鎌倉市倫理法人会主催「東日本支援チャリティーコンサート」が開催されました。
約200名の方が訪れ、会場はほぼ満席状態。
まずは石渡好行会長より開演のご挨拶がありました。
続いて、NPO法人鎌倉てらこやより、復興支援活動についての報告が行われました。
被災地を訪れて子供たちと遊びや学びを通して心のケアをしているお話は、とても心に響きました。今回の収益金は鎌倉てらこやの活動に生かしていただきます。鎌倉てらこやの池田雅之理事長へ、石渡好行会長より寄付金セレモニーが行われました。
引き続き、池田理事長より謝辞とご挨拶がありました。あらためて、この大学生を中心としたこの支援活動が、子供たちと学生達の心の成長に欠かせないものとなっていることが実感できた次第です。
さて、いよいよショーの始まりです。
第一部は、鎌倉マジシャンズクラブ有志の方々によるマジックショー。
種も仕掛けもあるはずなのに、摩訶不思議な展開に会場はただただ驚くばかり。
中には珍しい炎を使ったマジックもあり、スリル満点でした。
休憩を挟んで、第二部のはじまりです。
まずは当イベントの実行委員長である白木大五郎さんからご挨拶がありました。津波バイオリンが出来るまでの経緯も、DVDでご紹介させていただきました。
いよいよエンターテイメントJAZZカルテット「クラウン・クラウン」の演奏です。
津波バイオリンを奏でるのは鎌倉で生まれ育った屈指のバイオリニスト皆川真里奈さん。真里奈さんは鎌倉市倫理法人会皆川美保子副会長の娘さんでもあります。
メンバーは、ピアノ・Taito Funamotoさん、サキソフォンJUnnnosuke・Fujitaさん、ドラム・Hiroshi Adachiさん。それぞれプロとして活動されています。
鎮魂の祈りを込めた「アメージング・グレイス」に始まり、地元鎌倉でもおなじみのサザン・オールスターズの「いとしのエリー」、ジャズの名曲「スペイン」、そして復興の歌「花は咲く」などが演奏され、会場は拍手喝采でたいへんな盛り上がり。
花束贈呈の後、アンコールで「情熱大陸」が奏でられると感動は最高潮に達しました。スタンディングオベーションをする人もいたほどです。
震災後、あの大津波にも負けずに生き残った奇跡の一本松を魂柱に持つ 通称『津波ヴァイオリン』に想いをこめて奏でる皆川真里奈さん |
終演の時を迎え、石渡会長が挨拶に立ちました。
お礼の言葉のあとで、なんと、マジックが始まりました。
膨らました風船を割ると、中から出てきたのはワインボトル。
ワインボトルを紙で包んで割ると、出てきたのは・・・・
「がんばれ!東日本」のメッセージでした!!
大喝采のうちに幕を閉じた第一回目の東北支援チャリティーコンサート。
このコンサートは今後10年間、毎年4月11日に開催されます。
復興は、これからが正念場。東北のことを忘れないで欲しい、という被災地の方々の言葉に応えて、決意を持って続けていく所存です。
ご来場くださいましたみなさまに、今一度感謝を捧げると共に、どうか今後もご協力、ご支援、よろしくお願い申し上げます!
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