月なので、今日からのMS(モーニングセミナー)は平成27年度となります。従って、新年度を迎えるに当たり、今後の鎌倉市倫理法人会がどのような道を歩もうとするのか、特に、1年後の来年度の初めには、会員数を100社にするという計画をどのように実現していこうとするのかなどについて、石渡会長から所信表明があります。
6時開始の役員朝礼を終えて、6時半から第443回のMSが始まりました。

【白木副会長挨拶】「3.11の東日本大震災のとき、私は東京都内で、リスクマネージメントの講演をしていました。のっぽビルの最上階に近い部屋だったので、数メートルの振幅で揺れたと記憶しています。地震発生と同時に、さっと訓練通りの避難体制を取る人、ただ、うろたえてなす術を知らない人など様々な人がいました。最近は、天変地異が極大化し、自然災害の規模も大きくなっています。
そのようなときに、万全の対応が取れる人がどれだけいるでしょうか。特に経営者は、先の見えない船路を進んでいるようなもので、思いがけず、経営危機に陥ることもあり、これに適切に対処できるかどうかは、経営者の資質によります。論語の中には、このような言葉があります。『これを知る者は、これを好む者には如かず。これを好む者は、これを楽しむ者には如かず。』私たちも、楽しみながら倫理の道を究めることが大切だと思います。

次は、木村由利子氏の3分間スピーチです。
【木村 由利子 氏スピーチ】
「倫理は、実践して初めて意味があります。そして、具体的に実践するには具体的な目標を書き取り、毎日実行して、その行動や結果を紙に書き残すことです。皆さんもご一緒にこれを実践してみましょう。」と、言うことで、 それらを書き込む紙が配布されました。
 

【神奈川県倫理法人会会長 川内 美喜男 氏 挨拶】「倫理法人会では、呼ばれたら『はい』と返事して実践する。また、今年度は、会員スピーチを拡充し、仕上げの年としていただきたい。
男性の倫理、女性の倫理、親の倫理など、立場によって、観点が異なるかもしれないけれど、他人の言うことをよく聴くことが大事だと思います。この1年を船出する石渡丸が、できない理由を連ねるのではなく、肯定的に対応することが必要です。あくまでも、神奈川県らしさ、鎌倉らしさを貫いていただきたい。」

いよいよ、石渡会長の所信表明です。
【石渡会長 所信表明】
「私は木村由利子さんに説得されて、倫理の道に入りました。最初はいわゆるスリーピング(会費だけ払う)会員でしたが、皆川副会長が会長だったときに、皆川さんと意気投合し、計6年かけて、本気に取り組んできました。最初、『石渡さんはどこかの宗教団体に入って一生懸命活動しているようだ』との陰口を叩かれ、会社の経営の方にも影響しかねない状態が続きました。それまで大酒のみで我儘でしたが、断酒を決心し、利他(相手の利益になるように動く)の精神を実践しようと心に決めてからは、奇跡的な幸運が続き、今では、プールで遠泳するなど、健康面でも自信がつき、家族との仲も見違えるほど良好になりました。
鎌倉を来年度には100社にすると約束していますが、倫理法人会が楽しく、やり甲斐のある活動体であれば、必ずや実現すると確信しています。昨年度の活動指針は、『楽しくなければ倫理じゃない』でしたが、今年度は、一歩レベルアップして『笑顔で楽しく鎌倫の輪』を指針にしたいと思います。
最近、本当に鎌倉市倫理法人会の良さに惚れ込んで、入会される方が多くなりました。鎌倉地方は、知識人も多く、納得しなければこのような団体には入会しません。が、納得して入会する方が増えたことは、本当に素晴らしいことです。
本日も、高田桃子さんが入会されました。このような方を失望させないよう、皆さんの愛情を会員の皆さんにも注いでくださるよう、お願いします。』愛の反語は『無視』です。一度入会された方でやめた方も多くいますが、その方たちは、大抵倫理法人会のことを肯定的には話してくれません。鎌倫には、そのような方が出ないよう、心のこもったお付き合いをしたいものです。
利他の精神と思いやりの心があれば、必ずや鎌倫は発展し続けると思います。いいところを褒め、みんなが幸せになることを目標にしたいと思います。
元々、鎌倉は、いいスポットが数多くある街なので、時々それらのスポットを訪問し、美しい自然に触れながら、散策するという行事を今後とも維持していきたいと思います。
鎌倫としては、大人の寺子屋の機能を持たせ、特に若い会員を育て、世の中に貢献できる(日本を創成していける)人物に育成したいと願っています。そのために、積極的に他会に出かけて講話できる人材を増やしたいと思っています。幸いなことに、既に鎌倫には、多くのレクチャラーがいて、それぞれいい話をしてくれることが何より嬉しいと思っています。
また、他会のいいところを吸収するためにも、協力関係を結ぶなど、密接な交流関係を持たせることにも意を注ぎたい。そして、鎌倫に相応しい内容の講話をしてもらうなど、レベルアップしたい。
これらのことを追求するにあたり、鎌倫としての考え方がブレないことに留意したい。」と、結ばれました。
 
その後、いつものように、全員の集合写真を撮り、オリーブの木で廉価で豪華な朝食を頂き、笑いの絶えない鎌倫独特のひと時を過ごし、三々五々解散となりました。               (平松健男 記)





1 件のコメント:

  1. 本日はありがとうございました☆明るく楽しい鎌倉を継続して下さいね♪またよらせて頂きます☆

    返信削除