9月10日(火)「地域一番店」のつくり方
本日は、9月から新たに逗子葉山倫理法人会の会長になられた渡辺順寛(のぶひろ)氏を講師にお迎えしました。氏は、コロワイド社社長として、居酒屋甘太郎(全国チェーン店)を一部上場企業にまで押し上げられた実績をお持ちで、現在は逗子市と金沢八景でイタリアンレストラン(イルノンノ)を経営されています。
日毎に日の出が遅く、日の入りが早くなり、朝夕がめっきり涼しく感じられる頃になりました。
早朝の薄暗さが明けると、さわやかなモーニングセミナーのひと時です
逗子葉山倫理法人会からは9人の会員をお迎えし、総計48人が渡辺会長の含蓄ある講話を伺いました。
会長挨拶にあたり、石渡好行会長から、「口先だけの倫理ではなく、常に実践を伴う倫理でなければ意味がない」とのお言葉があり、本当にその通りだと反省させられました。
会員スピーチでは、中山裕一さんご本人の波乱万丈の人生が、栞の第三条「運命は自ら招き、境遇は自ら造る」に沿った人生であったことを話されました。
どん底から這い上がるには、「こんなはずではなかった」との思いと、「できそうもないことにも果敢に挑戦することで初めて神様から合格点を貰えるのではないか、人生は何度でもリセットが可能で、神様が合格と認めてくだされば、運が運を呼ぶことに繋がる」と結ばれ、「本当にそうだ」と共感しました。
渡辺先生の講話:
鎌倉、逗子、葉山には、それぞれに特徴があり、地域一番店とするには、それぞれの地域の特徴、お客様の動向やレベル、好みなどを知る必要があります。
競争の厳しい地域で生き抜くには、顧客管理、メニュー開発も必要だが、自分に会いに来てくれるお客様を大切にし、そのチャンスを逃さないことが重要です。運命は自分が引き寄せるものです。
先生は、大卒後直ちにコロワイド社(居酒屋チェーン店“甘太郎”)に入社、それを僅か22年後に売り上げ千億円の一部上場企業にまで成長させました。
この間、一部上場を実現するには、①「一部上場させる」という強い意志(唱えるだけでは実現しない)、②その目的(従業員、家族、社会の幸せなど)を明確化、③間断なくやり抜く、これらを実行するには確固たる信念が必要です。
企業としては、価格P(Price)に対する商品価値Q×S×Cの比V(Value)を最大化できるかが勝負です。
なお、Q(Quality):品質、S(Service):サービス、(Cleanliness):清潔さ、であり、それらのいずれを重視するかを見極めることが重要とのことでした。
また、その企業が、世の中から嫌われものになっていないか、企業倫理にもとるものではないかも重要です。
これらのことを弁えた上で目標実現に向けて一生懸命に努力すれば、運命が味方し、必ずチャンスを与えてくれることでしょう。チャンスを与えてくれる仲間に心を開けば、協力者は必ず出てくるものです。
来週のモーニングセミナーは
9月3日(火)
講師は(一社)倫理研究所 参与 田形 健一様
「一十百千万の実践」
です。
当会は未会員の方でも参加できますので、
「倫理法人会ってどんなところだろう?」
という方も、どうぞお気軽にお越し下さい。
会場は、由比ガ浜公会堂 (鎌倉市由比ガ浜2-7-18)
午前6時30分~7時30分 (終了後に楽しい朝食会もあります!)
詳しくは
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