みなさん、いつもありがとうございます。
2010年10月5日のモーニングセミナーは
鎌倉ビール醸造株式会社 代表取締役 今村 仁(いまむら ひとし)氏
テーマ:『私と仕事について』について
会社を設立されてから之までの波乱万丈な道程をお話して頂きました。
1996年に私塾の勉強会で醸造の免許を取得することになりました。
予想以上に盛り上がり本格的に事業を進めることになりました。
これが現在の会社「鎌倉ビール醸造株式会社」へと成長するのでした。
しかし、これまでの道程は非常に厳しく困難の連続でした。
醸造機器を発注した海外メーカーは倒産し、現地工場で部品や人を掻き集めて急造製作した機器は正常に動作せず、動かない機器と数千万の借金だけが残りました。
どうにもならなくなりキリンビールに助けを求めました。
援助のもとで、機材を修理し、98年7月にどうにか初のビール「アルト」が完成し5000本のビールを出荷しました。
その時1億円が投資されていました。
ところが、このビールは不良品だったのです。製造工程に欠陥がありました。
その後6年間苦労の連続となります。
不良品を出荷したことにより大きな損害が発生し、赤字経営による借金の増大が続きました
資金繰りのために資産を投じてゆき、親類縁者からさらなる借金を重ね、仕事漬けの毎日で家族との関係が悪化、、苦労や困難の連続でした。
やっと業績が上向いてきたのがここ4年のことです。
現在では年間売上4億円となり、会社がグングン成長しています。
今までに乗り越えてきた苦労や困難が経験となり、会社を強く支えていると仰っていました。
「これまでの困難に対してどのように気持ちを保っていたのですか」とお伺いしてみました。
今村さんは「必ずどうにかなる、解決できる、と常に前向きに考えていた」と仰っていました。
経営者のみなさんに勇気を与えてくれるお話でした。
今村 仁さん、ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿